一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1395   和魂枯野わたるは狐火か   純太

2014年12月15日 | 

(にぎみたま かれのわたるは きつねびか) 

 神道における神の概念には、荒魂(あらたま、あらみたま)地震、雷、戦争、疫病などをもたらす神と、和魂(にぎたま、にぎみたま)雨や日光の恵み、平和など人間を幸福にする神があるという。人々は荒神の怒りを鎮め、和魂に変えるために、神に供物を捧げ、儀式や祭を行ってきたそうである。

 狐火は、夜遠くに見えるという原因不明の青白い光。獣の骨が発する燐の燃える光、光線の屈折による、とも言われている。

 残念ながら、私は狐火も人魂(ひとだま)も見たことがない。但し、例え見たとしても目の錯覚か、幻影にすぎない。

コメント
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