一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1609   冬温し嬰児に顎鬚掴まれて

2015年11月16日 | 

(ふゆぬくし ややにあごひげ つかまれて) 

 東京から、もうすぐ1歳になる男の子を連れて、若い夫婦がやって来た。男の子は人懐っこく全く人見知りせず、私の眼鏡や無精髭に驚くどころか、興味深々。

 夫婦二人の陶芸教室だったので、結局私が男の子のお守り役をすることになった。薪ストーブを焚いてはいたが、子供を抱いて熱いほどの体温に、久し振りに汗をかいてしまった。そして彼は、私の腕の中ですやすや眠ってしまった。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1608   冬の雨あなた... | トップ | 1610   山茶花も数輪... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

」カテゴリの最新記事