磯子ヴィレッジ近況報告

磯子ヴィレッジの近況とそこで得たノウハウなどを写真付きで投稿

磯子ヴィレッジ-夾竹桃-

2011-07-15 03:11:27 | インポート
 昨日、ニイニイゼミとヒグラシの鳴き声を聞きました。
いよいよ「夏」ですね。

 夏の花と言えば、夾竹桃が上げられるのではないでしょうか?
排気ガスの二酸化窒素を吸収して浄化する力が高く、環境浄化木として道路脇に良く植えられています。
ピンクや白色の花が木いっぱいに咲いています。

 10年程前に、擁壁の所に何も柵が無かったので、危ないことと、家が 擁壁の上から丸見えになってしまうので、目隠しの目的で育ちが早くて丈夫で、一年中葉をつけている夾竹桃を選び、挿し木をしました。
直径2cm、長さ30cmほどの枝を15,6本挿し木をしました。
それが現在では、1本の挿木が、株立ちをして何本にもなっています。
中には直径9cmほどになっているものもあります。
高さも7mを超えるまでになりました。
花も沢山つけます。
当初の目的の他にも強い西日を遮ったり、西風を防いだりしてくれています。

 しかし、擁壁から大きくはみ出しています。

≪伐採前≫
 挿し木をした当時は、木の根の強さ(夾竹桃に限らず)を良く知らなかったので、擁壁のまじかに挿し木をしてしまいました。
擁壁も下のほうは、RCですが、上の方は、ブロック積みでそれ程強くありません。
これ以上大きくなったらブロックが割れるのではないかと心配です。
落葉も大変多く、直ぐ雨トイを詰まらせてしまいます。
そこで、今回思いきって伐採しました。
思いのほか伐採した量が多く、伐採の作業に丸3日掛かってしまいました。
ガーデンシュレッダーにかけた小枝や葉などが45Lのポリ袋に23袋と50cmの長さ切り、直径20cmほどに束ねた枝や幹の束が13束ほどになりました。


 夾竹桃の花は、一度に沢山の花が咲き、木に咲いた全体を観ることが主で、夾竹桃の花をあまり一輪一輪観たことはありません。
まだ、咲き始めの1輪の花を観察しました。

 一輪の花も花びらが3重ほどに重なってあまりすっきりした花の形をしていません。
やはり夾竹桃の花は、遠くから観るのが良さそうです。


≪伐採後≫
 擁壁保護の観点から、もうちょっと切りたいところですが、あまり一度に切ってしまうと目隠しの効果が薄くなってしまうので、今回はこの程度にしておいて様子を見ながら更に伐採したと思っています。

 夾竹桃の幹は柔らかく、切断は容易です。
しかし、切断すると樹皮からの樹液が出ます。この樹液がねばねばしていてノコギリの歯にまつわり付きます。
このため、ノコギリの歯の摩擦が増え、太い幹などを切るときは、ちょっと切り難いものす。

 ところで、この樹液には毒があり、心臓発作や嘔吐・下痢・痙攣発作などを起こしたり、目に入ると目が腫れたりするそうです。
毒の成分が含まれるのは、樹液だけではなく、葉・花にも含まれるそうです。
剪定した枝や葉が十分に乾燥していないで、燃やした際に発生する煙にも、毒成分が含まれるそうです。
幹を切った際に出る切粉、シュレッダーに掛けた枝や葉など、多くの場面で樹液に触れますが、今までに幸いこのような症状になったことはありません。しかし、十分な注意が必要です。

 今日は、盆の明け(当家では、お盆は7月13日~15日)です。
暑さは、これからです。
どうぞ、ご自愛下さいますように。
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