一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

2065  空蝉の聴き入ってゐる蝉時雨  茱萸

2019年06月04日 | 

 この句の作者は、やはり俳句の美女軍団BMJ会員。目に留まった木に縋っている蝉の抜け殻。折しも公園は蝉時雨であった。空蝉が蝉時雨に聞き入っている、という表現になっている。

 ここで、私が気になったのは、「空蝉の」を「空蝉や」に変えたらどうだろうか、ということ。

空蝉や聴き入っている蝉時雨

蝉時雨聴き入っている空の蝉

蝉時雨聴き入っている蝉の殻

色々変えてみたが、結局合点し原句に戻ったのでありました。

ムラサキカタバミ(紫酢漿草)要注意外来植物に指定されているそうです


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