妙心寺塔頭 退蔵院

2012年10月06日 | 日記

しばし更新が滞っていますが、久方ぶりの更新です。

今回は、家内にはすこぶる悪評であります妙心寺のなかから塔頭寺院の退蔵院。

方丈に隣接する枯山水「元信の庭」が有名ですが、訪れた時は惜しくも方丈の工事中で、結果、庭を拝見するような状況ではありませんでした。

惜しい!!

退蔵院には、観光の売りのひとつとして、水墨画の初期ではないかといわれる瓢鯰図があります。

レプリカではありましょうが、なんとも無造作な置き方に驚かされます。

初めて眼にした時は、そのおき方故に「これが、そうか?」と、疑ってしまいそうです。

庭としては、「元信の庭」の他に、中根金作作庭の余香苑(よこうえん)があります。

当方、庭のよしあしはよく分かりませんが、初見のイメージは小川治兵衛を彷彿とさせます。

ただ、その作風は小川治兵衛より平面的で、おとなしい印象を受けます。

この余香苑は、かなり宣伝されているのですが、私的には参道入り口にある、陰の庭、陽の庭の方が強い印象として残っています。

庭の中には水琴窟もあるのですが、この庭に必要なのですかね。

私的にはとってつけたような印象を受けてしまいました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 女人守護 市比売神社 | トップ | 番外 北の伏見稲荷神社 »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事