一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1004  蝉の羽化笑い羅漢の鼻の先  裕次郎

2013年08月18日 | 

 セミは、カメムシ目セミ上科の昆虫。幼虫として地下生活する期間は3~17年で、短命どころか昆虫類では長い寿命だそうである。

 晴れた日の夕方、目の黒い終齢幼虫は羽化を行うべく地上に出てきて周囲の樹などに登ってゆく。天敵の少ない夜の間に羽化が行われる。成虫期間は1~2週間ほどと言われていたが、実際は1か月ほどだそうである。

さてこの句、本当かどうか疑わしいが信じるとして、信じてしまえば実に可笑しい状況であって、出会った作者が羨ましい。

ところで、蝉たちを笑うように、ガマガエル(ヒキガエル・蟇蛙)もよく鳴く。姿は見えないが、確かに、笑っているように聞こえる。

クサギ(臭木) シソ科の落葉小高木。葉に悪臭がある。


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