(ふゆぬくし ややにあごひげ つかまれて)
東京から、もうすぐ1歳になる男の子を連れて、若い夫婦がやって来た。男の子は人懐っこく全く人見知りせず、私の眼鏡や無精髭に驚くどころか、興味深々。
夫婦二人の陶芸教室だったので、結局私が男の子のお守り役をすることになった。薪ストーブを焚いてはいたが、子供を抱いて熱いほどの体温に、久し振りに汗をかいてしまった。そして彼は、私の腕の中ですやすや眠ってしまった。
(ふゆぬくし ややにあごひげ つかまれて)
東京から、もうすぐ1歳になる男の子を連れて、若い夫婦がやって来た。男の子は人懐っこく全く人見知りせず、私の眼鏡や無精髭に驚くどころか、興味深々。
夫婦二人の陶芸教室だったので、結局私が男の子のお守り役をすることになった。薪ストーブを焚いてはいたが、子供を抱いて熱いほどの体温に、久し振りに汗をかいてしまった。そして彼は、私の腕の中ですやすや眠ってしまった。