井内利彰

競馬に携わってます

ファインプレー

2009-01-31 | Weblog
「ここしかない」

そんなタイミングで仕掛けてハナ差競り勝ってくれたスペースフライト。
やっぱり1000万下では力が違ったんでしょう。

調子に乗って、

あしたの単勝
京都12◎ウィッシングデュー
京都ダート1800のスパルタトラック。
理想は逃げて競馬することでしょう。

残念な除外

2009-01-30 | Weblog
「2頭に入るとはなあ」

池江郎先生が愚痴をこぼすのはつばき賞で除外になってしまったアプレザンレーヴ。
実はこの馬が除外されたことで500万下の玉突き事故が発生しそうです。

というのも本来なら除外されたこともあるので来週の京都芝2400mへ向かうのが通常ですが、ここにはヤマニンウイスカーが予定。
それによってダノンファントムが予定していた2/15の東京芝1800mへの出走が濃厚となってきました。

「共同通信杯でも勝てると思うんやけど、ここで取りこぼしたらクラシックのローテーションが狂ってくるから確実に」

これによってダノンファントムは2/22のセントポーリア賞ということになりそうです。
もちろん金曜午前での話だけにオーナーと協議してどこを使うかは今後変わってくることになるでしょうが、除外によってこんなことが起こってしまうんですね。

あしたの単勝
京都12◎スペースフライト
一度叩いてこのメンバーなら先行する競馬で。

8:2でスプリング

2009-01-29 | Weblog
すでにアンライバルドの次走はスプリングSが有力という報道が出ていますが、友道先生に「やっぱり皐月賞と同じ条件の方がいいんですよね」と質問すると、

「弥生賞の方が皐月賞へのローテーションも楽だしね。だけどセイウンワンダーのこともあるし、ロジユニヴァースの牧場とアンライバルドの牧場が同じだから『できれば使い分けて欲しい』ってことがあって。だから今のところは8:2の8でスプリングS」

ということでした。
ただセイウンワンダーとロジユニヴァースが何らかの事情で回避するようなら弥生賞へということも考えられるでしょう。

続いて1600mでも結果が出なかったダノンフィーバー。

「デムーロは『ダート1400mだったらすぐ勝ちますよ』だって。追ってから伸びないもんね。ひとまず放牧に出して、帰ってきてからダート1800mあたりを使おうかな」

ということなのでクラシック路線は断念です。
先週はルナレーヴェが勝って波に乗る友道3歳ですが、ほんと残念です。

あと新馬ではデュオトーンの半弟になるテーオージュピターが1/30に入厩予定。

クラシックと言えば橋口先生が「ダービー2着馬」と評するのがテンペスタローザ。
まだ入厩して間もないんですが「雰囲気を持った馬だし血統背景がしっかり」と強気一辺倒。
こと新馬に関してはいつも控えめなコメントをするだけに、これからの調教が楽しみになる言葉でした。

ちなみにダービー馬はリーチザクラウンのようです。

最後に昨日続報したバンガロールですが、今日から坂路からDWといういつもの佐々晶流の調教に戻りました。
鉄を打ち替えて順調に調教ができているので、この様子なら予定通りいきそうです。

このまま順調なら

2009-01-28 | Weblog
先週帰厩したバンガロールの続報。
戻ってすぐは様子見ということで運動が続いていましたが、今週に入って坂路での調教を再開。今のところ問題ないという状況です。

これに伴って復帰戦も2/28のアーリントンCということになりました。
ただしこのレースは除外になる可能性もあるということで、その場合は同日の芝1400mを使うことになりそうです。

「今からちょうど1ヵ月。いきなりから走れる気性やし大丈夫やろう」とは佐々木先生。

不安箇所は脚元ですから、調教を進めてどうなっていくかは分かりませんが、現時点での馬体はやっぱりオープン馬。
太目が残っているという印象もないだけに、やり始めればすぐに仕上がるだろうなという印象です。
厩舎の一年はこの馬の活躍が大きく関係してくるだけに無事に進むことを願うばかり。

同じく厩舎を支える活躍をしてもらわないと困るのがアーネストリー。
今朝は佐藤哲ジョッキーが跨って単走。

「ちょっと太いからビシッとやってもらう」という先生でしたが、テンの入りが15.3→14.8と遅かっただけに全体は83.6秒。
しかしラストは12.0でしたし、しっかりした動き。
2400mという距離を想定すれば、このくらいのラップの踏み方がちょうどよかったかも知れません。

ゼロからの脱出

2009-01-24 | Weblog
スランプという言葉だけでは済まされなくなっている競馬予想TV!
だからといって気負ってしまってはいけないので普段通りに。
昨年的中したレースに出演させていただいたおかげで、成功例をもとに同じアプローチで問題なく予想することができました。

よってAJCCも平安も狙っているわけではありません。
もちろん狙い目も。
これで結果が出てくれれば、トントンと乗っていけそうな気もしてるんですが。

あしたの単勝
中京9◎ユキノハボタン
トラックでもスパルタ。
末脚が強烈です。

金曜も3歳馬次走報

2009-01-23 | Weblog
今朝はTV!で平安Sを予想するので、力を入れて安達調教師へ取材。
というよりも「調教少ないですよね」の攻撃でした。
先生はすごく控えめな方なので、こちらから「こうですよね」って話してしまうと「そうやねん」で会話が終了してしまいます。

だからそうならないように取材したつもりなんですが、結局すっきりした結論が出ないままに時間は過ぎてしまいました。
その結果はもちろん明日のTV!を見てもらえばわかります。
が、すっきりはしないかも。

さて今日も3歳馬情報。

期待を裏切ってしまったフォゲッタブル。
「まだ競馬だって分かってなかったみたい。今度は攻め馬でも攻めてやって気持ちを乗せていきたいね」と池江郎調教師。
次走は京都芝2200m。どんな走りをしてくれるんでしょうか。

ゴッドフェニックスはDWで軽い時計しか出していないんですが「あと2本くらい追い切ったら使えるんちゃうか」ということなので、2/8の京都芝1600mに使いそうな予感。

同じく新馬ではリアルプリンスがゲート試験に合格。
これも次の京都では使えそうです。

ダノンファントムは本日入厩しました。
「様子を見ながら」ということで来週の調教をやりながら今後の予定を立てることになりそうです。

あと西園厩舎のエーシンビートロンは「ウチパクが乗りたいんやって」ということで2/8の東京芝1600mへ美浦回り覚悟での出走予定です。

あしたの単勝
中京11◎キクカラヴリイ
今の中京芝がぴったりな坂路調教馬

久しぶりの友道先生

2009-01-22 | Weblog
ちょっとしたタイミングのズレでずっと話を聞けていなかった友道先生。
今朝はようやくタイミングが合って、3歳の話を聞くことができました。

なにから話しましょう?
まずは今年の友道牡馬3歳の3本の矢。

今週使うダノンフィーバーは「ジョッキーは距離は大丈夫って話してくれるんだけど、距離が長いとスピードの違いで前に行くから最後は一頭で集中して走れていない。1600mならそれなりに前に行く馬もいるだろうから、前に目標を置いてレースをしてもらうつもり」とのこと。

アンライバルドは「今週は最後もたつくような動きになったけど、先週が軽すぎたから今週は後ろから追走して長目から外を回ってと指示を出したから、動きよりも一杯にやれたことに満足してる。放牧から帰ってきて落ち着きがあるから、いいと思うよ。馬体は10キロは増えてると思うけど重くはない」ということ。

そして福寿草でまさかの敗戦を喫したプロスアンドコンズ。
「ジョッキーも考えがあっての乗り方だったみたいだけど、権利がないとクラシックには出走できないしね。スローを捕まえ切れずに力が足りないと言えばそれまでだけど、仕掛けもちょっとね。次は東京だし、ひとまずどんな騎乗をしてくれるか」ということでデムーロ騎手。
昨日の追い切りではCWで一番時計を出しましたが「そのあたりがジョッキーが前に行けない要因なのかも。でも引っ掛かってるんじゃなくてがむしゃらに走りすぎてるだけだから、先行しても問題ないと思う」ということですから、デムーロ騎手が新味を引き出してくれることに期待しましょう。

先週新馬2着アドマイヤメジャーは「思ったより走る」ということで2/14京都芝2200mを引き続きの岩田騎手。
「外枠が良かった」アドマイヤシャトルは2/1京都ダート1800mで引き続きのダート戦。

そして黄菊賞後にリフレッシュ放牧に出ていたフェストシュピールは2/1のつばき賞で復帰。
追い切りの動きが非常に目立っているだけに、緒戦から動いてくれそう。

来週はサクラメガワンダーの半弟にあたるサクラメガスターが入厩予定です。

帰ってきましたよ

2009-01-21 | Weblog
今朝は小倉大賞典やら京都牝馬、根岸など知り合い厩務員の馬が出走を予定している重賞が多くて、朝からしゃべる暇のないほど忙しい調教時間。
それに加えて、平安SとACJJの追い切りも確認したんですから、ちょっと頭の中を整理するのが大変です。

とまあ、書いてみてもやっぱり忙しいのが一番。
緊張感のある中で仕事できるのが幸せですね。

そんな忙しさに朗報はバンガロールの帰厩。
今日の午後には馬房に入るでしょう。

しかし状態に関してはやっぱり芳しくないようで、復帰戦については「じっくりやってみてから」と先生。
明日は自分でもきっちり確認してみようと思いますが、競馬までは2ヵ月以上かかるんじゃないかな?という印象です。
大目標がNHKマイルというのは変わりありませんから、先生と立山厩務員をはじめとした皆様に頑張っていただきましょう。

ちなみに今朝の馬場はCWがハロー前まで少々重くて、ハロー後は時計の出る馬場。
坂路は相変わらずの重い状態。DWも6Fで1.5秒くらい掛かる馬場でしょうか。
平安Sのワンダースピードなんて重い馬場に脚をとられてえらい動きでした。

意気消沈

2009-01-17 | Weblog
複勝圏は間違いないと思ったカノヤトップレディ。
ブリンカーが効きすぎて前に行ったら末脚がなくなるのでは?という一抹の不安が的中しちゃった感じです。

あしたの単勝
中山1◎ピサノティファニー
森厩舎の中山ダート1200mは狙いつづけるべき。
前走は手前を替えていなかったので右回りもプラス。

金曜取材

2009-01-16 | Weblog
昨日は2歳情報がなかったので、本日はそれを中心に。

まずは新馬戦で圧倒的支持を受けて快勝したケイアイテンジン。
少し間隔があきましたが、今週はCWで福永騎手を乗せて6F82.2秒。
「球節を痛めたから無理をしなかったけど、その後は順調に来た」と白井調教師。
予定では2/1の東京ダート1400mに出走。

ちなみに同日に行われる根岸Sには岩田騎手でフェラーリピサも予定されています。

今週はフォゲッタブルがデビューする池江郎厩舎ですが、今後が気になるのはゴッドフェニックス。
すでに入厩しましたが、使うレースについてまだ思案が続きそうな感じ。
「ほんとは京都の3週目あたりに使いたいけど1600がないよなあ。2/22には確実に使える状態になると思うけど、これだと次を使うのに苦労するし。ほんとは2/8の1600が一番いいんだけど」ということだけに調教を進めて無理がないと判断されれば、2/8がデビューの最有力ではないかと思います。

ダノンファントムについては「来週の検疫を申し込んだので当たれば」ということなので、来週の入厩がないとしても抽選が外れただけということでしょうね。

シンザン記念を使ったキングストリートは続けて使ったのでひと息入れて、ヤマニンウイスカーは2/7の京都芝2400mを藤岡佑騎手、アプレザンレーヴは「若駒Sを考えたんだけど、社台関係の馬がかちあうということでつばき賞」だそうです。