My-boomよ、永遠なれ。

熱しやすく、冷めやすいお調子者のマイブーム日記…
いよいよ人生は佳境に“ラスト・クオーター・サバイバル”へ

2010年〆キャンプ・ツーは原チャでGo!その2

2010-12-18 09:22:08 | GS50+30改
12月12日(日)…時々

寒さは何とか凌ぐ事は出来ましたがディーゼル列車の騒音で目が覚めます。


道の駅を8時頃に出発し、R55(土佐浜街道)を南西方向の室戸岬に向かいます。




異様で迫力あります。青年大師像

大きな弘法大師像が海を見下ろします。

続いて中岡慎太郎像


室戸岬・潅頂ヶ浜


土佐湾を西に高知へ




何年か前に北九州のメンバーと合流してキャンプをした安田川アユおどる清流キャンプ場へ向かう県12の入り口です。懐かしい…


高知市内に入って向かうは「岩と雪Patagonia」


奇跡が…
店長さんがアライテント・エアライズ1のセットの中からポールだけをバラ売りしてくれました。


何と私のテントにポールを試着してくれました。

新調された右の黄色いポール袋。
少し値引きもしてもらい一万円ポッキリです。決して安いものではありませんがこれからのツーリングに無くてはなりません。
店長さんありがとうございます。

また、近くでお勧めのキャンプ場を教えて頂きました。
何しろ明日は降水確率90%と完全な雨模様。
それなりの覚悟をしてテントを設営しなければなりません。

仁淀川の河原にある加田キャンプ場(無料)を見に行くと唖然です。石ころだらけの河原でとてもテントを張る勇気は出ません。

続いて少し下流に行くと河川敷の公園があり、キャンプ場では有りませんが一応可と言うことですか…。

早速設営。


お酒や食事の買い出しも済ませ、シェルターにバイクも入ります。


歩いて約5分の所に温泉宿もあります。
かんぽの宿 伊野は日帰り温泉(500円)OK.


夜のお供は焼酎お湯割りと小型ラジオで。

久々に東京キー局のFM放送を堪能しました。

本日の全走行距離…約173km


2010年〆キャンプ・ツーは原チャでGo!その1
2010年〆キャンプ・ツーは原チャでGo!その2
2010年〆キャンプ・ツーは原チャでGo!その3
2010年〆キャンプ・ツーは原チャでGo!その4
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2010年〆キャンプ・ツーは原チャでGo!その8
2010年〆キャンプ・ツーは原チャでGo!最終章
2010年〆キャンプ・ツーは原チャでGo!エピローグ
2010年〆キャンプ・ツーは原チャでGo!番外編


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2010年〆キャンプ・ツーは原チャでGo!その1

2010-12-15 23:19:39 | GS50+30改
12月11日(土)…

早朝7時頃に起床し、いよいよ出発準備を行う。
やはり冬のキャンプにテントとタープでは役不足と判断し、シェルター(シャングリラ6)に積み直しをしました。

いくらコンパクトなシェルターと言え容量を喰うので結局RVBOXの上に括り付ける事に。
またまた不格好になってしまいましたが仕方有りません。また、ペグも30cmモノを4本追加して置くことに。

8時頃に出発。
今回もGPSロガーで記録を取ります。

予想していたとは言え、寒さが半端ではありません。R307が通る信楽あたりの路面温度計は4℃を示しています。

先日、横浜に行ったときは高速道路で2℃位でしたがフルカウルのバイク(1400GTR)と訳が違いますね。

コンビニで熱い缶コーヒー購入。
京都県道5沿いローソン和束南店前にて


R24をひたすら南下し、道の駅紀の川万葉の里でトイレ休憩をした頃には路面温度計は16℃まで上昇しており一安心です。


和歌山港のフェリーチケット売場には13時過ぎに到着すると何とフェリー出発が13時40分とナイスなタイミング。


早速チケットと購入(旅客運賃2,000、二輪車運賃1,200)し、フェリーに乗り込むまで殆どロスタイム無しです。



バイクは私の一台のみ。

おかげで昼食を食べ損ねるはめになり、フェリー内で販売している幕の内弁当(720)で済ませることになりました。

お味の方は文句は言えません。

フェリーの乗船時間は2時間10程度です。船内は週末と言う事もあり家族連れなどで結構乗っています。


徳島港に着いたのは午後4時前と夕暮れに近づいて来ています。

本日の目的地は阿南市の日和佐にある恵比須浜キャンプ場です。地図ではそれほど遠く無いように思えましたが実際には50km以上走らなければならず焦ります。

暗くなってアップダウンの続くR55をひたすら南西に進みナビを頼りにしても2・3度道を間違えながらようやく6時頃に到着。
辺りはすっかり暗闇に包まれキャンプ場らしき雰囲気が見あたりません。唯一明かりがついているのがトイレと水周りのある施設だけ。
一応キャンプをするにも問題は無さそうですが、肝心のテントサイトは荒れた砂利地でテントを張る場所を精査するにも暗すぎます。


トイレ前が結構広くベンチも置いてあるので東屋としてテントのみの設営を考えました。
あとは食料品の買い出しもあり判断を迷います。


実はこのキャンプ場の近くにライダーハウスが有るのを事前に分かっていたので連絡を取ってみると…。
ググ~「本日は満員です。」と来ました。
焦るよなー。これなら事前に予約しとけば良かったっと後悔します。

近くを歩いていたオジサンにキャンプ管理人や買い物出来る所などを訪ねます。
「今、管理人は居ないみたいだから適当に使って良いよ。買い物は国道沿いの道の駅の前にコンビニが有るよ。」
ご丁寧に有り難うございます。

バイクの荷物をトイレ前に置いて買い出するのもチョット不安だし、ここで野宿するのもイマイチ…。

そしてここでのキャンプは止めて、道の駅日和佐に向かうことに決定!
ここは広々とした無料の足湯が有ります。
すでにベンチには徒歩で旅を続けているという初老のオジサンが寝床を繕っています。


挨拶はそこそこにしてバイクを屋根の有る駐車場に置いて夕食を食べに道の駅となりに有るお好み焼き屋さんに入店です。


取りあえず行き着けの生ビールを一杯!

歩いて寝床予定地&バイクまで戻れるので心置きなく飲めるシアワセ。

ミックス焼きと更に酎ハイ。

コミックのドラゴンボールを読みながらくつろいでおります。
これまた、味の評価はいたしません。

それにしても四国上陸早々に野宿かい!
と嘆きつつ準備を仕掛けていると、道の駅に併設しているお土産やの軒先にすでにチャリダーが二人野宿をしていて、その内の年輩の方が「そこは結構騒音がうるさいからこっちの脇の軒先が良いよ。」とアドバイスを頂きました。

目の前の日和佐駅のホームから丸見えの位置ですが、構わずサーマレスト(マット)とシュラフで準備も整いチャリダー達と懇談タイムとなります。

若いお兄さんから「今夜も結構寒そうだからテントで寝た方が良いよ。」
そうだよな、やはり朝はキツそうだし…。

RVBOXからエアライズ1(テント)を設営しようと思った瞬間、悲劇が~~…。

ポール(テントの支柱)を家に忘れて来たよ。゜(゜´Д`゜)゜。
メチャクチャ落ち込みます。
まさか家に取りに帰れないし…。


これから向かう高知市内で大型スポーツ店をナビで探し出し、安価なテントを購入する予定にしました。
そこでチャリダー兄さんが高知市内に登山専門店がり、おそらくアライテントも置いてあるかもね。

もしかして、ポールがリペアで購入出来るかも…。

淡い希望を胸にナビをセットして就寝することに。

使えないテント本体を枕にし、断熱シェルター(シート)をシュラフカバーにします。

結構暖かい←負け惜しみ

本日の全走行距離…約246km


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いよいよ2010年〆ツーの準備

2010-12-10 20:05:41 | GS50+30改
昨日までの寒さと強風と異なり、穏やかな日和となりました。
明朝に出発することに決めました。

この夏に奄美から帰ってきて以来約三ヶ月間ぶりにショップに持って行きました。。
帰って来た時にオイル交換やチェーン、クラッチなどを調整してもらっていたので、今日は簡易でタイヤ空気圧やオイル量などを点検してもらって終了。
<GS80出発準備>


ショップのピット前には我が愛車のBMW R100RS改サイドカー(オーバーホール中)が鎮座していたのでGS80を横に並べて…。
<GS80&R100RSツーショット>

究極のツアラーとのツーショットは結構面白い。
どうやらこのサイドカー、正月はショップで越しそうです。

まず和歌山フェリー乗り場に向かい徳島に渡ります。
その後、室戸を目指し南下する予定でそれ以降はまだ白紙です。

今回はPCを持って行きませんので、ホテルに泊ってもこのブログの更新が出来ません。(PCを貸し出してくれる所もありますが)
そこでネットカフェを利用して行こうと考えました。
奄美では名瀬のネットカフェで更新作業しましたが結構便利で居住空間?としても快適でした。

さてさて今回はどんなツーリングになることやら。

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今年の〆は原チャでキャンプ・ツーだ。(予定ネ)

2010-12-08 18:22:03 | GS50+30改
この夏は九州・奄美へのキャンプ・ツーリングは原チャGS80を駆り立てておりました。
そして厳冬に入る前に原チャでツーリング企画を立てております。おそらく四国・九州方面になると思いますが詳細未定です。

<GS80>


普段のトップケースはCOOCASE FUSIONで容量28リッターです。
これに夏用の薄型シュラフや衣服の軽装などにもよりかなりコンパクトに収納する事が出来ました。
<COOCASE FUSION>


テント支柱やチェアー、ミニテーブルなどをあっちこっちに括り付け不恰好に…。
<阿蘇山・草千里にて>


3シーズン用シュラフやネイチャーストーブ、冬の装着などで増量して現状のCOOCASEでは役不足です。
トップケースを如何にコストをかけずに容量アップをするか悩みました。

一番簡単なのは同じくCOOCASE WIZARDの36リッターを新規に購入することです。BASICタイプで\20,000弱です。
そのままアダプターで装着できます。
<COOCASE汎用アダプター>

ただ36リッターと言う容量は微妙です。
これより大きいタイプもありますが、確か汎用アダプターも品番が異なった様な気がします。

現在1400GTRのトップケースはKRAUSER K5(容量:47リッター)を装着しており、これを装着するためにユニバーサルプレート(\9,800)を購入してCOOCASE用汎用アダプターと変換することです。
<新型 ユニバーサルプレート>画像拝借

こうなるとバイクの雰囲気が変わってしまいそう…ちょっと高級感が出る?
普段走りにはCOOCASE FUSIONが最適なのです。

そして色々考察した結果汎用アダプターをそのままにして、多目的収納BOXのRVBOX600(容量:40リッター)を載せてしまいました。
<RVBOX600>

この収納BOXの利点はフタをすればベンチや踏み台として使える事です。耐荷重80kgと言う事でチェアーとして使えるので一つ荷物が減ります。ホームセンターで\1,480は魅力的。

そのままでは固定出来ませんので汎用アダプターのフック部分が収納BOXを貫けるように底に約3cm平方の穴を空けました。
<RVBOX加工>

荷物を入れた収納BOXを汎用アダプターに固定する際にフック穴が丁度仮止めの役割を果たしてくれて便利です。
この穴で雨のキャンプ時は中身が濡れないよう注意が必要ですね。

必要な荷物を仮積み、タンクバッグにカーナビを入れて通電テストを行いました。
<新キャンプ・ツー仕様>

フロント・フェンダーの上にはサーマレストをビニール袋に入れて載せています。

さあ~これから企画を練ろう!

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バイク・ツーリング用のカーナビを最新型にしました。

2010-12-07 12:34:25 | KAWASAKI 1400GTR
10月に鹿児島まで1400GTRでツーリングに行った際にカーナビ(ミニゴリラNV-SB250DT)を紛失してしまいました。
無くした場所も分かっていましたが、私の不手際もあり残念でした。

3年ほど前に購入し北海道から奄美まで良く頑張ってくれました。近々に地図の更新か新機種かに交換か迷っていたので踏ん切りが付いた次第です。
<旧カーナビNV-SB250DT>画像拝借


そして今回購入したのは同じサンヨーのゴリラ系で最新機種の…
<GORILLA Lite NV-LB60DT>画像拝借

最近では価格.COMで底値に近かったアマゾンにて¥31,500、また液晶保護フィルム(¥928)とTranscend SDHCカード Class10 32GB(¥5,863)を同時に購入しました。

機種選定は最後までGORILLA NV‐SB550DTと迷いましたが、バイクに取り付ける事で天候(風雨)や振動による故障、盗難のリスクなども高いのでコスト・パフォーマンスを出来るだけ重視しました。
当然、防水機能はありませんので少々の雨ならカウルで大丈夫(時にはラップで包むことも)ですが、それ以上なら取り外します。(1400GTRの場合)
タンクバッグに仕込む場合はバッグ専用のカバーを使用します。(GS80やR100RSの場合)

当然の話としてPNDの高性能・ローコスト化は凄ざましいですね。その分バイク・ツーリングには不要な機能も取り込まれています。
FMトランスミッターやFM多重VICS内蔵、バックカメラ接続対応など要りません。その代わり防水機能(ケース)を入れて欲しい。

さて1400GTRのキジマ(TECHMOUNT製)のマウント(TM-81009)に取り付ける際に、前に付けていたナビ取り付けステーが異なり使えない事が判明しました。
購入後そうそうにナビ本体に附属する吸盤スタンドを分解しバイクに設置することに。

ナビ取付ステーから丸頭スタンドアームを外す為に固定レバー部分をバラバラに。


ナビ取付ステーもバラし皿ネジと一部部品とで組み直し。


ステー裏側から出したネジ部分をマウント(トッププレート)の穴に取り付けます。
必要なものはM6×20(皿ネジか低頭ネジ)とナットとワッシャだけです。

ステー取付完了。




操作性は同じゴリラ系からの乗換えなので問題はありませんでした。

地図情報が8GBになり詳細市街地図や検索情報が豊富になりました。

音楽は普段車内ではiPodに5,000曲ほど入れていますが、バイクではiPod shuffleを使う予定でしたが電源やバイク上での操作性を考え、NV-LB60DTにMP3で上限一杯の500曲弱を入れて置く事にしました。
出来ればナビ状態で音楽が聴けるとBESTなんですが残念。


SDカード(32GB)にはこれ以外に殆ど使うことは無いであろうGアプリ全てを入れても1/10も使っていません。
画像や動画の再生で利用することは無いのでカードの持ち腐れか?

Gアプリはジオタグ変換で位置情報をデジカメや携帯で撮影時に埋め込む機能と連動して、ツーリング役立てる事は将来可能かと思いますが…。
ツーリングの記録整理と言う事でGPSロガーとして使用できるGアプリが欲しいです。

先日長いトンネルを走行中に自立航行機能が効かず、どんどん位置がずれていきましたがトンネルを出て直ぐに補正はしました。
ジャイロセンサーと加速度センサーを正確に機能させるために本体は出来るだけ立てた方が(少し見難くなるかも)良いみたいです。

1400GTRには音声元がナビとレーダー探知機(BIKE RADAR SH001R)、ステレオ出力(iPod shuffle)とあり、これらをオーディオミクスチャー(B+COM)でミックスして聞くことができます。
この音声は有線でヘルメット用スピーカーセットにて聞き取ることになりますが、どうも出力が弱くなります。
特にナビ案内は高速運転していると最大ボリュームでも聞き取ることが困難です。

そこでポータブルヘッドホンアンプ(通称:ポタアン)を増設しました。
<Fiio E5>

内蔵充電式バッテリーをミニUSBで充電し約20時間連続使用が出来るらしい。
劇的なボリュームアップは無理なようだが何とか使えるレベルであります。\2,280也
ナビ音声をもっと明晰に聞き取る必要がある時は、ナビの音声出力端子に直接ヘルメット用スピーカーセットを繋げば問題ありません。

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日帰りで横浜へ、ドガ展を堪能す。

2010-12-06 12:47:28 | アート・美術館
久々の美術館巡りを1400GTRで日帰り弾丸ツアーを敢行しました。
早朝4時ごろ起床、ガソリン補給をして5時過ぎには名神で一路横浜に向いました。

バイクの外温センサーは2℃を示しております。
流石に迷彩パンツでは寒そうなので革パンを履いて正解でした。

途中、東名富士川SAで綺麗な冠雪した富士山も見えましたが余裕なく写真も無しです。

10時半頃には横浜みなとみらいに到着するもIC出口からメチャ混みです。

おまけに美術館には車の駐車場、近くには駐輪場は有りますが自動二輪用の駐車場が有りません。
美術館の駐車場係員に尋ねると「あ~パシフィコまで行けば有るんじゃないの。」とつれない返事。この界隈は完全な駐禁エリアで路肩にも停める事は出来ません。

仕方なくパシフィコ横浜へ…zzz。
<パシフィコ横浜>

東名を走っている頃からやたらハーレー(チョッパースタイルが多かった)やアメ車(旧車)が走っていたがこれの為だったのです。
完全に1400GTRは場違いです。この日パシフィコの駐車場は全てバイク用に開放されております。
ま、駐車場料金が無料だったので文句は言えません。
会場はアウトロー系コスプレ大会です。金髪のネーチャンも結構いるな~。

しかし、こんな所で道草をくっている場合ではありません。
徒歩で約10分の所にある美術館へ向います。
<横浜美術館>


世界的な建築家の丹下健三が設計した建物は、シンメトリーの構造が独特の存在感を放ちます。

下手なパノラマ画像でスイマセン。

何だか高揚する入口です。
<ドカ展>


入口を入って左側展示室からドカ展のある展示場正面(二階)を臨む。
<エントランス>

撮影はここまでネ。

さっそく展示場へ。
ドガは若い頃から肖像画を描いていますが、初めて知ったのですが何と新古典主義の巨匠アングルの弟子ルイ・ラモートに師事しています。
アングルの精緻な表現とは一味違った画風です。

この企画には多くの習作(デッサンやスケッチなど)も展示されていて興味深いです。

お待ちかね、傑作「エトワール」だ。
以外と小ぶりな画角です。
バレエシューズには輝くようなホワイトでハイライトをいれ、下からのフットライトを浴びて踊り子が浮き上がるような効果を出しています。パステルを重ね、光を受けて透ける衣装の素材感までも描き出しています。
軽やかに踊るプリマですが、その後ろには怪しげな男がたたずんでいます。男は踊り手のパトロンです。
世相をも映し出しており、そのことが傑作たる所以なのでしょう。
<エトワール>画像拝借


ドガが活躍している時期にカメラも普及しはじめています。彼は積極的にトライ・作画に利用しています。
また作画過程ではアトリエ内でデッサンを再構成し、緻密に計算して画面を作り出したと言われています。
その事がカメラの広角レンズから眺めた風景を切り取っているように見えるのかな。
<綿花取引所の人々(ニューオリンズ)>画像拝借


<バレエの授業>画像拝借


晩年の作品がまたエロイのであります。
彼曰く「裸婦というのは、常に観客の視線を意識したポーズで描かれるものであった」。
しかしドガは、あたかも鍵穴から覗かれているかのような裸婦を描いてます。
今風に言えば盗撮好きのエロじじぃと言うことか。
<浴盤(湯浴みする女)>画像拝借


この企画には彼自身が手がけたブロンズ像も多く展示されています。
印象派にそれほど拘らない人にも楽しめる展示で、2時間弱の鑑賞時間もあっと言う間に経過しました。

帰路は千円高速お決まりの影響で東名下りの豊田あたりの混雑に事故渋滞も重なって疲労とストレスが溜まりました。
この日の全走行距離は約886kmで御座いました。

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奄美への船旅はオモシロイ…

2010-12-04 20:57:08 | 奄美・加計呂麻日誌
鹿児島から奄美・沖縄方面へフェリーを利用する場合、船会社はマルエーフェリー株式会社(奄美海運株式会社)とマリックスライン株式会社のどちらかを選ぶことになります。
基本的にはフェリー乗り場や航路は共通なのですが(もちろん乗船日時は異なる)、鹿児島港から奄美大島の名瀬港に直行する便とその前後でいくつかの港に寄港する航路があります。
<地図>


先日利用したフェリーあまみ(同航路フェリーきかい)は鹿児島~喜界~名瀬~古仁屋~平土野(徳之島)~知名(沖永良部)を往復します。

バイクや車を持込んだり、レンタカーを利用する場合(もちろん公共交通機関として定期バスもあり)なら鹿児島から名瀬に直行すれば片道約11時間で済みます。
名瀬から加計呂麻には先日の奄美豪雨でズタズタになったR58を利用し、瀬戸内町の古仁屋に向かい更にフェリーで約20分かけて行くことになります。

加計呂麻ではケンムン茶やのオーナーの車をあてにしていたので、何とか古仁屋まで辿り着ければOKなのであります。

フェリーあまみは鹿児島から古仁屋までの間に喜界と名瀬に寄港しますので約17時間!かかります。
ま、琉球エキスプレスの神戸~名瀬間の約31時間に較べれば楽勝じゃん!

では船内施設やサービスはどうだろう?
個人的には劣悪(いや徹底的な合理化の結果)な琉球エキスプレスの乗客サービスは最強かと思うが(注:面白さとは別ね)、このフェリーあまみも結構やってくれるのである。

直行便のフェリーあけぼの(同航路フェリーなみのうえ)に較べれば排水量は半分の3,000トンと言うことで鹿児島新港ではなくて鹿児島本港が発着場所となります。
<北埠頭旅客ターミナル>


立派な建造物である。
<旅客ターミナル正面入り口>


待合室は乗船寸前まで数人程度しかいません。
本当は2階にも立派な乗船デッキ&エントランスがあるのですが使用されていません。
大型船やチャーター船でも寄港しない限り使われる事はないのでしょう。
<旅客ターミナルエントランス>

乗船口は正面チケット売場の左側ドアです。料金は鹿児島~古仁屋で2等寝台\10,100(実際は青手帳を示してこれの半額。)也。

鹿児島から古仁屋まで500kmを超えます。
<航路図>


船体が小ぶりなので乗船はしごも短くて楽です。ちょっと寂しい船出だな~。
<フェリーあまみ>




オ~!!。ちゃんとレストランがオープンしたぞ。何回も言っちゃ酷だが琉球エキスプレスより上等だ!
<レストラン>


厨房も見えるし、配膳テーブルもあるし…。
<レストラン厨房>


夕景が意外と綺麗じゃん…。男一人で気持ち悪くロマンチックになるような~。
<レストラン窓際>


衝撃のメニュー登場!
この漢(おとこ)らしい潔さが何とも言えません。
<メニュー>


中華丼を注文。
<中華丼>

これなら厨房は要らないのではないでしょうか?レトルトとインスタントスープをレンジで「チン」して終わりではないか!
余りの潔さにこの値段が高いのか安いのか判断しかねます。

お腹も満たした所で2等寝室で休む事に。それにしても空いてます。
<2等寝台・喜界まで>

この静けさは明け方5時くらいまでで喜界島に入ると中学校の陸上クラブと思しめく集団が占拠します。

名瀬で集団は降りて再び静けさが…。
<2等寝台・古仁屋まで>

得てしてこの手の航路は極端な乗船状態を示すようです。貸し切り状態を超越しております。

船内の案内を少ししましょう。
<イフォメーション>

殆ど船員が配置された所を見た覚えはありません。

ん~。こう言う状況でも遊ぶんだー。
<ゲームセンター>


コメントのしようの無い虚無感が漂います。
<レストコーナー>


このコーナーだけは琉球エキスプレスの方が立派です。
<自販機コーナー>

実際には左側にもう一列自販機コーナーあります。
右側通路の奥にシャワールームがあります。ここだけは撮るのを忘れた。

いよいよ大島海峡に入ってきました。
<曽津高崎>




奄美大島の南部、瀬戸内町を望みます。
この逆側つまり背中側は加計呂麻島です。


約50分遅れて古仁屋港に入港します。
<古仁屋港>


懐かしいせとうち海の駅が見えます。

このフェリーは大島海峡を北東から進入して古仁屋でUターンして再び北東に向います。
狭い海峡を迅速にターンするのは見事です。

殆ど乗客のいないフェリーはこの後徳之島に向います。
<フェリーあまみ>


やはり古仁屋には素直に名瀬に上陸して大島を縦断した方がスムーズかもしれません。
しかし先日の奄美豪雨では冠水や崖崩れで全く使えなかったR58の穴を埋めるべくこのフェリー航路が臨時便を含め活躍した事は余り知られていないでしょう。

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鹿児島市街でバイクの駐車場探し

2010-12-03 16:09:40 | KAWASAKI 1400GTR
関西から奄美に行く方法として旅客機を利用する以外の方法は大体遂行したと思われます。

まず原チャ(GS80)では神戸まで自走し、琉球エキスプレスフェリーで約30時間!かけて行く方法。
車やバイクにて九州道など高速道路を利用して鹿児島まで自走し、新港などからフェリーを利用する方法。
この場合鹿児島・奄美間で旅客運賃(2等寝台\8,800)はともかく単車や乗用車航送運賃に大きな差が出てきます。
乗用車=\36,800(4m未満)、自動二輪=\4,130(排気量関係無し)、原付=\3,300いずれも片道です。

要するにお金持ちか余程こだわった車でない限り車と共に奄美に行くのは困難です。ちなみにサイドカーでも\27,600(3m未満扱い)とお高いです。
滞在期間によりますが、奄美で自由に動き回るには地元でレンタカー&レンタルバイク(原チャ)を利用するのが合理的ですね。

この秋に奄美・加計呂麻には千円高速を利用して1400GTRで鹿児島まで自走し、旅客のみとして鹿児島本港北埠頭からフェリーあまみ(要は各駅停車)で古仁屋まで行きました。

この為、鹿児島市内の駐車場やレンタルスペース(ガレージ)などを探しまくる事になりました。
車であれば鹿児島新港で一時預かり所に預けることも可能です。(一泊\1,500)しかしバイクを泊められる場所を探すのは大変です。
ようやく一か月単位でレンタルスペースを見つけるも滞在期間から鑑みて費用的に厳しい現状でした。(車より高くつきます)

どうしても鹿児島で探し出す事が出来なければ、フェリーに載せて奄美で青空駐車を覚悟しておりました。
しかしこの選択をしなくて正解でした。下手をすると愛車は奄美豪雨の為にマングローブ林に埋没したかも知れません。

窓口は忘れましたが鹿児島市役所にも相談し、ようやく光明が見えました。
それが今回利用出来た「市営中町自転車等駐車場(099-219-1678)」です。

繁華街のど真ん中、いわゆる天文館にありフェリー乗り場まで徒歩で約15分と便利な場所です。

管理者が24時間でありませんが常駐しており雨風・防犯には対処されています。
また利用料金もリーズナブルで今回は9泊10日で\1,350です。(基本料金1日\150)

尚、ここは基本的は一時預かりとして利用出来ますので長期の預かりは出来ません。
と管理者は言っていましたが交渉次第では2週間くらいまではOKかもネ。

バイクとしてはヘビー級の愛車1400GTRも大丈夫。

一番奥に入れさせてもらいましたが取り回しが大変ス!


パニアケースを装着していると厳しいかも。

念の為に連絡先などを控えられますが丁寧に扱って頂きました。

遊びで奄美に行ったのに出張扱いとは…恥ずかしい。

奄美や沖縄に行かれる方でフェリーを利用しつつもバイク・ツーリングも楽しみたいと言う方は是非ご利用ください。

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いよいよ師走、新しい蕎麦屋さんを見つけました。

2010-12-02 11:20:35 | マイブーム三昧
奄美・加計呂麻島に出かけ、その後梨の礫(なしのつぶて)状態であったブログをようやく更新します。

実は10月末の奄美豪雨をもろに遭遇、加計呂麻も被害甚大でありました。
悪天候の中、臨時フェリーで鹿児島に着くと同時に身内の危篤・他界情報を立て続けに受け、鹿児島からの1,000km弱を約10時間で帰宅すると言う無茶走りをしてしまいました。
その後法事などで中々落ち着かなくブログ更新の気力も萎えていた訳であります。

この一ヶ月ブログネタが全く無かった訳では無いのですが(先週末にはショップ・ツーリングもあり)気分一新と言うことで蕎麦屋さんの発掘ネタで行きます。

行き付けの「そば処 藤村」さんから車で30分位の彦根にそのお店はあります。
「本格手打ち蕎麦 文久蔵」さんは中山道(なかせんどう)から彦根城下町に向かう彦根道七曲がりにある蔵を改造した石臼自家製粉の店であります。

狭い道と古い街並みの中にあります。
正面右側は蕎麦打ち所。


江戸時代末期文久年間に築造されたと思われる蔵を改造しています。
店名の由来はそのまま。


よく古民家を改修した蕎麦屋はありますが、蔵の改修は珍しいか?
蔵の内部はほとんど新築と言って良いほど綺麗です。

二階にも10席ほどあるそうです。

冷たいのも温かいのもあります。

HPより「~細挽きと粗挽きを程よくブレンドし蕎麦粉100%につなぎ粉10%を加えた蕎麦本来の風味を生かし喉越しも良い十一(外一)という配合でお出ししております。」

またまた懲りずに天ぷら付きをいただきます。

いい意味でこの「天ぷらせいろそば」はチョイスミスでした。
蕎麦の味わい・食感、つけ汁(当店ではつけ汁のことを「もり汁」と呼んでいます)の風味を楽しむのであれば天ぷらは不要です。

天ぷら付きをいただく場合、最初に蕎麦だけを1/3くらい先に食べて蕎麦の評価をします。
蕎麦の細さやコシの強さ、冷感・水切りに落ち度はありません。
つけ汁も鰹風味や醤油で上品に仕上がっています。

天ぷらはボリュームもあり、油切れ良くサクサク感で美味しいく抹茶塩でいただくのも好感が持てる。

とろみのある蕎麦湯で締めます。


食後に店の主人と談話を…
北海道で江戸前蕎麦の修行を経て、3年弱ほどにこの地で開店されたそうです。
もともとは東北の方で、彦根とは奥様の関係だそうです。
物腰が柔らかく人当たりの良さそうなご主人ですが、蕎麦に対しては毅然としたウンチクを持っておられそう。
店の場所は交通が不便で彦根城の観光ついでより、明確に蕎麦を食する目的での来店客が多いそうです。

私は明確に江戸前蕎麦と翁系(近所の藤村さんや安曇野など)の差異を説明することは出来ませんが、とにかく近所に美味しい蕎麦屋さんが増えたのは嬉しい限りです。