学習障害と英語指導を考える

特別支援の視点から。
どの子もハッピーになるような指導を。

つぶやき

2015年02月02日 | 日記

 

今日も忙しかった・・・。


昨日からずっと6日の小学校の研修資料を作成しています。

 

来週の15日もワークショップがあります。

こっちは大教大で、一般公開しています。

時間が45分ほどと、とても短いけど無料です。

http://osaka-kyoiku.ac.jp/kaikakukyouka/eworkshop.html

 

両方で使えるものをと思って、
あれこれ考えているとあっと言う間に時間がなくなってしまった。

 

今回は、なかなかわかってもらえない、

「音から文字へ」の

「音韻認識」のところを、

なんとかもう少しわかりやすくならないかと、

ない頭をひねってます。

 

音韻認識は音の操作のスキルを含むのですが、

フォニックスからは文字の操作が入ります。

ピラミッドのように段階的に、

何がどのように育っていくのかを見せられたら。

そしてその段階のスキルを伸ばす活動を紹介しようと思っています。

 

 

読み指導は、

フォニックスからでも難しいと感じています。

それ以前に音素意識をある程度育てていなければ、

ブレンディングも削除も難しいです。

 

音素の操作ができなければ、

文字の操作は難しいということを

今、ディスレクシアの子どもたちを指導していて

肌で感じています。

 

「普通の子は読み書きできるから、ディスレクシアの子への特別な指導は不要」

なんて声が聞こえてきませんように。

 

英語に関しては、全員が特別支援の対象と言っていいくらい、

文字と音の接続が悪いのです。

また、

英語圏ではディスレクシアの出現率は10%以上と言われています。

キンダーから始まる4年間のデコーディングを含む読みスキル指導をしても、

落ちこぼれる子がいるのです。

日本ではどれくらいの子が読みスキルの指導が必要でしょうか。

日本語(母語)にない、音素レベルの操作ですので、

10%ではすまない数だと思いますが。

 

でもこういう資料の作成はいつも「完成」ということがないですね・・

すっきりうまく説明できるようがんばろう♩

 

(写真は、大きな音の固まりから徐々に小さな音の単位の分解や混成や入れ替えなどの操作ができるようになるイメージ)

 


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