一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1340   漁終ふる眼にとび込める天の川   凡太

2014年10月09日 | 

 越後出雲崎は、太陽暦の1689年8月18日、芭蕉が「荒海や佐渡に横たふ天の川」を詠んだところらしい。

 NHKBSプレミアムの番組「新日本紀行」によると、現在の出雲崎では天の川が全く見えないそうである。従って、天文写真家・沼沢茂美氏のテレビモニターで、天の川を見なければならない始末。

 昨日、日本の科学者がノーベル賞を受賞したと、日本中が浮かれている。発光ダイオードによるLED照明の省エネは、確かに素晴らしいことではあるが、天の川がプラネタリウムでしか見えないことの方が、余程悲しい。


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