一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

317 猫じゃらし女じゃらしに使ひけり  雲水

2011年07月25日 | 

 確か、ハーバード大学で「ヒトの恋愛」を研究している女性教授の話。

 

 ある男が放つ匂いを好むか嫌うか、それは女によって十人十色。悪臭にも芳香にもなりうるらしい。とにかく、選択権は女性にあるそうだ。好まれれば相性が良くて、恋愛は成立する。

 

 そうして運よく結ばれた二人ではあるが、恋愛の蜜月は、約3年で終わるそうだ。そういえば、「三年目の浮気」という演歌があったが、この理論と合致している。

 

「夜と霧」を書いたビクトール・フランクルが言っていた。「3年経った夫婦は、見つめあってはいけない。私達夫婦が仲がいいのは、同じ方向を見つめているからだ」と。

 

 

 男が女に、又は女が男に猫じゃらしを使った時、「止めてよ」と笑い転げるか、不快感を露わにするか、無反応か、それによって二人の関係は歴然とする。

 

 猫じゃらしは、相手の心を知るのに絶好の植物なのである。

 

ヘクソカズラ(屁糞蔓)


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