一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

565  笊に干す蓬に陽の香加わりぬ

2012年04月24日 | 

(ざるにほす よもぎにひのか くわわりぬ)

 陽の匂いと言えば、干したばかりの布団や洗濯物の匂い。そして、これからの季節に採取するお茶にするための野草たちの乾いた匂い。

 実際、陽に匂いがある訳ではないから、干すことによって、匂いが変化するのだ。乾いた匂いは、清潔な感じがして、私達を幸せにしてくれる、実に有難い匂いである。

葱坊主・ネギ(ネギ科ネギ属)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 564  眺望の町を隠して... | トップ | 566 町民は市民となりて... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

」カテゴリの最新記事