学習障害と英語指導を考える

特別支援の視点から。
どの子もハッピーになるような指導を。

研修会お知らせ  「発達性ディスレクシアと英語」

2016年11月21日 | ビジョン・トレーニング

http://square.umin.ac.jp/dyslexia/12th_kenshu.pdf
横浜から帰ったばかりですが、
水曜日は体力的に許せば、こちらに行く予定です。

「発達性ディスレクシアと英語」
日時 2016年11月23日(水)13:20~16:25 12:30より受付開始 場所 ジーニアスセミナールーム(秋葉原)
東京都千代田区神田和泉町1‐12‐17 久保田ビル5F

Takeko Wydell先生、Max Coltheart先生ともに世界的に有名な研究者です。このお二人が並んで話してくれるのを聞けるなんて・・・もうレジェンドみたいな方なので「生きてるうちに一目見たい」みたいな不謹慎なことも考えてしまうくらいです。

発達性ディスレクシア協会が主催ですが、ディスレクシアがなくても日本人が英語を勉強する際にはディスレクシアと同じような誤りやつまずきが現れ、その段階を経て、習得していきます。
英語の言語特性に向いた人は先に進めますが、そうでない場合は、やはり英語圏のディスレクシアと同じような状態のまま英語学習に躓いていると思っています。

ですので、英語科目では、こうした生徒さんがすごくたくさんいるはずです。

昨日のLD学会でもWydell先生がおっしゃっていましたが、言語によって必要とされるスキルが異なるためディスレクシアへの指導介入も変えていかなくてはいけない(音韻や視覚認知的な非常に基礎的な部分で)。たとえば同じアルファベット言語でも英語の場合は音韻性の障害を原因とするものが多く、フォニックスが必須であること、しかし一方でイタリア語のように透明性の高い言語では、流暢性というのが重要である、といったことなどお話くださいました。

英語学習の場合は、すでに母語として日本語が確立している学習者が、異なる言語を学ぶわけですから、母語の影響も考慮するとどんな風な障害が考えられるのか、どのように指導していけばよいのか、といったことが知りたいですね・・・

英語の先生なら大変有益な情報が得られること間違いなし!!!と思うのでオススメします。

 
 
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