井内利彰

競馬に携わってます

まずは成功

2009-02-28 | Weblog
今日から始めたコロガシ。
昨日書いたタガノガブリエルやナリタコンコルドは見送って(もちろん普通に馬券は買って…撃沈でした)、WEB競馬王で◎を打った、

小倉シャローム
阪神ダブルウェッジ
中山ガブリン

のメイン3レースから選択することに。
この中で最も枠順が良かったのは内残り馬場の阪神でダブルウェッジ。
この日の馬場を考えれば、一番無難なのはこの馬だという結論になりました。

そして3着までには来ないと思える人気馬が多くいましたし、なによりnetkeibaの調教Gメン研究所で書いたようにダブルウェッジはアーリントンCで最も好走確率が高い標準多め併用だったことが最大の理由です。

これに前走東京輸送でも絞れなかった馬体が金曜追いの効果で絞れたことで複勝圏への自信は確信に変わりました。
早川厩務員に頼まれて取材に行くのを止めて時計をとって大正解。
ありがとうございました、そしておめでごうとざいました。

まあ結果的にはどの馬を選択しても1着でしたが、いろんな材料を判断しながらコロがすという久々の実戦馬券としては上々のスタートを切れました。

今日のコロガシで3000×3.0=9000円。
これで16000円です。

さて明日ですが、9000円行くべきなのか、元金を抜いて6000円投入にして失敗しても再スタートの形にすべきなのか。
非常に悩んでいます。

まあ5月までは試運転。
そんな気持ちでいろいろ試行錯誤してみようと思います。

追い切りの反動

2009-02-27 | Weblog
水曜に「追い切りの反動」ということで題材にしていたのがフィッツロイ。
ところがそんな心配は全くの杞憂でした。

というのも今日の調教が坂路からDW1周という金曜の佐々木厩舎としては最も運動量の豊富なパターン。
要するに疲れなんて微塵もないということでしょう。
気性的な問題はまだ解消されたとは言い切れませんが、前走のような渋太い走りができれば、1000万でも全く問題ないのでは。

今日は池江パパ厩舎の3歳情報を少し。

1800から1600の連闘でも結果が出なかったゴッドフェニックス。
「連闘がこたえたかな。放牧に出してリフレッシュするわ」
ということでひとまず春のクラシック戦線には乗れませんでした。

現在グリーンウッドに放牧中のランズエッジ。
「体が細くなったので放牧に出したけど乗りながら体も戻せたので」
ということで近日中に帰厩予定。

最後に馬券。
明日からコロガシを復活させてみようかと思っています。

ひとまずは無期限で10000→80000というお題。
手段は10000を3分割して、最悪3連敗で終了というやり方にします。

明日の候補馬はWEB競馬王の◎馬と平場ではタガノガブリエルかナリタコンコルドあたりを考えています。

弱気になってきたぁ

2009-02-26 | Weblog
タイトルの嘆きは友道調教師。
その対象は今朝CWで追い切ったプロスアンドコンズです。

「動きは悪くないよね。来週の阪神芝1800mに武豊騎手で使います。何も言うつもりはないからハナに行く競馬になるかも」

ということでトーンは前走後から変わらず低いまま。
やっぱり気難しい馬なんでしょうか。
ちなみに鞍上はオーナーの意向があったようで、せめてオープンになって、という感じなんでしょう。

休養していたダノンフィーバーは本日帰厩。
「3週目か4週目の阪神ダート1400mに。勝ってくれると思うんだけど」
こちらも同じくトーンは低いですね。

ということで、友道厩舎三本の矢ものび太ことアンライバルドのスプリングSに期待するしかないかも。

新馬のサクラメガスター、テーオージュピターですが、まだゲート試験を受けられる状況ではないようで、今開催中のデビューはほぼ不可能になりました。

またアドマイヤヘッドの全弟になるアドマイヤカツは近々抹消の予定だそうです。

最後になりましたが、極悪だった昨日の栗東の馬場ですが、天気が良かった本日も重たいまま。
昨日より1~1.5秒(5F換算)程度は良化していますが、それでも重たくて時計は出ていません。
あえてマシだったのはCWのハロー明けかなという感じです。

超重たい馬場

2009-02-25 | Weblog
月曜から降り続く雨でとんでもなく重たい馬場になったのが栗東。
朝一番に追い切られている馬は見た目よりも1F1秒は遅いラップを刻みます。
つまりテンの入りが15秒くらいかなって思ったら、16秒くらいということです。

こんな時はラストが通常より速いものですが、ゴール板に近づいても結局1F1秒遅いペースのまま入線します。
というわけで6Fだと通常よりも6秒は重たい馬場という換算になりました。

これはどのウッドチップ馬場にも共通しているので、坂路も4Fで3~4秒は重たい馬場ですね。
ローレルゲレイロで54秒ですから、だいたいそんなもんでしょう。

そしてこんな馬場の時に「6F85秒は速い」なんて飛びつくのは超危険。
ここまで負荷の掛かる馬場だと85秒で走った馬はゴール前でヘバるくらいに走っています。
結局、その疲労が競馬になって抜けないと調教の意味をなさないわけです。

よって佐々木厩舎のアーネストリー、バンガロールは「6F90秒」という指示での追い切り。
どちらもほぼ設定通りの時計で動くことができました。
今週ばかりは「時計が遅いから」なんて取捨をやってしまうと痛い目にあいそうですね。

最後に本日の追い切りで疲労した馬を見分ける方法のひとつ。

①各調教コースでの追い切り時計が上位
②その追い切り強さは「一杯」
③いつもなら追い日の翌々日に坂路で18-18の時計を出すのに、今回に限って出していない。
④前々走で極端に増えたわけではないのに、今回のレース当日の馬体重がマイナス。

この流れになると追い切りの反動が心配です。

たとえば前記の佐々木厩舎で言えばフィッツロイ。
この馬は一番に追い切りをしたので前記のような目標設定ではありませんでした。
よって追い切りは目一杯に追われています。

いつもなら金曜に坂路は1本上がるはずですが、万が一、これがないようだとなにかあると疑ってくださってよいでしょう。
ちなみにこの馬に関しては反動があったかどうかをここで記すつもりです。

あとちょっと

2009-02-21 | Weblog
クイーンCの◎アンジュアイル。
これ以上ない騎乗を見せてくれた吉田豊騎手でしたが、最後は長い直線に馬が戸惑ったような手前の替え方でもうひと伸び足りずの5着。
33秒台の上がりを使ってるんですから、あれ以上伸びろという方が酷ですよね。
よく頑張ってくれました。

さて予想TV!は皆さんがミスターゼロを気遣ってくれてのコメント。
ただ新旧交代か否かのバトルはなかなか伯仲しましたね。
私は「新」派だっただけに、水上さんの主張がとても心強く感じられました。

明日は東京競馬場。
白井調教師には「検量室前で待っておきます」と約束をしていますから、あとはフェラーリピサが無事に走ってくれることを願っておきます。

あしたの単勝
小倉11◎エーティーボス
今日のエーティーホーオーはほんま惜しかった。
同じ一杯平均併用なら期待して当然です。

フェブラリーに全力投球

2009-02-20 | Weblog
水曜夕方はボーリングに全力投球でしたが、今日金曜はフェブラリーSの取材に全力投球しました。

安達調教師にエスポワールシチー、バンブーエール。
白井調教師にフェラーリピサ。
音無調教師にサンライズバッカス。

どの馬も◎をつけるには十分な実績や勢いがあるだけに、取材をすればするほど迷ったというのが正直な感想です。

そんな中でもこれまでの調教の過程やデータ、追い切りの動き、その後の馬体の様子などを主軸にして本命を決めました。

今週火曜には「ミスターゼロ脱却」の激励会を開催してもらいましたし、あとは結果を待つのみですね。

あしたの単勝
東京12◎メイショウヨシヒサ
28日で定年解散の武邦彦厩舎に武豊騎手。
調教本数も前走より強化で仕方ないでしょう。

今年の安田記念候補

2009-02-19 | Weblog
思えば昨年のマイルCS。
この馬を本命にしたいと思ったのがヒカルオオゾラ。
エプソムC2着後に放牧に出てマイルCSを目標にしていたんですが、結局栗東へ帰ってくることはできませんでした。

そんなG1で通用すると思っていた馬が戻ってきて2009年の初時計。
CWでスペラーレと併せたんですが、追走して直線では内へ。
手綱をしごく相手にほぼ馬なりで軽く仕掛けただけでラスト1Fは11.6。
全体の時計が82.7はそこまで速くありませんが、やっぱり走るやん!!の印象でした。

復帰戦は武庫川Sなんですが、1600万下は反則でしょう。
ジョッキーは武豊騎手ですから、とにかくここを勝って次走は重賞を使ってもらいましょう。

あとは本日取材の3歳馬情報。

逃げて5着で1番人気を裏切ったアドマイヤメジャー。
「馬場の悪い内を通ったし、距離が長いね」
ということで次走は3/14の阪神芝1600m。
ジョッキーできれば岩田騎手とのこと。

サクラメガスターとテーオージュピターなんですが、ゲート練習には行くものの、出が遅いということでまだ試験を受けられる状態ではありません。
予定では1回阪神ということでしたが、どうやら間に合わず未勝利戦に使うことになりそうです。

深夜ですいません

2009-02-19 | Weblog
本当は18日分として更新する予定でしたが、帰宅が24時を過ぎてしまいました。

ということで今朝の調教を簡単に。

今週は京都記念があるので、カワカミプリンセスやアサクサキングスがDWで追い切ったんですが、G1馬を差し置いて抜群の動きを見せたのがバンガロール。

いつもなら坂路を1本乗ってDWですが、今日は坂路閉鎖のアクシデントがあったので、CWでキャンターをしてからDWで単走追い。

テンから力みのないゆったりした走りで15.0→15.2で入って半マイルから14.0にペースアップして3Fが38.4でラスト1Fは11.8でした。6Fトータル82.6秒なり。

乗っていた堀助手も「ちょっと速かった?」と言って上がってきたんですが、まさかそこまで速いとは思ってなかったようで「全然余力あったよ」とのこと。
今のところは脚元も問題ないので、このまま来週使えば、きっちり結果を出してくれるはずです。

今日から馬券の買い方を変えてます

2009-02-14 | Weblog
WEB競馬王のコラムには書いたんですが、今週から予想印を◎と△だけにしました。
よって馬券も◎から△への3連単1着固定流しと◎の複勝だけ。
馬券をスリムにしてローリスクハイリターンを狙っています。

初日は3連単こそ的中できませんでしたが、コレデイイノダとウィズディクタットおかげで負けない競馬ができました。
この「失点を防いで大量得点を狙う」方法でしばらくやっていこうと思います。

あしたの狙い目はウィズディクタットと同じ矢作厩舎の鉄板仕上げ。
「放牧明けを短期調教して使い2走目で勝負」
の小倉1◎クインビスティー。
逃げ切れなければどこにもいてなさそうですし、単を買うにはぴったり。

3歳馬中心に

2009-02-13 | Weblog
本命はブレイクランアウトにしたものの、対抗のプロスアンドコンズが気になって仕方なかった共同通信杯。
それだけにあの敗戦は非常に気になることがあったので、これを重点的に友道調教師に話しを聞きました。

「デムーロには乗り難しい馬ということは話していて、ユーイチからも話しを聞いていたようだし、ビデオも見たということだったんだけど、やっぱり乗り難しかったみたい。上がってきて『ノーハーモニー』って言ってた」

コメントは非常に分かりやすいものでした。

「折り合いをつけるとすぐに収まるんだけど、すぐにまた行きたがって。それを繰り返しているうちにガス欠みたいになって、直線では余力が残っていない状態。ゲートの出が悪くてリズムよく走れなかったのも敗因なのかな」

ということで相当乗り難しいみたいです。

次走に関しては「未定」が大前提ながら3/8の阪神芝1800mから毎日杯になりそう。
乗り役に関しては現在のところ未定。

あと新馬でサクラメガスターですが、毛色はメガワンダーそっくり。
背中のラインなんかもそっくりなんですけど、腹回りはさすがにサクラローレルといった感じ。
「ゲートはまだまだ練習しないと試験を受けることは無理。新馬に間に合えばいいけど、2000m以上はあった方が良さそうだから」
ということで、新馬にはこだわらず2回阪神の芝2200mあたりにデビューする可能性も。

続いて音無厩舎のガウディ。
次走は3/14のゆきやなぎ賞になりそう。
あくまでダービーを目標にするようです。

池江郎厩舎ダノンファントムですが、先週書いた京都芝1800mは東京芝1800mと聞き間違えていたようです。
よって来週のセントポーリア賞が予定になっています。

バンガロールですが、アーリントンCという予定をお伝えしていましたが、確勝を期すという意味でも同日の芝1400mへの出走が濃厚です。

最後に今週の取材で好感触だった馬を。

小倉3日目くすのき賞ウィアーザスター
「新馬の頃と馬が違う」と赤池助手が話す通り攻め馬の動きが機敏です。

6日目京都7Rのホクトスワン
「返し馬で気合をつければ変われる」と庄野調教師。

同じ日の京都12Rフィールドジュエル
「飼葉をバリバリ食べさせて攻めも絶好調」と西園調教師。