井内利彰

競馬に携わってます

調教タイプに変化がありました

2008-05-31 | Weblog
タケミカヅチ 標準多め坂路
ベンチャーナイン 標準多めトラック

この2頭が金曜、土曜の追い切りが終了して調教タイプが変化しました。
よって今の東京芝に合っている「本数多い=標準多め」が増えたことになります。

あしたの単勝
中京5◎スズカクリエート
休養明け叩いてのスパルタ併用

中京6◎シャイニングデイ
前走芝度外視。スパルタ坂路

中京7◎ミスズトップロード
白百合S2着馬と同厩舎同調教タイプ

中京8◎ヒシヴェンチャー
こちらも前走芝度外視。スパルタ坂路

ってココまで書いたら4頭すべてがスパルタでした。

東京優駿 調教タイプ

2008-05-30 | Weblog
1ディープスカイ   標準坂路
2サクセスブロッケン 標準併用
3ブラックシェル   標準多め坂路
4タケミカヅチ    標準坂路
5アグネススターチ  一杯平均トラック
6モンテクリスエス  標準多め坂路
7スマイルジャック  標準多めトラック主体
8アドマイヤコマンド 標準坂路主体
9マイネルチャールズ 標準トラック主体
10レインボーペガサス 標準多め坂路主体
11レッツゴーキリシマ 急仕上げ坂路
12サブジェクト    標準トラック
13ベンチャーナイン  標準トラック
14エーシンフォワード 急仕上げトラック
15フローテーション  標準多め坂路
16メイショウクオリア 標準併用
17ショウナンアルバ  標準トラック
18クリスタルウイング 乗込坂路

今の東京芝はどのような調教タイプが良いかは調教Gメン研究所をご覧ください。
そうすると5頭に絞れるので、その馬連ボックスだとエライ配当になることに気付かれると思います。

あしたの単勝

東京10◎タケイチゼット
調教タイプで買えるのはこの馬くらい。

5番が機能

2008-05-29 | Weblog
金本敬遠後の葛城走者一掃の2ベース。
5番が機能すれば本当の強さを発揮する虎ですね。
まだ試合は終わっていませんが、見てて清々しい場面でした。

さて今朝の追い切り。
注目のフローテーションはまずますの動きでしたが、肝心の先生の感触がひと息。
ダノンゴーゴーやオディールの時に感じた手応えがありません。

これでダービーの◎選びは振り出しに。
まっ、明日朝の調教を見ればひらめきがあるでしょう。

そしてnetkeibaでは今日からワタシのオススメ10頭が公開。
現時点で分かっている2歳情報から選りすぐった10頭なので、ぜひ読んでみてください。

また競馬総合チャンネルでは先日少し触れた橋口先生との小旅行を「大山レポート」という形で公開させていただくことになりました。
またその日が近付きましたら、お知らせします。

らしくない?

2008-05-28 | Weblog
最近のダービーで一番盛り上がったのがディープインパクトの年。
あの時は朝一番から独特の雰囲気で他の厩務員も「ディープはどうや?」みたいな感じでワクワクしたのを覚えています。

しかし今年はそんなこともなく、なんだか淋しげな感じ。
それよりもアドマイヤオーラなどが出走予定の「G1ちゃうの?」という金鯱賞の方がよっぽど盛り上がるような気がします。

これに出走予定のインティライミはDWで6F78秒2。
それこそダービー出走時ような時計の出る走りになってきました。
内枠を引いて好位で競馬できれば単のチャンスもありそうです。

そして、ゆうてもダービーですので、出走馬の気になる調教を。

青葉賞快勝のアドマイヤコマンドは珍しくCWで。
直線では併せた相手を置き去りにしてラスト1F11秒9の伸び。
半マイル50秒6は相当速く、6Fなら78秒ってところでしょう。

坂路でやったのはディープスカイ。
こちらは先週の追い切りが強烈だったので、今朝はテンからゆっくりゆっくり。
その結果、時計は遅かったんですがラップは終い最速。
距離延長のダービーを迎えるにあたっては納得の追い切りでした。

ブラックシェルは坂路で終い最速ラップを踏めず。
ただ競馬総合チャンネルの弥生賞時に書いた「ホープフルSのように今週の追い切りを52秒台でまとめてくれば再び好走する可能性は高まります」という文面を読み直せば、この馬としては非常によい追い切りだったのかも知れません。

そして要注目のフローテーションは明日追い切り予定。
これがどのような動きをするかによって馬券の面白さが決まりそうです。

お疲れ様でした

2008-05-27 | Weblog
今日は橋口先生と日刊紙D記者と一緒に大山ヒルズへ。
実は先々週火曜日に行く予定だったのを天気の都合で延期したんですが、結果的には快晴の大山を見ることができたのがすごく良かったです。

北海道のノースヒルズは佐々木先生に連れていっていただいたことがあり、その時も「すごくキレイな牧場」という印象があったんですが、大山ヒルズも本当にキレイで管理の行き届いた牧場だなと思いました。

そこで見せていただいたのは当然、オディールの下とファレノプシスの仔。
どちらもトップレベルの素晴らしい牝馬でしたが、個人的な好みはオディールの下でした。

写真も撮っているんですが、他メディアで利用するかも知れないので、コメント含め詳細アップは保留させてください。

栗東に帰ってきてからは奥様もご一緒に来ていただいて、おいしいお肉をご馳走になりました。
その席では競馬予想TV!での回収率争いの話になり、先生から「任せとけ」と言われたのですが…。
なにを任せるんでしょう?

まっ、頑張ります。


やったと思ったけど

2008-05-25 | Weblog
パドックでの気配は前走時と全く違って落ち着き十分のオディール。
これなら直線まで脚をためることができると思っていたら、その通りの騎乗をしてくれたアンカツ。
あとはどこまで伸びるか?だったんですけど、肝心なところで前が塞がってジ・エンド。
その後、立て直して伸びているだけに悔やまれる出来事でした。

同じ標準多め坂路主体なんだから、トールポピーでもよかったといえばそれまでなんですけど、オディールとトールポピーで決まって欲しかったんですよ。

それにしてもエフティマイアはあれだけ調教をやって、前日追いまでやってプラス体重。今が一番成長している時なのかも。

レジネッタは坂路で終い最速ラップが踏めれば、当日のパドックで多少チャカっていても問題ありませんね。

オークスもそうなんですけど、今週末の馬券はヒット14本も得点1、残塁が18みたいな結果に。
ワイルドシャウトを差したトウショウカレッジ、ライブリシュロムから抜けたメイショウバレーヌが敗因でしたね。

ナイス!!フジモ

2008-05-24 | Weblog
最初の空振りを見た瞬間、負けたって思いましたけどね。
よくあそこまで粘った。
打てなくても出塁する、必要なプレーです。

さて、
あしたの単勝

東京8◎シルポート
標準多め坂路はフリーウェイS勝ち馬と同じ調教タイプ

東京9◎ハギノルチェーレ
標準多め坂路はNHKマイルC勝ち馬と同じ調教タイプ

オークス 調教タイプ

2008-05-23 | Weblog
先週で中日スポーツのコラムも終了したので、金曜にできた少しの時間的余裕を使って、しばらくの間はG1の調教タイプを掲載します。

東京芝はどんな調教タイプが適しているかは調教Gメン研究室を読んでいただければ分かると思いますが「本数多く」というのはタイプで「標準多め」になります。

シャランジュ    標準トラック主体
ハートオブクィーン 標準トラック
アロマキャンドル  標準トラック
レッドアゲート   軽目トラック
ムードインディゴ  標準多め坂路
エフティマイア   標準トラック主体
ブラックエンブレム 標準多め坂路主体
マイネレーツェル  標準坂路
ライムキャンディ  標準多め併用
レジネッタ     標準併用
ジョイフルスマイル 標準坂路主体
ソーマジック    標準併用
スペルバインド   急仕上げトラック
カレイジャスミン  標準トラック主体
トールポピー    標準多め坂路主体
エアパスカル    標準坂路
オディール     標準多め坂路主体
リトルアマポーラ  標準トラック

あしたの単勝

新潟11◎エバンジェリスト
P追いラスト1Fに注目

東京11◎ピサノアルハンブラ
人気はなくとも師は自信アリ。調教タイプ強化も魅力

マイラーちゃうん?

2008-05-22 | Weblog
そんな声が続々と上がったのが今朝のディープスカイの追い切り後。
四位騎手が跨っていたとはいえ、14秒7で入ったラップで残り3Fは36秒5。
終いの12秒1は圧巻、駆け上がってくる姿もまっすぐヨレることなどありません。
これだけの時計で上がることができれば、疑問なのは距離。
「毎日杯を勝ってるんだから」というのは昔の話。
実際、2000mでは惨敗しているわけで、1番人気になるようなら嫌いたい時計です。

さて、その前にオークス。
今朝はリトルアマポーラが追い切りましたが、動きは絶品。
なによりステッキを入れて追ってきたことに好感です。

一杯に追う=馬体減を気にせずに済む

ということなので前走以上は間違いありません。
当日は減ってさえいなければ増えていなくとも心配なし。

オディールは安藤騎手を背に坂路追い。
前走時と違って、しっかり追ってきたので
「今度は大丈夫」と師。
個人的には当日のパドックで落ち着きがあること希望です。

今朝の追い切りから

2008-05-21 | Weblog
週明けの雨が影響しているのか、坂路を筆頭に時計が掛かった今朝の追い切り。
軽く50秒台を出すようなステキシンスケクンが51秒5だったことから1秒くらいは重い馬場とみていいでしょうね。

今週はオークスですが、坂路追い切りで目立ったのはレジネッタ。
前走ほどではないラスト1Fでしたが、それでもきっちり終い最速となる動き。
前走がフロックでない可能性も十分にありそうです。

CWで気になったのは前走の動きとは一変したライムキャンディ。
四位騎手を背にしたこともあったかも知れませんが、少し重たいCWで内を回ったといえラスト1F11秒4。
先行していたメイショウヨリトモをあっという間に抜き去っていきました。
四位騎手のコメントは辛口だったようですが、スタンドからの見た目ではひと叩きした効果は絶大のようです。

ダービー1週前で圧巻がブラックシェル。
先々週競馬だったはずなのに、土曜には坂路で時計を出して今朝は単走ながらDWでDW6F82秒6。
終い仕掛けられただけで、しっかり体を使った伸びを見せていたので、使ったことがプラスに出そうな追い切りの様子でした。