一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

542  春一番闇のどこかに鳥眠る

2012年04月01日 | 

(はるいちばん やみのどこかに とりねむる) 

 今年は、野鳥が少ないと言われているが、一体どこへ行ったのだろうか。雪が降っても、大雨が降っても、強風が吹いても小鳥たちが気になる。

 この句、俳句としては季語が動く。小鳥たちにとって、生活環境の厳しい冬が最もふさわしいのかもしれないが、私にとっては、冬を耐え生き抜いて抱卵期を迎える春の小鳥たちならば、安心して思いを巡らせることができるのである。

天気予報で、春一番が吹くと言っていたが、昨日の風はまさに春一番。

ショカツサイ(諸葛菜)アブラナ科ショカツサイ属

花大根とも


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