一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1244   白骨の子の初恋の初夏よ   いらくさ

2014年06月07日 | 

  白骨(はっこつ)とは、 風雨にさらされて白くなった骨のこと。ということは、死体が数年以上放置されなければならない。火葬の骨も白いが、白骨とは言わないらしい。まさか地名の白骨温泉の白骨(しらほね)ではあるまい。

 さてこの句、死んでしまった我が子(ではないかもしれないが)が、初めて恋をしたのは、確か去年(ではないかもしれないが)の初夏のことだった。

 はつ、はつ、はつ、と、はつを三つ重ねているのが、いかにも不自然というか、嘘っぽいのだが、作者はそこを狙ったのか?

ホオ(朴)

 

 


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