一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

931  新緑を嬲っておりぬ窯煙

2013年05月24日 | 

(しんりょくを なぶっておりぬ かまけむり)

  昨日から、85回目の穴窯の窯焚き。24時間過ぎて、只今最高温度に近い1260度。

 この句の「なぶる」の漢字「嬲る」。男たちが女性をもてあそぶこと、それがもろに字となっていて驚きである。

 窯焚きが終わった時、実際回りの新緑が煤けているから、「嬲る」がぴったりだと思う。

 


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