磯子ヴィレッジ近況報告

磯子ヴィレッジの近況とそこで得たノウハウなどを写真付きで投稿

擁壁周りの清掃 -磯子ヴィレッジ-

2017-03-31 18:04:37 | 日記
3月最後の日は、雨が降っています。
寒い日です。

ユスラウメが咲いていますが、そろそろ終わりかなと思っています。

≪ユスラウメ≫
ウメの花はすっかり散ってしまいましたが、今は小さな実が生っています。

今年も沢山の実を付けてくれるよう願っています。

ニワトコの白い花が咲いています。

≪ニワトコ≫
この木はちょっと不思議です。
始めは、草のような芽を出すのですが、幹が木質化して年が経ってすっかり木になってしまいました。

擁壁の周りの清掃をしました。
1年の間に、擁壁の上には、メダケや雑木が沢山生えてしまいました。
擁壁には、クズのつたが垂れ下がっています。

≪清掃前の擁壁≫

≪清掃後の擁壁≫

擁壁周りの清掃と合わせて、昨年夏に外れて、切れてしまった3.5Mのアンテナも張り替えました。

≪枝で覆われた支柱と外れたアンテナ≫
木の枝を切り払い、支柱周りを整理して3.5Mのワイヤーアンテナも張り替えました。


長屋門の前に生えているコバノランタナは茶色の枝が目立ち、擁壁から出ぱってしまいました。

≪コバノランタナ≫
思いきってすべて刈り取りました。
コバノランタナで隠れていた壊れた板壁が目立ってしまいました。
擁壁の石積みの隙間も気になります。

また、新しい芽が出て、花が咲き綺麗に隠してくれるでしょう。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春分も過ぎ -磯子ヴィレッジ-

2017-03-22 21:24:18 | 日記
 春分も過ぎ、明日は彼岸の明け。
彼岸に入り、中日までは、春らしい良い天気でした。
昨日は、1日雨でしたが、今日はまた良いお天気でした。
昨日の雨は、草木に恵みの雨ではなかったでしょうか。

 階段の脇には、タンポポが咲いています。

≪タンポポ≫
 フキノトウもすっかり大きくなって、花が咲いています。

≪フキの花≫
 キブシが、髪飾りのような花を付けています。

≪キブシ≫
 花壇では、頭を下げたように花が咲いています。

≪バイモユリ≫
ちょっと、下から覗かせてもらうと。

≪バイモユリの内側≫
網目状の模様があります。
下を向いて咲くこと、内側に網目状の模様があることなど、クリスマスローズに似ています。

 木々の芽吹きも始まりました。


 このところ、良いお天気が続いたので、外仕事に精を出しました。
鉢植えの木々が大きくなったり、枯れたりしていたのでこれらを整理したり、植え替えたりしました。
これは、イトヒバです。

イトヒバの木の実が落ちて、発芽しました。
発芽したばかりの小さな木を植木鉢に植えて育てました。
すっかり大きく(樹高70数cm)なってしまったので、大きな鉢に植え替えました。
5本の苗があったのですが、この1本だけが、イトヒバになりました。
他の4本は、祖先のヒバになってしまいました。(イトヒバになる確率20%)
イトヒバになったこの木の糸のような葉は、見事で長さが30cm以上あります。

黄色の矢印で示したのが、長い葉の内の2本(枚?)です。
他にも長い葉があります。

伐採作業にも精を出しています。
擁壁の上は、管理を行う為の通路を確保するようにしていますが、1年の間にメダケや木々が繁茂してしまいました。
繁茂した擁壁の上のメダケや木々を伐採しています。

伐採したメダケや木々は、山側に積んで置きます。
生えていたメダケの下部を少し残して積んだ物が崩れてこないようにしています。
運び出すのが大変ですし、処分も大変です。
こうしておけば、1年も経てば減容してしまいます。

伐採作業は、まだまだ続けなければなりません。
既に芽吹きが始まっていますが、若葉が出そろう前に終わらせたいと思っています。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の彼岸の入り -磯子ヴィレッジ-

2017-03-17 22:19:34 | 日記

≪咲き始めたアンズの花≫

今日は、春の彼岸の入り。
晴れて、日差しが暖かな日です。

お墓参りをしました。

一番古いとされる墓碑の年号を改めて見てみました。

元禄二年と読めます。
とすれば、西暦1689年 328年前です。

ずっと昔の先祖に思いを巡らしました。

 アンズは、咲き始めたところで、2、3分咲。
ボケは、ほぼ満開になりました。
さっそく、メジロがやっていました。

≪ボケとメジロ≫

春になって色々の花が咲き始めました。
アンズの花が終わるといよいよ桜です。
こちらは、一足早くサクラソウ(キバナノクリンザクラ)です。

名前がちょっと季節はずれですが、クリスマスローズがチャボヒバの木の下で咲いています。

チャボヒバの剪定をしたので、陽が届くようになったので咲いたのかと思っています。
あまり陽は必要としない植物のようですが、剪定前のチャボヒバは、ほとんど日差しを遮っていました。
昨年は、元気が無く咲くこともなかったし、小さくなってしまいました。
どうやら、元気を取り戻したようです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生徒さんの訪問 -磯子ヴィレッジ-

2017-03-12 19:59:17 | 日記

≪梅≫
 この梅の花は、ややピンク色です。
白梅の花が終わるころに満開になります。
昨年は、あまり実を付けませんでしたが、この花の量からして、今年は沢山の実を付けてくれるかも。

 一昨日は、近くの小学校の生徒さんが磯子ヴィレッジを訪ねてくれました。
毎年恒例となっています。

 長屋門、母屋、土蔵、釜屋、井戸、池を案内し「昔の生活」について話をしました。

 普段、整理整頓、掃除をさぼっているので、この訪問が片づけをする大変良い理由、機会になっています。
そして、生徒さんから沢山の質問を頂きます。
毎年、考えもしていなかった質問が出て答えにたじたじです。
色々考えるのに良い機会だと思っています。

頂いた質問から、上手く答えられなかった質問を考えてみました。

質問1.長屋門の入口はどうして狭いの?

 そうです。
腰をかがめ、頭を下げないと通れません。

≪長屋門の扉≫
門の開口部は、横2.2m高さ2.3mそこに大きな扉(高さ2.25m幅1.16m)が2枚あります。
左右に観音開きに開けることが出来ます。
大きな左側の扉に、縦1m幅0.6m程の小さな扉が付いています。
「潜り(クグリ)戸」と言います。

小さい理由を調べて見ました。
 「家の主に対して,形の上からも腰を低くして家に出入りさせるために,腰を屈めて通るような構造にしてある。」 とか「賊などが抜刀して通れないように」等の理由があるようです。
まあ、現在では考えられない理由ですね。

質問2. 350年前の物何かありますか?
家が、350年位前に建てられたという説明をしたので出た質問だと思います。
「これが、350年前の物です。」とお見せ出来ればいいのですが、そのような物は見当たらず、お見せることが出来ませんでした。

 家の原形は300~350年前の建物ですが、改築をしていますので、すべての物がその時代の物ではありません。
ほとんどのところが改装されて、古い物は、内部に覆いかぶされています。
見える物を改めて探してみました。

建物の左右そして真中にある3本の柱とその上に乗った梁の木口。
この建物を構成する重要な構造材です。
これは、おそらく建築当初の物と思われます。
外から、分かるのはこれくらいでしょうか?

これがそうですといえるものは、お墓の墓石ですかね。
年代がはっきりと書かれています。
もっとも亡くなってから何年かして建てられたことも考えられます。
以前「これが一番古いお墓だ」と、不動鑑定士の先生が教えてくれたのですが、聞いた年号を忘れてしまいました。
現在では、風化してしまいはっきり見ることが出来ません。
他に、はっきり読める墓石には、「元禄」という文字が見えます。

この墓石には、元禄八年乙亥二月--と書かれています。
元禄八年は、西暦1695年ですから今から322年前となります。

実は、墓石に書かれた年代が、家が建てられた年代の推測の一つの根拠と考えています。

祖父が、生きていた時代にこの家は、250年以上前に建てられた聞いたこと。
大学の先生に建物を観て頂いたとき、この家は江戸時代中期かそれ以前に建てられたものであること。
ただ、江戸時代初期に遡れるかどうかは、その確証が見当たらないということでした。
諸説あるようですが、江戸時代中期を1651年~1745年とすれば、366年前~272年前となります。
それから、前出の墓碑に「元禄」の年号が書かれていること。
これらから、家の建てられた時期が300年から350年位前であろうと推測しています。

 掛け軸は、古い物で「安永」の年号の物があります。
1770年代ですから240年ぐらい前の物と新しいようです。

3.井戸にどれだけの量の水があるの?

 深さが約3.4mあることは知っていますが、量まで考えたことはありませんでした。
(当日も、目盛を書いた竹竿で深さを測りました。)
井戸の直径が約0.8mですから
0.4×0.4×3.14×3.4=1.7㎥
思ったより少ないですね。
1.8リットル入りのポリタンク94本分。
横浜市の一人あたりの水道使用量が222リットル/日だそうですから、
7.6日分です。
家族3人で使うと2日半でなくなってしまいます。
もっとも、絶えず湧き出ていますので、数日で無くなってしまうということは無いと思います。

 見学を終えて、家の周りが木で作られていることにかなり関心を持たれてようで、その感想を話してくれました。
みなさんに見て頂いて、何かを感じたり、何かの役に立てばうれしいことです。
ありがとうございました。

「掛け軸」の参照投稿  磯子ヴィレッジ -盆の入り- 2010-07-13
「板壁」の参照投稿  磯子ヴィレッジ「すごい」 2008-05-18
「墓」に関連する投稿  —盆の入り— 磯子ヴィレッジ 2013-07-13

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花壇の移動 -磯子ヴィレッジ-

2017-03-06 03:13:20 | 日記
 弥生三月。
暦上も春になりました。


キンモクセイが、ハーデンベルギヤで春の装いです。

紫色に部分染めされたようです。


≪ハーデンベルギヤの花≫

鳥が、ツガイでエサを啄んでいます。

良く見かけるのですが、名前が分かりません。

 丘の上では、鶯が鳴いています。
初鳴きでしょうか?
上手くはありませんが、タニワタリの鳴き声です。

 ウメの花は、ガクが目立つようになりました。
梅の花は終わりです。

今年も沢山の梅の実が生るよう期待しています。


 暖かくなって、庭いじりを始めました。

 花壇を移動しました。

6年ほど前に、改修した花壇です。
周りをデッキ材で作りました。
5年以上経ってもしっかりしています。

花壇を造った際に、元々生えていたムクゲをそのままにしておきました。
そのムクゲが大きくなってしまいました。
今回の移動に伴い、ムクゲを抜きました。

根が、深くはありませんが、広く張っています。
抜いたムクゲは、別の場所に移植をしました。
上手く付いてくれれば良いな思っています。


 花壇の土は移動の際、ごみや草の根を取り除きました。
今回、新たに加わった電動の”ふるい”です。

≪電動ふるい≫
右側に土を入れると真中の網の部分が回転して土をふるいます。
ふるわれた土は、網の下に落ち、ごみや大きな土の塊は、左側に落ち振るい分けられます。

なかなか快適で、作業が大変楽に短時間で終えることが出来ました。

参照投稿

2011-07-02 磯子ヴィレッジ -花壇改修-

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする