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一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

3070  苗そよぎエンジン響く田草取り  紅

2025年08月07日 | 

 田植えの終わった後の水田には、雑草のコナギ(小水葱)やヒエ(稗)などが生えてくる。6、7月頃、これらを取るのが田草取りであり、美味しい米を作るのに欠かせない作業だ。50センチほどに成長した苗が、風にそよぎ、草取機のエンジン音が遠くに心地良く聞こえているのである。作者と田園との距離感が、「そよぐ」と「響く」によって遠からず近からず見えてくる。

 「そよぐ」は、「戦ぐ」と書き物騒な文字ではあるが、そよそよ、そよ風、「風がそよいで心地良い」など微かに吹く状態を言う。

「10月のブログ閉鎖までもうしばらくあるので、このブログにUPを続けますが、心機一転Facebookにも新旧織り交ぜてUPすることにしました。

ヤブカンゾウ(藪萱草)

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