今回上洛の目的の一つは、天台声明を聞くことです。
11月の2日から大原にある宝泉院で、「秋の夜灯り」と称してライトアップが開始される。
このライトアップのイベントの一つで伴声明が聞けるとの事で出かけることにしました。
イベントは、声の芸術家と宣伝しているA氏と、宝泉院住職とのコラボでした。
秋雨のそぼ降る暗い参道を歩み、集まった参拝客はおおよそ100名弱のようです。
6時20分ころから、約1時間ほどイベントが行われました。
その内容は、私が期待していたものとはほど遠いもので、かなり落胆させられました。
コンサートのように、イベントの料金設定がされているわけでなく、参拝料金だけですので、あまり不満は言えませんね。
しかし、遠方から出かける価値は全くなかったようで残念です。
他にこのイベントを楽しみ集まられた方々は、どのように感じたのでしょうか。
A氏は、初め摸造刀で剣舞らしきものを行ったのですが、剣道の型が全くできていないようです。
剣道を数十年見てきた私にとっては、いかんともしがたい舞でした。
帰宅してから、宝泉院のHPで内容を確認すると、宝泉院住職の声明と書かれていました。
この声明も大変失礼ながら、人前で披露するようなものではないように感じました。
やはり宝泉院のよさは、客殿から眺める盤桓園の眺めに集約されるようです。
LEICA X1 f2.8 1/8s NIKON D3 24-135mm AUTO
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