井内利彰

競馬に携わってます

ごちそうさまでした

2010-01-29 | Weblog
昨日はブログにも書いていた勝ち祝&「ぶり」パーティー。
画像はぶりしゃぶ用のお皿ですが、もちろんお刺身もありましたし、ぶり大根も。

そしてかわはぎもあって、こちらも刺身&鍋。
極めつけの肝はすごくおいしかったです。

ビールの後には焼酎も用意されていて、至れり尽くせりとはこのこと。
今井さん、本当にご馳走様でした。

今朝、お礼を伝えたら「また来年もやりましょう」と誘っていただき感謝です。
これからは土屋さんの馬だけじゃなくて今井さんの馬もちゃんと時計とりますからね(笑)

木曜夜に英気を養って、今朝は取材攻勢。
特に東京大遠征の白井調教師にはきっちりと聞きました。

はっきり言って、障害以外はすべて注意した方がいいでしょうね。
ただスクーデリアピサはあまりトーンは高くありませんでした。

続いて松永幹夫調教師にはセレスハントのことを聞いた後に、POG的にも注目されているフィールドペガサスについて。

「外傷性の蟻洞があって、今は牧場でマシンだけの状態。もう少しで完治するのでそうなればグリーンウッドに移してピッチ上げます。帰ってくるのは暖かくなってきてからかな。素質があるのは間違いないのでゆっくりいきたいと思っています」とのこと。

そして音無調教師には京都牝馬Sの2頭を聞きながら、先週の新馬を圧勝したサンライズプリンスについて。

「次は中京(ビオラ賞)に使うつもり。今朝でも坂路で乗って併せ馬ができるくらい落ち着きがある。ダービーには向いているだろうね。でも皐月賞もまだ間に合うし、状況を見ながら使っていくよ」ということですが、その口ぶりは明らかにミッキードリームやインペリアルマーチより上。

どうやら音無厩舎のクラシック主役はこの馬になりそうです。

今週も友道厩舎

2010-01-28 | Weblog
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今朝は先週のレオプライムがあまりに鮮やかな勝ち方をした友道厩舎へ。

未勝利を勝った時は追い切りで全く動かなかった馬ですが、ここ最近は連勝。

「上(スペシャルブレード)と違って落ち着きがあるのがいいよね。前回は内枠だったから馬込みに対応できるか心配だったけど、道中は折り合いがついたし、あの走りができたら距離が延びても対応できそうだね」と友道調教師。

次走はもちろんファルコンSですが、結果とともに、距離への魅力を感じさせる走りをしてくれることを期待します。

そして今週は新馬が3頭併せでCW追いを行いましたが、どれも上々の動き。

四位騎手が跨ったグリッターウイングは師も期待を寄せる一頭ですが「素質はありそうだけど、まだ少し重いね」と辛口なジョッキージャッジだったようです。

とはいえレースは来週ですし、更なる良化も期待できるはずです。

今週ゲート試験を受ける予定だったサクラメガプリティ、フーカットチーズ、プレジャーマジンですが、今朝の天気が雨だったこともあり、来週の水曜に試験延期となりました。

今日はS厩舎のI助手に勝ち祝い「ぶり」パーティーにお呼ばれしたので、今のうちに明日の取材資料をまとめて出る準備をしとります。

石川から直送の代物だそうですから、本当に楽しみです。

遅くなったお詫び

2010-01-27 | Weblog
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先週の競馬予想TV!。
AJCCは本当に自信があったので、いつになく勝負してしまいました。

個人的には負けたらしゃあないくらいに思っていましたが、実際にTV!を見て馬券を購入された方には申し訳なく思い、お詫びしたいと思った次第です。

そういえば西浦厩舎のS助手に「最近、相手に薄めを入れるの流行ってるの?」と聞かれたんですが、そんなことはありません。

ベルモントルパンを入れた理由はマトリックスが合っていたからですよ。
ただ平安のユウキタイティはスケベ心が出たんですけどね。

今週はAJCCとは違って難しい2レース。
今週出演すると、少し間隔があくので、忘れられないように結果を残しておきたいところです。

久々に友道厩舎

2010-01-22 | Weblog
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「今は3歳新馬ばっかりだよ」

友道調教師に新馬の状況を教えてくださいって聞いたら、こんな答えが返ってきました。

確かに今週デビューするデルマプロティアを含めて8頭ですから、この時期にしては多いですよね。

そんな中でも注目はサクラメガワンダーの全妹のサクラメガプリティでしょうね。

「走るフォーム、歩く雰囲気なんかはメガワンダーそっくり。でも牝馬ってこともあって420キロくらいしかないから、そのあたりがどうかな」

とは師。軽く追い切ってはいますが、坂路だけでまだトラックには出ていません。

「来週くらいにフーカットチーズ、プレジャーマジンと一緒にゲート試験を受けれると思うよ」ということでしたが、デビューは早くても阪神開催の前半になりそうですね。

聞いてきました

2010-01-21 | Weblog
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リーチザクラウンのフェブラリーS参戦について。

昨日書いたように、一番知りたいのはいつ使うことが決定したのか。

どうやら僕が先生に話した時は全くその気はなかったんですが、別サイドからは「フェブラリーSを使ってみても」という話がなかったわけではないようです。

牧場でもそのつもりで調整を進めていたようで、だからこそ今週の帰厩も可能だったのでしょう。

また先生がその話を聞いた時に僕が伝えたことも思い出したみたいで「なら使ってみよう」となってオーナーに伝えたそうです。

よって番組スタッフの思いはいろんな状況と一致して伝わったということです。
先生も「もちろんあの話も気になっていたよ。そう伝えておいて」とのこと。

良かったですね、Tさん。
乗り役はユタカさんですし、絶対に応援しないといけませんよ。

そしてPOG2009-2010で人気になったけど、まだ勝てていない「アノ馬」たちについても触れておきましょう。

まずは函館に入厩してデビュー手前で戦線離脱したフィールドシャイン。

西園調教師によると、すでに牧場での乗り込みを開始しているようですが、じっくり調整を進めて夏の函館あたりでの入厩が予定されています。

そして橋口調教師が「グッドルッキングホース」と褒めながらも新馬惨敗、未勝利除外と散々な成績のツルマルスピリット。

こちらは昨年末に帰厩しており、すでに調教は最終段階。先生いわく「変身した」とのことで攻め馬の動きが変わってきました。

1.30の中京芝1800mを上村騎手で予定。ここでどんな変身ぶりを見せてくれるか楽しみです。

おっと、最後に昨日書き忘れた今週の必勝未勝利。

マイネルトレースは京都回りになったため、忘れていただきたいんですが、その代わりに京都7日目5Rのディオメデスは忘れないでください。

先週のポリトラックは目一杯に追われて速い時計でしたが、今週はそこまで追われなくて速い時計。一週で随分と良化を感じさせてくれます。

先週の時点で十分勝てると思っていたのですが、今週の動きならまず万全でしょう。

今週一番驚いたこと

2010-01-20 | Weblog
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それはすでに報道にあるように、リーチザクラウンがフェブラリーSに向かうという予定です。

実は競馬予想TV!の昨年の忘年会である人から「リーチザクラウンをフェブラリーSに使うように先生に言ってもらえません?」という話題があり、その詳細を今年の最初に先生に伝えたんですよね。

そしたら先生もまんざらではない顔で血統表を見ながら話をしていました。
でもその時は「じゃあ放牧に出すんじゃなかったなあ」なんて終わり方だったので、やっぱり冗談なんだと思っていたわけです。

ところがどっこいの今回の出走話。
もしかしたらすでに使うことは昨年から決まっていた?

そのあたりを明日にでも聞いてみたいと思います。

今朝の追い切りから期待の3歳未勝利を2頭紹介しましょう。

やっぱりポリトラックでの動きが目立つエルキャンディー。
左回りなら絶対に変身すると久保厩務員も燃えるマイネルトレース。

簡単に3歳馬情報

2010-01-15 | Weblog
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まずはシンザン記念で残念な結果になったピサノユリシーズ。

安田調教師は「馬込が苦手な馬で出遅れたら無理しないで脚をためた方がいいみたいですね。今週放牧に出たので次は阪神のアルメリア賞(3.7)あたりを目標にします」とのこと。

福寿草で個人的には予想通りの結果になったドレスアフェアー。

「豊も『引っ掛ってしまいました』って言ってたけど、ああなったらしゃあないね。中1週で使ったことも影響したのかな?もう山元に放牧に出た」と橋口調教師で2月中旬に帰厩する予定だそうです。

先行脚質が一転して差しになって効を奏したサウンドバリアー。

「これまで先行して勝ち切れない競馬が続いたんで、小牧さんには『中団くらいから』とお願いしたんですよ。そしたら思っていた以上に後ろで(笑)。それが結果的には良かったのかな。」と安達調教師。

このまま厩舎で調整してエルフィンSに参戦予定。
「上でも面白いと思うよ」とは普段が弱気な安達調教師ですから、この言葉は聞き逃せません。

憶測が飛び交う前に

2010-01-14 | Weblog
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今週の京成杯に登録のあったダノンスパシーバですが、重賞へは登録のみで、同日に京都で行われる500万下の芝1600mへ出走予定でした。

しかしオーナーの意向もあり、来週の若駒Sへ出走する予定に変更となりました。

今朝、追い切りを行っていないため「故障して回避したんじゃないの?」とスバシーバファンが気を揉む前にお知らせしておこうと思ったわけです。

「なぜ?」と思われる方もたくさんいらっしゃるでしょうが、こればかりは仕方ありません。

話を変えて、先週、赤池助手が「かかってこい」と超強気発言していたタバルナですが、キッチリ勝って、赤池助手とガッチリ握手。

「いやぁ~良かった」と赤池さんもほっとした様子でしたが、馬は一旦放牧。次走については先生に聞くのを忘れたので、また報告します。

落花生

2010-01-07 | Weblog
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今朝は新馬戦で33.5秒の末脚を繰り出して2着したタバルナが追い切り。
マイネルラディウスが追いかける形でしたが、直線入口でラディウスが追いついてもタバルナの手綱は動きません。
一杯に追われるラディウスに対して、タバルナはほぼ馬なりでゴール。

6F80.9秒はポリトラックということを考えれば決して速くありませんが、力強く掻き込むフットワークなどを見ていると、明らかに新馬時よりも動きが良化しています。

担当する赤池助手へこのブログ用にひとことコメントを求めると「かかってこい」というくらいですから、相当自信があるのでしょう。
この後は結果に関わらず放牧の予定ですが、ぜひともひとつ勝って放牧へ行ってほしいものです。

そしてこれから先はたまにはこんなくだらないことも書くんだな、そんな気持ちで読んでいただければ。

佐々木厩舎の引き出しに双眼鏡を置かせてもらっているため、仕事始めと仕事終わりには必ず大仲(休憩室みたいな場所)に立ち寄ります。

そこに厩舎ジャンバーを着たゴルゴを発見(というよりも普段のN助手です)。
左手に落花生を入った袋を持ちながら「これ見てくださいよ~」とニヤついています。

よく見るとそこには「千葉半立ち」の文字。
これを見せて、さらにニヤニヤして「半立ちですよ、半立ち。しかも新豆ですよ~」と言いながらさらにいやらしい顔をしています。

「食べてください」とすすめていただいたので、食べようとすると「皮は向く派ですか、そのまま派?」とまたニヤニヤ。

これは単なるジョークなのか、それとも精神的なストレスが溜まった信号が発信されているのか?
少し悩みましたが、N助手の向かいには同僚が座っていたので、何事もなかったようにその場を立ち去ることにしました。

しかし半立ちという言葉をここで正しく記しておかないと、僕がただの変態になりかねないので、ネットで調べたことを書いておきます。

どうやら落花生の品種のようですね。お米で言うコシヒカリ、みたいなものなのでしょうか。

味は本当においしかったので、ここまで書いたところですごくおいしい落花生の表現として「半立ち」「新豆」を使ったのかも知れません。
変な想像をしてしまったのは僕自身だったのかも…、と妙に恥ずかしくなってきました。

あらためて実感

2010-01-06 | Weblog
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5日の競馬が終了した時点で「競馬直後の追い切りラッシュは辛いかも」なんて思っていましたが、実際にいつもの場所で双眼鏡を構えるとそんなことは関係なし。
やっぱり追い切り見て、いろんな人と話すことが仕事であり、楽しみでもあるということを深く感じました。

こんな仕事をさせていただいて本当に光栄だと年明け早々に実感しましたね。

あとはその仕事の成果を馬券の結果として出すだけなんですが、今朝の追い切りで気になったのは未勝利のエルキャンディー。

6Fで83秒後半が平均の馬場で大外を回って、持ったままで82.1秒。手応えに余裕がありすぎて、思わず担当している人に「こんなに動く馬でしたっけ?」と聞いてしまいました。

「いつも追い切りは動くんですよね」って言ってましたが、それにしても今朝の馬場であれだけ動けたなら結果が出ても不思議ないはず。

想定では芝1600mになっていますが、新馬戦で結果が出たダート短距離なら十分馬券検討の最有力候補ですね。

あとはポリのプランテーション。こっちは崎山厩舎の月野木助手の担当馬ですが、普段から強気ではないこの人が「いつかは勝ち上がってくれると思う」と期待を寄せている馬。

6F79.7秒は大して速い時計ではありませんが、仕掛けてからの反応が良かっただけに、これも馬券候補の一頭でしょう。

こんな風に追い切りを見て、自分で時計をとって、過去のデータと照らし合わせて、なんて作業をやっていると、すぐに週末ですが、やっぱりこのサイクルがやめられません。