(まきわればまきのか やすめばばんりょく)
気功を習っている友人が中国へ行った時の話。「中国では、漢方の治療として、精神病の患者に松の香りを嗅がせる」という。この話を聞いた時、ピンとくるものがあった。
実は、私はわがままな人間なので、会社などの組織の中では生きて行くことができない。昔会社に勤めたこともあるが、喧嘩はしなくても半年もすると厭になって辞めてしまう。
陶芸という独りでもできる仕事のお陰で、何とか今日まで生きて来られたのだが、陶芸の様々な仕事の中で一番好きなのが、実は薪割りなのだ。薪割りがどうして楽しいのか、それをいつも不思議に思っていた。その理由が判明した。
「松の香りは、精神病に効く」
キンポウジュ(ブラシノキとも、オーストラリア原産)