一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

932  薫風となりて禅僧来たりけり

2013年05月25日 | 

 サラリーマンを定年退職した友人が、突然訪ねてきた。学生時代から一貫して在家禅を続けていた彼は、これからは、禅一筋でやって行く、という。

 私は、「坊主はお断りだが、寺男ならやってもいい」と答えておいた。するとすかさず、「慧能のように、寺男のような立場から、高い境涯に達する人もいるからね」と、どこまでも私を禅に誘うつもりのようである。

ジャスミン(モクセイ科ソケイ属)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 931  新緑を嬲っており... | トップ | 933  薫風やなぜか昔の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

」カテゴリの最新記事