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Islander Works

書いて、読んで、人生は続く。大島健夫のブログ

2月26日「千葉詩亭・第四十四回」

2017-02-12 23:00:12 | 告知
偶数月の第三日曜に中央区登戸のTREASURE RIVER BOOK CAFEで恒例、千葉の朗読オープンマイクイベント・千葉詩亭。この2月の第四十四回のみ、第四日曜日の26日の開催となります。お間違いのなきよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

今回のゲストアーティストには、ロックバンド「西国分寺エクスペリエンス」で20年余り曲作りとボーカルを担当してきた歌い手で詩人・おちょこさんをお迎えし、30分間のパフォーマンスを展開して頂きます。どうぞお楽しみに!


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千葉詩亭・第四十四回

2017年2月26日(日)
会場:TREASURE RIVER BOOK CAFE
千葉市中央区登戸1-11-18 潮第2ビル102

※JR千葉駅より徒歩10分。千葉駅東口からそごうの横を通ってモノレール沿いに進み、モノレールが左に曲がってすぐの信号を右に入り、200メートルほど進んだ道沿い左側です。

開場 17:30
開演 18:00

入場料1000円(1ドリンク付) または 2000円(1ドリンクとお食事付)

千葉詩亭はオープンマイクのイベントです。ご来場の皆様は、当日希望すればどなたでもマイクの前に立つことができます。詩の朗読に限らず、持ち時間5分で、歌・漫才・演説・愛の告白・懺悔など、「言葉」であれば何でもOKです。いや、むしろ言葉によらない身体表現や音楽、即興絵画なども、法令及び公序良俗に違反しない限り、また他のお客様の迷惑になることでない限り何でも歓迎いたします。もちろん、オープンマイクに参加なさらない、純粋な観客としてのご来場も大歓迎です!

▽主催
山口勲/大島健夫

おちょこ


~本人によるプロフィール~
うたうたい、言葉使い。
ロックバンド「西国分寺エクスペリエンス」で20年余り曲作りとボーカルを担当していました。
2008年頃からソロ活動を始め、ギター弾き語りでオリジナルの曲を歌ったり、声やエフェクターを使った即興演奏をしています。
女である自分の中にある、母、少女、少年。邪悪。野生。官能。すべてを含んだ大地のような、妖怪のような、うたうおばばを目指して、日々年を重ねているところです。



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読みたい方も聴きたい方も。いつも来てくださる方も初めましての方も。地元の方も遠方の方も。どうぞお気軽にご来場くださいませ。TREASURE RIVER BOOK CAFEの美味しい飲み物とお食事とともに、心よりお待ち申し上げております。



12月25日~27日"Israel Slamstival"

2016-12-21 12:46:57 | 告知
2016年最後の朗読ステージは、イスラエルです。12月25日から27日まで、かの地で開催される国際ポエトリースラム"Israel Slamstival"に出場いたします。

25日にテルアビブで、26日にエルサレムでそれぞれスラムを行います。出場スラマーには、今年のポエトリースラムW杯で出会った懐かしい顔触れがズラリ。みんな上位進出者ばかりです。

今年、海外で朗読するのは、5月のパリのポエトリースラムW杯、9月のブリュッセル詩祭に続いて三度目となります。自分がイスラエルの地に立っている姿は、今回のオファーを頂くまで想像したことがありませんでした。こうした機会を頂けるのも詩のおかげ、ポエトリーリーディングのおかげです。

ポエトリーリーディングを続けた結果、こうして様々な国に行くことができるようになりました。9月のブリュッセル詩祭、そして今回のIsrael Slamstivalは、ポエトリースラムW杯に出場したことでそのオファーを頂きました。

私は、5月にW杯に出場して以来、ポエトリースラムという競技の存在意義、その価値について考え続けてきました。そして、それは「ポエトリーを通じた人間性の肯定」にこそあるという、現時点での私なりの結論に達しました。

例えばスポーツというものは、押しなべて最終的に、ジャッジは人間ではなく機械にとってかわられる世界に入ってゆきます。その判定の正確性、公平性を追求する限り、人間は機械より優れた判定は絶対にできないのです。

私は全然アスリートと呼べるほどのものではなく趣味の運動程度のものですが、10代の頃から40代の今まで、剣道や空手など運動競技を続けてきました。

それらの試合における審判は、研鑽も積み基準も熟知していたはずですが、長い間には、全然当たっていない技で負けにされたり、反対にかすってもいない技を一本にとってもらったこともあります。そして、ある時にはそうしたことの結果として、恐ろしい事象が生じるのも見ました。試合に敗れた強豪校の選手が監督にボコボコに殴られて「すみません!すみません!」と泣きながら謝っていたり、あるいは、負けたチームの監督そのものがクビになってしまったり。勝つと負けるとでは上下大違いで、下手をしたら何ヶ月も何年も積み上げてきたものが一瞬でパーになってしまうのです。選手たちにはそれぞれ背負うものがあり、真剣に死を覚悟して試合に向かうことだってあるのです。

ですからその判定は絶対に正確なものを目指さねばならず、テレビで見ればわかる通り相撲も、野球も、その他様々な競技にビデオ判定が取り入れられています。人間の目は性能が悪く、不正確だからです。そもそも時速300キロのF1が二台並んでホームストレートでチェッカーを受けた時、どちらが先にゴールしたかを見分けるのに、人間と機械とどちらが優れているでしょうか。それは自明の理であります。

ひるがえってポエトリースラムはどうか。なんとジャッジするのは当日ランダムに選ばれた観客です。訓練も受けておらず、統一された判定基準さえありません。そもそも人間の考え方などというものは、朝何を食べてきたか、その朝食の席で家族とどんな話をしたかという程度のことで変ってしまいます。同じ一人の人間でも、ある時は笑える楽しいわかりやすいものを求め、ある時はシリアスで不可解なものを求めます。そんな人間たちをランダムに選び出して、審査をさせようというのです。

ポエトリースラムW杯では、常に競技は、主催者が観客を煽り、全員で"Best poet never win!"と連呼させてから始まります。言ってみれば、その場にいる選手、観客、関係者の全てに、「これは正確性と公平性を究極に追及するものではない」と宣言し、あらかじめそのことを共有させているわけです。なぜそんなことが許されるのか。それは、厳密な基準を要求された時には機械には決して敵わない人間という存在の持っているなにがしかを肯定しなければあり得ないことです。

では、そのなにがしかとは一体何でしょう?

そもそも、「どんな詩が絶対に優れているのか」という絶対的かつ厳密な基準など、本当はあってはならないものかもしれないものです。

このような詩が優れています。このような詩を優れていると思いなさい。このような詩を良いと思うのは間違っています。これこそが絶対に正しいのです。そう言いつのる誰かがいたら、私は多分言います。「おまえはバカだ」と。それは、人間にとって何よりも大切な内心の自由を侵すものであるからです。たったひとつの思考に基づいて「こういうものを良いと思え」と他者に強要し、そのことに点数をつけるようなことこそがファシズムなのです。

常に揺れ、常に変動し、そして常にその揺れや変動を感じているからこそ、それを、誰かに強制されたものではない自分自身の感覚で捉えようとするからこそ、人間は詩というものを生み出したのではないのでしょうか。ポエトリースラムのシステムが肯定しているものとは、一人ひとりの個人としての存在なのです。

一方、出場するスラマーにとっては、統一された基準がない、人間のすることとしてのジャッジを受け入れねばないということは、そのことを前提として競技に臨まねばならないということは、とりもなおさず「自分の望まない結果が出たとしても、それを受け入れなければならない」ということになります。"Best poet never win"という言葉は、敗者を救う言葉であると同時に、競技者全てに覚悟を促す言葉でもあります。個人としての存在を許された者は、自分ではどうしようもない理由により自分の望まない結果が生じるかもしれないことを受け入れなければならないのです。スポーツ選手に覚悟があるように、ポエトリースラマーにも覚悟があります。私はポエトリースラムW杯の会期中、各国代表スラマーが他のスラマーのパフォーマンスを謗る言葉を、ただの一度も聞きませんでした。

勇敢な素敵で強くて自由で詩に溢れていて最高な人たちと、また別の国で、ポエトリースラムの場で再会します。

行って参ります!

12月18日「千葉詩亭・第四十三回 ~七周年~」

2016-11-30 18:35:15 | 告知
偶数月の第三日曜に中央区登戸のTREASURE RIVER BOOK CAFEで恒例、千葉の朗読オープンマイクイベント・千葉詩亭。2016年12月18日の「第四十三回」をもちまして、7周年を迎えます!

WiCANアートセンターでの第一回の時、35歳だった私は42歳になりました。皆様の身辺にも様々な移り変わりがあったことと存じます。私は今日も今日とて詩を書いたり朗読したりしております。ポエトリーリーディングが大好きなので、まだまだ頑張っていきます!

毎年12月の回の恒例通り、今回もゲストゲストアーティストは設けず、オープンマイクそのものをメインとして開催いたします。主役は当日会場にいらっしゃる皆様です!読みたい方も聴きたい方も、どうぞお誘い合わせの上、多数のご来場、ご参加、心よりお待ちしております!


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千葉詩亭・第四十三回

2015年12月18日(日)
会場:TREASURE RIVER BOOK CAFE
千葉市中央区登戸1-11-18 潮第2ビル102

※JR千葉駅より徒歩10分。千葉駅東口からそごうの横を通ってモノレール沿いに進み、モノレールが左に曲がってすぐの信号を右に入り、200メートルほど進んだ道沿い左側です。

開場 17:30
開演 18:00

入場料1000円(1ドリンク付) または 2000円(1ドリンクとお食事付)

千葉詩亭はオープンマイクのイベントです。ご来場の皆様は、当日希望すればどなたでもマイクの前に立つことができます。詩の朗読に限らず、持ち時間5分で、歌・漫才・演説・愛の告白・懺悔など、「言葉」であれば何でもOKです。いや、むしろ言葉によらない身体表現や音楽、即興絵画なども、法令及び公序良俗に違反しない限り、また他のお客様の迷惑になることでない限り何でも歓迎いたします。もちろん、オープンマイクに参加なさらない、純粋な観客としてのご来場も大歓迎です!

今回のオープンマイクにつきましては、5分枠と10分枠がございます。5分枠については上記の入場料のみで、また当日予約なしでご参加頂けますが、10分枠へのエントリーについては+500円を頂きます。また、10分枠へのエントリーはできるだけ事前にご予約をお願いいたします。ご予約はフェイスブック、ツイッター、メール、このエントリーへの返信、私か山口勲に直接口頭でなどどんな方法でも構いません。

▽主催
山口勲/大島健夫



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皆様、八年目の千葉詩亭もどうぞよろしくお願いいたします!



12月4日「大島健夫朗読ワンマンライヴ 詩と物語の世界」

2016-11-09 22:31:22 | 告知
2016年12月4日、三鷹・おんがくのじかんにて朗読ワンマンライヴを開催いたします。

今年に入って初めてのワンマンライヴとなりました。今回は24時間朗読したり、2時間の長篇を1篇だけ読んだりということはせず、2時間半、今の私が皆様の前で読みたい・お聴かせしたいと考える詩と物語を、じっくり朗読したいと思います。

ワンマンライヴと言いつつも、実はゲストをお呼びしております。ThreeQuestionsの内藤重人さんです。

10月に「進撃の詩人」で共演した際に内藤さんの鍵盤と歌を聴いて「コラボできたらいいなあ」とぼんやり考えていたところ、私がお願いする前に、休憩時間に内藤さんから「コラボしませんか」というお話を頂き、椅子から落ちそうになりました。鍵盤と朗読で、何か新しい形をお届けできると確信しております。

また、この日この会場より、日本スポークンワーズ協会刊「スポークンワーズ・マガジン どんと、こい!Vol.6」が発売開始となります。内容については改めてアナウンスいたしますが、ちょっと内容をばらしますと、巻頭は不肖・大島健夫のロングインタビューです。9月に高円寺アバッキオで開催されました「ポエトリースラム ワールドカップ 2016トークセッション」を収録したものとなっております。是非お手にとってご覧ください。定価1000円です。

どなたも心よりお待ち申し上げております。


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スポークンワーズ・マガジン「どんと、こい!」Vol.6発売記念
大島健夫朗読ワンマンライヴ

「詩と物語の世界」

2016年12月4日(日)

会場:三鷹 おんがくのじかん
東京都三鷹市下連雀 3-32-4グリーンパルコB1 
TEL/0422-43-5172

16時開場/17時開演
19時30分終演

入場料2000円+1ドリンク

朗読・大島健夫
スペシャルゲスト・内藤重人

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11月7日「SPIRIT」

2016-10-14 17:36:37 | 告知
「心を声に。声を言葉に。言葉を、明日に」

毎月第一月曜に渋谷RUBY ROOMで恒例、大島健夫とURAOCBとの共同開催による朗読オープンマイクイベント「SPIRIT」。23回目の開催となる2016年11月の回、スペシャルゲストには、第二詩集「オバマ・グーグル」が大好評発売中、ヴァーバル・アート・ユニット「TOLTA」メンバーとしての活躍でも知られる詩人・山田亮太さんをお迎えいたしました。

30分のパフォーマンス、どうぞお楽しみに!




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POETRY READING OPEN MIC

SPIRIT

2016年11月7日(月)
会場:渋谷 RUBY ROOM

開場 19:30
開演 20:00
入場料 2000円(2ドリンク付)

▽主宰・出演
大島健夫 / URAOCB

▽スペシャルゲスト
山田亮太

※オープンマイクは完全当日先着制で16名まで、1名あたりの制限時間5分です。当日ステージに上がりたい方は、受付で名前をお書きください。詩の朗読でなくても、極端に大きな音を立てることや他のお客様あるいはお店に迷惑になることでなければどんなパフォーマンスでも歓迎いたします。もちろん、オープンマイクにご参加なさらない、純粋な観客としてのご来場も大歓迎いたします。


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見たい方も聴きたい方も読みたい方も。どうぞどなたもお気軽にお越しください。心よりお待ち申し上げております。