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一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

633  鯵捌く板前の指の白さかな  遊石

2012年07月04日 | 

(あじさばく いたまえのゆびの しろさかな)

 一流料亭の板前、花板や立板は当然として、味を見る椀方や煮方なども、味覚を一定に保つために、酒やタバコは禁止、汗をかく激しい運動なども制限されていたとか。

 だからこの句の板前が、生来の色白と考えるよりも、板前としての職業上の節制によっての色白と考える方が妥当だろう。

  但し、料理の世界も時代が移り、様変わりしているはずで、そこまで節制している板前が、はたして日本に何人いるだろうか。極めて疑問である。

アカメガシワ(赤芽槲、赤芽柏) トウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木の雌花


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