一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1258   梅雨滂沱岬に千の父眠る 文則  

2014年06月25日 | 

(つゆぼうだ みさきにせんの ちちねむる)

6月23日は、沖縄県が制定している「慰霊の日」であった。糸満市の沖縄戦跡国定公園には、犠牲者24万人の名前が石碑に刻まれているという。

 この句の岬とは、日本全国にある太平洋戦争の犠牲者の慰霊塔の一つであろうか。海に面した小さな村でも、千人もの戦死者がいて、作者のお父さんもその一人なのかもしれない。

 さて、「集団的自衛権」なるものを、阿部政権が成立させようとしているようだが、「国民を守るための戦争」などあってはならない。

カシワバアジサイ


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