To be continued.

                   
アイリスの気ままに紡ぐダイアリー

ミリオンダラー・ベイビー:その瞬間、劇場中が凍りついた。

2005-06-17 22:51:12 | 映画(劇場)
京成ローザは、金曜がレディスディだったんですね。
ららぽーとが水曜でしたので、勘違いしていました。
料金1,000円。男女差別だ!と怒っている友達もいますが・・・

前半はいわゆるサクセスストーリーです。

フランキーとマギーが互いを見いだして、徐々に距離を縮めて信頼関係を築いて行きます。

この間のエピソードの入れ方は、大したものです。
二人の今の状況、これまでの人生、考え方が良く分かります。

ボクシングの練習風景や試合は、文句無くおもしろくてワクワクします。

ヒラリー・スワンクは吹き替えなしでボクシングシーンに臨んでいるとのこと。
ハリウッドの女優さんには頭が下がります。
腹筋、見事に割れていました。戦う女の身体は美しい。

以前ターミネーター2でリンダ・ハミルトンが懸垂している姿を観た時も、あんなカラダになりたいと思ったものでした。

ボクシングはシンプルなだけに無条件に興奮します。
パンチをもらったシーンには、観ているこちらまで体がピックと反応してしまいます。

二人はヨーロッパ遠征でも観客の熱狂の中、輝かしい勝利を重ねていきます。
そしてついに100万ドルを賭けたタイトルマッチの日が・・・・・・

ここからが、ものすごい展開に~~~
今まで圧倒的な勝利で、爽快感や達成感を味わってきたから何ともー
観て下さい。
この瞬間、劇場中の観客が息を飲み凍りつきました。
大げさではありません。はっきり解りました。          

あまりにムゴイ!
こんなシーンは見たくなかった。

ここで終わっても良かったと、私は思っています。

<本当の物語はここから始まる>とパンフレットには書いてあるけれどね。

理不尽で衝撃的な終わりの方がインパクトが残るでしょう。

この後は二人の演技で見せてくれるけど、まあ想定範囲内。

このラストを観て「ジョニーは戦場へ行った」というかなり昔の映画を思い出しました。
もっとやりきれない思いが残って、観終わっても動けない。
しばらくしてノロノロと立ち上がるのが、やっと。

映画終了後も、皆しばらくの間じっと座っていました。
隣の席の60歳代と思われる男性も泣いていました。

人生経験を積むと、もっと感慨深いモノがあるのでしょうか。

そうそう、こんなものが置いてありました。



先週電車男を観に行った時に、ららぽーとにもあったような気が・・・
自衛隊が協力をしている映画が最近多いからなのでしょうか。
全国どこでもですかね?千葉だけではないですよね。