To be continued.

                   
アイリスの気ままに紡ぐダイアリー

ルーヴル美術館所蔵 古代エジプト展へ

2005-08-07 21:43:26 | 美術館・博物館
東京都美術館(上野公園)で8月2日から10月2日まで古代エジプト展、開催中です。

大丸ミュージアム・東京(12階)でもドイツ・ヒルデスハイム博物館所蔵の古代エジプト展が行われていますね。

その前に・・・・・・上野公園内では、大道芸人さんが私たちを楽しませてくれます。

この方は、風船でプードル、ピンクパンサー、ミニーちゃんetc.を作っていました。

手際の良さに見とれて、30分ぐらい見ちゃった。
子供は素直に欲しいと言えてイイなぁー



ドレスデン国立美術館展に行く予定がだったのですが・・・

どんな内容なのか全く知らずに古代エジプト展に入ってしまったので、音声ガイドを借りました。
500円也。コレ、とても役立ちます。

紀元前約4000年から、こんな高度な文明が発達していたのですね。
さすが「ナイルの賜物」!!

古代エジプト人は、私たちに近い生活をしていたようです。

普通は一夫一婦制で家庭生活を大事にし、お互いを 「兄」「妹」と呼び合っていた。

家族で食事を楽しみ(ビールもある!)、流行の服を着てアクセサリーで飾り、お化粧し、かつらを着用したり・・・

人民の9割は農民だと言うことですから、上流階級の人々だけなのでしょうけど。

エジプトには、ギリシャ・ローマ神話とはまた違う神様達がいます。

動物の姿をしていたり、動物と人間が一体になっていたり、こいう彫像は見ていて楽しめますね。

一番印象に残ったのは「ジェドホルの石棺の蓋」です。

ジェドホルとは、棺に入っていた死者の名前。

展示されているのは石棺の蓋の部分で、高さ266㎝と重さ2.6トン大きさで、迫力があります。

棺の蓋の内側には、頭上に太陽を掲げる天空の女神<ヌト>の姿が彫られています。

死んでもずっと美しい女神様と向き合っていられるのですね。

まだまだ発掘作業は行われていて、昨年は60体のミイラが見つかったとのこと。

砂漠に建っている神秘的なピラミッド、見てみたいなぁー



帰りがけに見た蓮池と弁天堂。
蓮の花が閉じてしまっていて、残念でした。

こちらは日本の極楽浄土か・・・・・・
死後の世界を思い描けない私は、今を生きるだけです。