井内利彰

競馬に携わってます

軽い坂路馬場

2010-09-01 | Weblog
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今週は新潟、小倉の2歳Sということがあり、重賞出走馬の追い切りは坂路がメイン。

そんなこともあって、トラック馬場を双眼鏡とストップウォッチで確認しつつ、坂路モニターも見る少々忙しない調教時間でした。

小倉2歳Sに出走予定のドレッドノートが坂路で2F24.2~1F12.2秒というラスト2Fが破格の数字が出たので驚いていましたが、後半の追い切りでも出るわ出るわの好時計。2F24秒を切るような馬も出ただけに、これは馬場が軽かったと判断した方が良さそうですね。

さて2歳情報。

先週、村山調教師を見かけた時から「ジョーアカリンってどうしてるんだろう?」って気になっていたので、これについて聞いてみました。

すると「年内は3走って決めていたので、阪神JFの前にどこか使うと思います」とのこと。えっ、そんなローテが決まっていたくらい期待の大きかった馬だったの?と思って聞き返してみると「どの馬にしても、2歳は3走以上させるのはどうかと思っているんです。だからこの馬も無理するつもりがないんです」ということでした。

もちろん馬自身はどこも悪いところがないそうなので、いずれは帰厩して自己条件を使うか、重賞を使うことになるでしょうね。
先生も「時計は遅かったけど、レース内容は評価できる」と新馬の内容を高く見ているので、ファンタジーSくらいになるんじゃないかというのが僕の先生に話を聞いた感触です。

そしてオペラモーヴは本日帰厩。

中竹調教師からは「阪神で使える」と確定的な言葉が出たので、あとはデビューを待つだけ。問題はジョッキーですが、当初は「最初に声を掛けていた」という武豊騎手に収まりそうだったんですが、どうやら騎乗できないようなので、他を人選中とのことでした。