今年は、所用があり祇園祭見学は取りやめとなりました。
例年ですと、祇園祭と同時に訪れた時のひとコマを書くのですが、今回は以前祇園祭の時に訪れた霊雲院にしました。
京都には、同名の寺院がよくありますが、今回は東福寺塔頭の霊雲院になります。
東福寺の霊雲院でのみどころは、「九山八海の庭」でしょうか。
九山八海の庭とは、古代インド仏教の世界観を表現したものとされています。
須弥山を中心とする九つの山と、その山々の間にある海を表現しているとされます。
しかし、私のような凡人が、庭をみて「なるほど」と頷くには、相当の勉強が必要なようです。
そんな状態で拝観してゆくと、書院横には、もうひとつ「臥雲の庭」なるものがあります。
こちらの庭は、岩と枯山水の使い方が面白く、その造りから少なからず興味が湧きます。
霊雲院は、観光寺院としては、意外とマイナーなのでしょうか。
私が訪れた時には、殆ど人影はなく、女性の方ひとりだけでした。
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