一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

644  蛇の子のその小さきを吠えらるる

2012年07月15日 | 

 作業場の片隅に置いておいた、薪を伐るためのエンジンチェンソー。今のはもう3台目だ。30年で3台だから、1台10年は使ったことになる。薪割り機は24年だから、メンテナンスさえちゃんとやれば、結構持つものだ。

 そういえば、チェンソーをドロボーに盗まれたこともあった。誤って石でも伐れば、一変に伐れなくなるチェンソー。最初の頃は、いくら研いでも切れるようにならず、往生したこともあった。

 さて、ある日、犬のモモがしきりに吠えている。お客さんでも来たのかと外を見るが、気配はない。しばらく様子をみていたら、どうやらそのチェンソー辺りに向って、吠えているらしい。

 やはりそうだった。チェンソーを退けてみると、鉛筆ほどの可愛い蛇が隠れていた。さすがに、ドアを開けて逃がした。「もう二度と来るんじゃないぞ」

 確かに犬の鼻はすごい。そして、危険を察知する能力に驚く。だから、犬と人間は、数万年に亘り、大事なパートナーとして共存しているのだ。

イヌマキ(犬槇) マキ科マキ属の常緑針葉高木(小田原城址)

小田原市指定天然記念物です

コメント (2)
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