井内利彰

競馬に携わってます

明日の単勝

2007-11-30 | Weblog
今日は明日の単勝だけ。

中京11◎パパラチア
連闘馬が走り中京。そして条件実績が抜群

阪神12◎ファインスティール
前走の負けすぎが気になるものの、連対実績のある馬ナリ追いになってラップの踏み方が当時にそっくり。

鳴尾記念

2007-11-29 | Weblog
来週の重賞の話になってしまいますが、ここに出走するフィールドベアー。
その具合が最高に良いです。

今朝はCWを2周してからの追い切りだったんですが、その動きが抜群。
そのラップは、
16.3-15.0-14.4-14.0-25.5-11.7
7Fから時計になっていたことになりますが、とにかくスムーズな加速が印象的でした。
担当している原園厩務員も「そんなに時計出とった?」とびっくりした様子でしたが、あまり時計が出ていないように見えて出てるんです。

こんな時は体調が良い証拠。ましてラップの踏み方が最高です。
更に4回阪神の芝1800mの傾向はトラック調教馬も不利ではありません。
今週末にどんな調教タイプが好走するか?
それ次第では文句なしに◎を打つでしょう。

阪神JF

2007-11-28 | Weblog
今年の阪神JFについて、連載を持たせていただいている
競馬総合チャンネル
で展望を書かせていただきました。

前半でレース全体の展望をして、後半に気になる馬についてコメント。
今週は5頭でしたが、アロマキャンドルとエフティマイアについて歯切れのよいこと。
「それが阪神芝1600なんだ!」
的な口調で断定しました。

そしてこれを読んでいると、それを試したくなるのが1日目に行われるゴールデンホイップT。
抽選レースだけに狙い馬が漏れることを一番恐れていましたが、目の上のたんこぶ的だったマイネルポライト外れてラッキー。
こうなれば徹底的に攻めます。

ただそう思っているところにトウカイルナの担当厩務員さんから電話。
今朝、時計をとってその動きも確認しているんですが、とにかく具合が良いことを話してくれました。
「頭数は多かったけど、なんとなく入りそうな気はしとったんや。こんな時はええもんやぞ」
そんな冒頭から、アレコレ語っていただいたんですから、調教適性がなくたって△のひとつやふたつは打っておかないといけませんね。

てか印ふたつも打っても意味あらへんやん。

あほや

2007-11-27 | Weblog
関西弁で「なにしとんねん!」「まぬけなやつ」
みたいな感じですね。

まさに『あほや』のひと言で終わったのがアンドロメダS。

先週のトレセンでのこと。
ある持ち乗りの方に「マイルCSにサクラメガワンダーが出たら◎にするってゆうてたくらいやから、今週のメンバーやったら負けへんねやろ」
と言われて、
「別にあの馬が強いから◎にするって言ってたわけじゃないんですよ。あの馬は坂路で本数多く乗るから、それが京都芝1600に合うだけやったんです。今週の京都芝2000は内回りなんで適性のベクトルは逆なんですよ」
と言うと、ふんふんと感心しきり。
「ほんならどの馬が勝つん?」
と聞かれて、
「トラックやったらアサカちゃいますか?それかトウカイの2頭」

こんなやりとりをしておきながらコラム推奨できなかったのは2つの原因がありました。
まずひとつめはアサカディフィートの追い切り。Bコースだったんですが、なんとも頼りない動きで疑問符が出てしまいました。
そしてふたつめは7日目の友道厩舎ソウルオブジャパンの京都芝2000の快勝。

「もしかしたら馬場も変わってきてんのかも」

あとは少頭数でもあったので推奨をやめたわけです。

そしたら単勝が3330円、トウカイとの馬連は11740円。
これって数日前までやったら簡単に的中ですやん。

ほんま『あほや』

府中出撃

2007-11-25 | Weblog
今日はJCのために東京競馬場まで遠征に行ってきました。
当初はインティライミの勝つところを見るために、と思っていましたが、最終的にはヴィクトリーの勝つところを見に行ったことになるでしょうか。

下見所で見た雰囲気は完全にヴィクトリー。気の悪そうなところを見せるものの、これくらい元気じゃないと駄目なはず。
ウオッカも秋華賞とは違って、ダービーの時のようにすごく大きく見せてくれました。
インティライミは前を歩く2頭の外国馬がチャカチャカするのにも動じずに自分のペースでしっかり歩けています。

断然の1番人気メイショウサムソンはいつもながらそれほど良く見えません。
それならフサイチパンドラ。決して中1週には見えずトモには銭型。コラムでなぜ印を打たなかったんだろうと後悔したくらいでした。

しかし、いざレースが始まるとチョウサンが逃げる意外な展開。
結果的には前に行った馬が33秒台の脚を使って勝負を決する形となりました。
競馬総合チャンネルでは「内枠の坂路調教馬がチョイ差し」という見出しをつけたんですが、結果的には「内枠のトラック調教馬がチョイ差し」でした。
とはいえアドマイヤムーンがチョイ差しをやってくるなんて思ってもいませんでしたが。

アドマイヤムーンはこの中間、DWを中心に追い切られていましたが、終い3Fの時計が40秒を切ることがなく、その内容に不満を持っていました。
それでもあの勝ち方をされるわけですから、やはりまだまだ勉強が足りません。

レースが終わり、ヴィクトリー中心の馬券が紙くずとなってしょぼくれて11Rのパドックを見ていると、白井先生が声を掛けてくださりました。
先生も帰るということで東京駅までご一緒させていただくことに。
なにからなにまでお世話になって新幹線に乗って帰栗することになりました。

「やっぱり2400mという距離を考えたら、もうちょっと絞らなあかんかったな。1F、2200のところまでは辛抱できたんやけど。まあ、しゃあないわ」と先生はサバサバ。
僕自身、去年は◎にしたパンドラでしたが、今年は馬ナリ中心の乗込仕上げだったので結局ノーマークにしました。やはり白井流に目一杯に追われてこそなのでしょう。

そして先生には車中、ためになるお話をたくさん聞かせていただきました。
またこれを予想の思考回路に組み入れて、より一層精進したいと思います。
そういった意味では有意義な東京出張でした。

やられました

2007-11-24 | Weblog
ヴァーミリアンってあんなに強かったんですね。
サンライズバッカスはロスもなく乗って着差のある3着。
フリオーソの惨敗はエイシンロンバートの暴走に巻き込まれたので度外視すると、前走のJBCの結果がそのままだったということでしょうか。

明日も「やられた」という結果にならなければいいんですが。

明日の単勝

東京11 ノープロブレム
同厩ミルクトーレルが土曜の最終を勝ちました。

東京8 ミスターモナルコス
前走は実績ない馬ナリ追い。今回は実績ある一杯追いで。

京阪杯

2007-11-22 | Weblog
JCよりもJCDよりも楽しみなのがこのレース。
なんといっても人気馬はみんな坂路調教馬。
しかししかし、京都芝1200はトラック調教馬ですよ。
それに該当する馬が少ないこと。
これで上位を独占してくれれば、文句なしなんですけどね。
ただし京洛Sのように馬ナリ平均坂路が突っ込んでくることはあるので、その馬だけには△を打ちました。

話し変わって今週の橋口厩舎。
馬券になりそうな馬だけ取り上げておきましょう。

納屋橋Sのクリノワールド、好走確率70%。
「馬場がいいし時計勝負はもってこい」
間隔を詰めて使っていた頃は疲れがありました。
今回は坂路でゆったり乗って本数強化。
馬券には絡んでくれるはずです。

素晴らしい動き

2007-11-21 | Weblog
まずはポップロックとデルタブルースの併せ馬。
時計をとることはできなかったんですが、外のポップが直線でデルタを交わしにかかると機敏に反応して差し返す動き。
以前ならポップが楽に先着する流れでしたが、そうさせなかったのはデルタの調子が上向いているからでしょう。
坂路で猛時計を出したウオッカよりもこの2頭に非常に興味があるのは言うまでもありません。

その後に登場はメイショウサムソン。
武豊騎手を背に前に条件馬を置いての併せ馬。
以前なら引っ掛かる仕草も見られましたが、この秋は全くその様子がありません。
今は「緩急」が実にしっかりしている印象。
ラスト1Fは確実に体が沈んでいました。ひと叩きで絶好調の印象です。

その後にドリームパスポート、アドマイヤムーンを発見するも全体の追い切りの動きを見ることはできませんでした。

そしてインティライミはDWで堀助手が騎乗。
やはり先週に比べてテンの入りは実にゆったり。
じわりじわりとラップを上げて、ラストは12秒3の鋭い伸び。
こちらも追い出すと重心が低くなり、絶好調のサインです。

フサイチパンドラは中1週でも意欲的な調教。
単走でしたが7Fから時計になっており充実しています。

ヴィクトリーは坂路でしたが音無調教師から◎が出る動き。
ローゼンクロイツは明日追い切りですが、きっと橋口調教師からは強気コメントでしょう。

というわけで栗東からの出走馬はほとんど絶好調。
はっきり言って困りました。

無念でしょう

2007-11-20 | Weblog
ディラントーマスのJC出走取り止め。
詳しいことはJRAHPを参照にしてください。
陣営はさぞ無念なことでしょうね。

逆にインティライミは宝塚記念後、非常に競馬の流れが順調。
本来使う予定だった小倉日経OPを使えなかったんですが、結果的にはあそこを使わなかったことで叩き3走目というベストの状態でJCを迎えることができました。
またあのレースを目標にせずに新潟記念あたりを目標に入厩していればインフル検疫問題で帰ってこれなかったでしょう。
インフルに助けられ、インフルに邪魔されず、そしてインフルが強敵を阻んでくれました。

今の流れを味方につけているインティライミならひょっとしたらひょっとするかも知れません。

あっちゃっちゃ

2007-11-19 | Weblog
◎トウショウカレッジは狙いすぎた感もあったんですが、それ以上に道中引っ掛かるような仕草で終わってしまいました。
なにより馬体が増えすぎ。見た目にも太いと思いましたし、標準の調教ではあのようになってしまうのかも知れません。

マイルCSを筆頭に冴えない先週末でしたが、収穫がひとつ。
それはここ最近ずっと気にしていた休養明けの取捨です。
これを簡単に行う方法はないものか強さを見たり、本数を見たりしていました。

もちろんこれには距離やクラスが大きく関係してきて、それによって本数や強さのボーダーラインが変わります。
この見極めも重要なんですが、もっともっと簡単に見れる方法はないのかなって。

そこで完璧とは言えませんが、その取捨をある程度の目安にできるのが併せ馬でした。
2ヶ月以上の休養明けの馬がレース週に併せ馬を行っている場合に遅れていて馬券に絡む確率は先週であればニュービギニングの3着が最高でした。
あとは人気馬でももちろん沈没。

これはある程度データが揃えば、どこかでコラムとして発表したいと思います。