一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

347  松虫や賭場が始まる午後十時

2011年08月25日 | 

(まつむしや/とばがはじまる/ごごじゅうじ)

 

日本野鳥の会のCD「野鳥大全集」に、松虫の鳴き声があった。童謡にあるように確かに「チンチロリン」と鳴いている。それまで私は、松虫の声を知らなかった。それを知人に話したら「お前、松虫を知らなかったのか」と馬鹿にされてしまった。

 

そこで掲句を作ってみたのだが、句会では、完全に無視されてしまった。点が入らないどころか、質問さえ無かったのである。やはり、馬鹿にされたんだろうなあ。

 

虫の声

あれ松虫が 鳴いている
ちんちろ ちんちろ ちんちろりん
あれ鈴虫も 鳴き出した
りんりんりんりん りいんりん
秋の夜長を 鳴き通す
ああおもしろい 虫のこえ

きりきりきりきり こおろぎや(きりぎりす)
がちゃがちゃ がちゃがちゃ くつわ虫
あとから馬おい おいついて
ちょんちょんちょんちょん すいっちょん
秋の夜長を 鳴き通す
ああおもしろい 虫のこえ

タマアジサイ(玉紫陽花)


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