糸トンボです。
爪楊枝程度の大きさですが、胴体は爪楊枝より細く、か弱く感じられます。
風の強い日は、物陰に隠れて草の葉にとまっています。
6月26日のNHKの番組「クローズアップ現代」で「身近な昆虫に異変あり」という放送がありました。
人が気づく前に、昆虫がいち早く環境の変化を察知しているようです。
「蛍」がいなくなってから大分時間が過ぎましたが、このか弱い感じの「糸とんぼ」が、ここの環境のバロメータの一つだと思っています。
さて、磯子ヴィレッジの話をしましょう。
これまで、ご紹介してきたとおり磯子ヴィレッジは、周囲を丘に囲まれています。
外部の騒音や雑音、外敵を防ぐには、大きな効果があります。
ところが、ここは、北側に位置する在京のFM局の電波受信もままならないほど電波状態がよくありません。
情報化社会の現在にあって、情報もシャットアウトしてしまっては、時代に取り残されます。
そこで、磯子ヴィレッジアパートでは、専用のアンテナを設け、放送エリア内となっている放送の受信を可能にしています。
また光によるインターネットを導入し、通信環境を整えてあります。
(丘の上に設けられた各放送受信アンテナ)
地理的に谷間であっても、情報の谷間であってはなりません。磯子ヴィレッジは情報の峰です。