以前から思い入れの強い宝泉院のライトアップをようやく見る事ができた。前日は声明コンサートがあったようである。
これまた聞きたいものだと思っていたが、逃してしまった。
ライトアップは夜5時45分から入れるとの事で、6時少し過ぎに三千院参道に着いた。
数少ない街灯の中を少し長めの参道を歩き宝泉院へと向う。
勝林院へと近づくとライトアップのライトが道端にセットされているが、この灯りが逆光となり足元がおぼつかなくなるところもある。
宝泉院へのいつもの拝観ルートはゲートで止められている。
はて?と、思っていると宝泉院のライトアップは勝林院とセットになっているとの事で、入場料1000円を求められた。
何とも複雑な感じである。
さて、宝泉院の客殿に入ると、すでに多くの人が来ているではないか。
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それも年齢層の若い方が殆どである。これまた妙な印象である。
その拝観者の全ての人が、ライトアップの灯りに吸い寄せられるように窓際に座り込んでいる。
額縁に浮かび上がるライトアップのイメージとは全く逆の光景を目にする事となった。
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師走を目前にした大原の里は冷え込むが、それでも覚悟を決めて待つ事しばし。
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1時間近くも過ぎたであろうか、ようやく額縁の一辺を見る事ができた。
それもほんの数秒間だけ。
教訓その1、ライトアッは終了間際がよいようである
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