学習障害と英語指導を考える

特別支援の視点から。
どの子もハッピーになるような指導を。

小学校英語教育学会(JES)課題検討会(特別支援)ミーティング

2014年03月22日 | 日記

今日はJES課題研究会(特別支援と英語)の一部メンバーと、
ユニバーサルデザインや授業の支援、配慮についての
夏の大会発表内容について、検討ミーティング。

(JES第14回大会(神奈川大会)
 大会HP http://www.jes2014kanagawa.org
 

わたし自身はメインの発表はしませんが、
特別支援課題チームでは
小学校英語活動での配慮や、教室作りについての支援、配慮について
先生方の実践紹介をする予定です。 


それにしても、「特別支援」といっても、
チームメンバーはみんな所属がバラバラで、
これだけ学校種や対象生徒が異なる先生方と
同じテーマについて話すことができるのは刺激になります。

指導についての視点が違いますし、配慮の深さや、
評価の仕方もそれぞれ工夫されていて素晴らしいです。

「そんなところまで考えて配慮しているのか!」と驚き、感動します。 

 

「英語の教科指導をされている先生方に、
 特別支援を実践していくうえで
 今後どういった知識や気づきが必要でしょうか」

という私からの問いかけに、

「学習や授業以前に多くの課題(や条件)があることを知ること」

「特別支援はまるで別世界だと思っている先生方もまだまだ多い。
 通常の学校でも支援が必要な子がいることに気づくこと」

「子どもを見る視点をふやす」

といった答えを返して頂きました。

 

「特別支援を知り、配慮を取り入れることで、
 授業がどう変わってくるのでしょうか」という質問には、


「先生が動く(指示する)のではなく、生徒が(自主的に)動く。

 生徒が自分のすることを理解したうえで

 自立に向かっていく。」

 

という答えを聞いたときは、

「そういう授業を目指したいなあ」と

本当に嬉しくなりました。

 

 

対象児童が違えば、生徒のニーズも異なりますし、
支援のツールも、方法も異なっていきます。

ですが、基本のところはかなり同じことが多いので、
本当は教科に関わらず、
たとえば視覚支援や、見通しを立てさせるやり方など
すべての指導者が知っておくといいだろうな、と
思う知識はたくさんあります。

 

この課題検討チームもあと一年弱になりましたが、
それぞれの専門を生かしながら、
よりよい指導を目指したいなと思います。

 

つい自分の関心のあることに集中してしまいがちなので、

今日は私も本当に勉強になりました。

 

 


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