関西思い出旅日記

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宇治十帖を巡る Ⅱ

2012年06月12日 | 日記

宇治十帖巡り、源氏物語48帖(宇治4帖)から源氏物語50帖(宇治6帖)です。

源氏物語48帖(宇治4帖)は早蕨の碑は、さわらびの道とよばれる宇治川沿いの観光道路を行くとあります。

ちょうど宇治上神社の参道と同じになります。

ところが、碑自体が道端にポツンとありますので、よそ見をしながら歩くと見落とす事があるかも知れません。

そのくらい何気なくあります。

先の十帖巡りでも書きましたが、このあたりが宇治市は観光にあまり力が入ってないなと感じるところです。

源氏物語49帖(宇治5帖)宿木(やどりぎ)は、早蕨から少し離れ平等院側の宇治川のほとりにあります。

畔といっても、想像するようなロマンティックな場所じゃありません。

ここも道路わきに、何気にあるに過ぎません。

レンタカーでなら、完全に見落としてしまいそうな場所です。

そして源氏物語50帖(宇治6帖)は、これも先に少し触れましたが、JR宇治駅の近くで、46帖椎本のすぐ近くにあります。

このように古蹟をみて行くと、本当にその昔、この辺りに物語にまつわる屋敷などがあったのだろうかと思ってしまう。

宇治4帖から宇治6帖では、薫と大君のえにしを、5帖の宿木では薫と浮舟の運命的な出会いが描かれます。

そして、源氏物語51帖(宇治7帖)が、三室戸寺の浮舟碑で、匂宮の悪さが発揮されるところです。

上は三室戸寺の境内から見る三重塔です。