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To be continued.

                   
アイリスの気ままに紡ぐダイアリー

邦画「放浪記」(BS11) : 想像し難い貧しさ。

2005-09-10 01:58:18 | 映画(テレビ放映)
「貧乏人のふてぶてしさ」 と隣で見ていた家人が申しました。

高峰秀子 が本当に上手く表現していました。

ふてくされた態度、斜め下から見上げる目つき、品のない着物の着方や歩き方、はすっぱな喋り方・・・

もう 林芙美子 にしか見えない!

森光子のでんぐり返しで有名な舞台ですが、さすがに映像では年齢的にちょっとね。

「私の人生はこれだけで終わるんじゃないから。」

「このままじゃいけない。なんとかしなくちゃ!」

強い意志と情熱、もちろん才能もあって、作家として大成する。
食べることさえ出来ない悲惨な状況なのに、どこか明るさと希望があって救われます。
笑えるところも結構あるし・・・だから舞台でも長い間ウケているのでしょうね。

今はおじいさん、おばあさん役の俳優さんの若い頃が見られるのも楽しい。
ちょっとしたクイズ番組 ですよ。

田中絹代、菅井きん、仲谷昇、草笛光子、宝田明、林美智子、西沢利明・・・・・・

今の日本では考えられない世界。
源義経よりも返って距離が感じられて、中途半端な位置にあるこの時代は忘れられて行くのかな!?と感じてしまいます。

で、明日(もう今日か)は 「チャーリーとチョコレート工場」 観に行くよぉ~
とっても楽しみ
・・・お休みなさいませ。

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