滅菌代行って?

【新聞記事を見て】平成19年10月3日日経産業新聞「病院向け滅菌代行 新規参入相次ぎ、下落」

医療機関から手術用器具などの滅菌を請け負うサービスの料金下落が続いている。料金体系は、滅菌サービス会社の作業拠点で複数の病院の器具を処理する場合、受託額はベッド数1床あたりの換算で月6~7千円。低価格で参入する会社が多く、過去5年間で3~4割下がった。

医療機関ではメスやピンセットなど金属製品は熱処理し、熱に弱いプラスチック製の器具は参加エチレンガスなどで低温処理して次の手術に使う。かつては洗浄・滅菌施設を自ら持つ大病院が多かったが、診療報酬が引き下げられた影響で経営が厳しくなり作業をアウトソースするケースが拡大している。2006年度末時点で医療機関の28%がアウトソースしていた。

滅菌サービスには、病院が保有する施設に作業者を送り込む「院内型」とサービス会社が院外に保有する拠点で滅菌作業を行う「院外型」とがある。院内型を望む病院が多く、6割強がこの方式を取り入れている。新規の設備投資が不要なので、清掃会社や人材派遣会社が参入しやすい。入札制度もあり低価格傾向が強まった。

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病院を取り巻く環境は、診療報酬の引き下げ、病院を選ぶ患者の増加によって、収入が減少し、赤字経営になっている病院が約7割と言われています

病院って、てっきり儲かるものだと思っていましたね。最近は、治療費を支払わないで退院して、不払いを続けられ、病院経営が悪化しているとも聞きました。

そんな中で、病院は、コスト抑制やクオリティ向上に取り組み、生き残りを図っていて、院内業務のアウトソーシングは、コスト抑制策として注目されています

その一つが「滅菌サービス」です。

滅菌サービスは、院内の安全、安心(院内感染の予防)が求めらている昨今、需要が高いといわれてます。

こんなところで私達の安心が守られていたんですね

滅菌

日本ステリ、MSS、鴻池メディカルエア・ウォーターなどの大手が今後も施設を増強し、需要に応えようとしています。

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