一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1846   祭の夜裏で汗するボランティア   清海

2017年08月03日 | 

 「ボランティア」の語源は、志願兵・義勇兵だそうである。現在の日本では、二十二年前の阪神淡路大震災が、ボランティア元年と言われている。というのも、援助に駆け付けたボランティアの数が、延べ百三十八万人に達したという。

 ところが、被災者に一番迷惑だったのが、勝手にやって来た志願ボランティアだった。彼らは、被災者の食糧を食い、被災者の飲み物を飲み、被災者が寝るべき所で寝てしまったからだそうである。

 さて、句会に出席する時、自分の句が選ばれるか、をついつい考えてしまう。しかし真逆である。人の句を選ぶために出席するのである。句ができないから欠席するなど、とんでもない。句ができない時こそ、自己啓発のために出席しなければならない。ボランティア精神が必要なのだ。

山椒の木の樹液、傷つけたわけでもないのに・・・・・


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