一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

2163  草紅葉口紅つけぬ半年間     洋子

2020年10月23日 | 

  秋彼岸もとうに過ぎ、今日は二十四節気の霜降。霜が降りるにはちと早いが、いよいよ紅葉の季節が始まった。今年は、新型コロナウイルスに始まり、一年がコロナ・コロナで終わりそうだ。

 パンデミック、発熱、感染、PCR検査、擬陽性・偽陰性、マスク、アルコール消毒、三密、外出自粛、自宅待機、ソーシャルディスタンス、リモートワーク、テレワーク、休業要請、など様々な言葉が飛び交った。近頃は、go to travel 、go to eat、 go to 商店街、県別のgo to キャンペーンが花盛りだ。

 その中でも、典型的なものがマスクである。この句の、外出しないから口紅はいらない。外出してもマスクをするから口紅はいらないのである。

 紅葉の季節が始まり、作者は口紅をつけないこの半年間と言ったが、まだまだマスクは外せそうにない。これから冬に向かい、インフルエンザとコロナウィルスの混交感染が始まるからだ。

トウガラシ(唐辛子)


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2 コメント

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コロナ禍 (照れまん)
2020-10-25 11:57:21
  振り向けば古希と首鳴る敬老日  照れまん
お久しぶりで御座います。
雲水宗匠もついに古希を越えられましたか。
私も片足を突っ込みました。
岩戸句会をづっと続けておられるので頭が下がります。
私はもうヨレヨレで終活を始めました。本が沢山たまっているので、とうとう処分することを決意し、少しづつ処分を始めました。
雲水宗匠は6トンの薪を割られるようですから、きっと筋肉隆々。古希などどこ吹く風ではないでしょうか。
しかし、それにしましてもコロナが世界中を席巻しましたね。私の田舎の島ではまだ一人の感染者も出ていないのですが、お盆の行事は全て中止。敬老会も中止になりました。
本当に女性は口紅など付けることが出来ませんでしたね。なるほどと納得。唐辛子の写真が妙にマッチしていて、面白い。
  一年のたつた一日敬老日   照れまん
ナンチャッテ、久しぶりにお邪魔しました。
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起死回生 (issyok)
2020-11-06 11:38:58
照れまんさま

お帰りなさい。もうとっくに旅立たれたと観念しておりました。
ですから、こんな喜びはありません。

再び、じっくりとブログを拝見いたします。
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