My-boomよ、永遠なれ。

熱しやすく、冷めやすいお調子者のマイブーム日記…
いよいよ人生は佳境に“ラスト・クオーター・サバイバル”へ

無事帰還、ショップツーリング。

2008-11-30 17:20:46 | BMW R100RS改サイドカー
土日、両日ほぼ快晴に近い天気でしたが、最後に滋賀に入ってから少し降られました。

やはり全18台で移動するのは大変です。土曜日は15台でほぼ予定時簡に出発するも経由地の到着・出発は徐々に遅れていきます。
予定していた昼食の釜めし屋や本宮山スカイライン、浜名バイパスはパスすることに。
浜松西から音羽蒲郡までは東名を利用して何とか4時半には旅館に到着することが出来ました。
R301は所々狭路はありますが、綺麗に整備された所も結構あり紅葉を楽しみながらのツーリングスポットになりました。

<ラグーナ蒲郡にて>


翌日は宿泊温泉近くのラグーナ蒲郡でお土産などを済ませて、一路帰宅の前に昼食を大垣のお寿司屋さんで頂き夕方4時前には帰宅しました。
皆さん、お疲れ様でした。←殆どグループの先頭でナビ代りさせて頂きました私はエライ!

週末はショップ・ツーリングで温泉へ

2008-11-27 10:10:12 | BMW R100RS改サイドカー
毎年晩秋の頃にショップで企画されるツーリングに今週末に参加します。

行き先は蒲郡の近くにある三谷温泉です。名神を使えば距離で170km弱、2時間で着いてしまいます。
そこで毎度ルート作り担当の私としては走り応えのあるルートをリクエストされました。
今回はバイク18台で19名参加と大所帯です。高速道路は問題ありませんが、一般道では出来るだけ交通量が少なくしかも走り易い道を選択しなければなりません。

<三谷温泉ルート>

帰りは名神を利用しそうなので、行きは新名神の土山から高速に入り、伊勢湾岸の刈谷PAで最終の待ち合わせ合流です。

昼食は鳳来寺にある釜めし屋さんです。途中で本宮山スカイラインでちょっと根性の入った走りをしようかと思っています。
その後、浜名バイパスを走るために混雑しそうな浜松市街を避け浜名湖寄りの県道で向かいます。
三谷温泉には豊橋バイパスを利用して、4時頃には到着したいものです。
走行距離は約300kmです。
天気予報もまずまずと言う事なので楽しみです。

今回は革ジャンのインナーとしてライディング用ダウンジャケットを購入しました。
<ホワイトグースダウン>画像拝借

幾つか比較してクシタニのものをチョイスしました。軽くて収納もコンパクトです。
愛車R100RS・サイドカーは冬季ツーリングには最適モデルなのでそれ程神経質にならなくても良いのですが…。

またしても物欲が…冬の星見キャンプ用に

2008-11-24 20:44:00 | キャンプ&ツーリング道具
春から3シーズンのキャンプの基本的なスタイル
<夏の星見キャンプ>

モンベルのミニタープHXにポールを追加して前室にし、テントはアライのエアライズ1をドッキングさせています。

冬のキャンプではシェルターとしてOGAWAフィッシングテント/ノースガードGF4の中にエアパッキンを何重にもして敷いた上にテントを載せます。
寝袋の下にもエアーマットを敷きます。これで-5℃位まで凌げます。(異なるパターンでは-10℃位まで行けます←バカ?)
このフィッシングテントが何せ重くて収納サイズが大きいのです。更にエアライズ1を入れると活動&物置としてのスペースが不足します。

ここ二年くらい冬キャンをしていないのですが、この冬は久々にトライしようと思います。もちろん星空の撮影も予定しています。

今月号のBE-PALにナイスタイミングで特集が組んであります。基本的にはソロ・キャンプなので紹介アイテムがオーバーサイズなので使えないのですが一点だけ目に留まりました。
ゴーライト/シャングリアなのです。さっそく調べてみると収納サイズも重さも言うこと無しです。
<Golite Shangri-La 6+ Shelter>

重量:2520g、サイズ:2.9×4.3×H1.85m。
これならテントを入れても充分な余裕空間が生まれます。冬キャンでは風や寒さに耐えるにはシェルター&ストーブが便利だと思います。
そして寝室となるテントは小さい方が冷気が少なくて良い様です。(当然フライを被せ結露から室内を守る必要があります。)

ところが2008年ニューモデルと言うこともあるかも知れませんが国内で購入するとお高いです。
最近の円高のご利益も多少うけようと海外(アメリカ)注文をかけました。
Backcountry.comで$399.95、Shipping: $108.94、Total:$508.89。
シッピングが少し高めですがエアーなので仕方がありません。これに関税が数千円くらい掛かるかも知れませんが、こちらの方がお得でしょう。
上手く行けば一週間程度で届くでしょうか?

GR-Dで星空に挑戦する・CD-1+は使いモノになるか?その3

2008-11-24 11:18:10 | スターウォッチ
連休中日で天気もまずまずなので、琵琶湖・湖東に位置する大中町の湖岸で星撮りです。

方角別に適切な撮影データを取る為に、かなり開けた場所での遠景撮影になりました。
結論から言うと方角別には細かな調整をしてもそれ程効果はありません。

<琵琶湖・北向き>ISO100,F2.4,60s,1.0X倍速

画面中央右上が北極星、中央下にコカブ(こぐま座)があります。北極星の左上に微かにカシオペアが見える程度です。
天の川など欠片も見えません。
画面左下の宙に浮いた光の塊はおそらくびわ湖バレイだと思われます。

当然、画面中央あたりは極軸延長上なので固定撮影でも星像は点になっていますが、広角での画角端では流れて撮れます。

遠景物はブレていてもそれ程違和感が無いのは夜間の遠景そのものがブレていても感覚的に気にならないからでしょうか?(これは私だけ?)

<琵琶湖・東向き>ISO100,F2.4,60s,0.75X倍速

内陸方面の地上は明るいです。
右側にオリオンに一部があり、中央はアルヘナ(ふたご座)、左上がカペラ、地上すれすれに奇跡的にプロキオン(こいぬ座) が見えます。

<琵琶湖・南向き>ISO100,F2.4,30s,0.5X倍速

この時期・時間(22時)でこの方角には特に派手は恒星は少ないです。

<オリオン>ISO100,F2.4,30s,1.0X倍速

南東に位置するオリオンとシリウスです。もう少し南天に来て地上との間隔が広くなった時がいい感じになったかも。
この後は急に雲が出てきて撤収することになりました。結果、東向きの撮影は出来ませんでした。

今回の総括を…

GR-D関連では
今回殆どの撮影をF2.4で行ったが、やはり開放値は辛く画像周辺では星像の歪みやピンボケが顕著である。
固定や0.5X倍速では星像はブレて判りにくくなるが、1.0X倍速では如実に出てしまう。
やはりF3.2からF4.0くらいは使いたいものだ。

夜露対策は完璧でした。周りは急激に冷え込んで夜露でしっとりしていますが、保護フィルターには何の影響もありません。
GR-DオプションのGH-1に透明フィルター(37mm径)装着したものにKendrick社製のヒーターパッドを巻き付けコントローラーのレベルを最大にしました。
風を送るファンはセット不要です。
コンデジのオプションでこの手のオプションが無ければ、星空を長時間撮影するのは困難かもしれません。

バッテリーは寒さで衰弱が激しいです。一応予備バッテリーを買い足して4個のバッテリーで対処するつもりですが、GR-Dをその都度赤道儀から外さないとならないのは面倒です。
念のためオプションのACアダプターとDC-ACインバーターを持って行くかも。…かと思ったがバッテリー容量が心配なので止める。

デジタル水準器は重宝してます。

CD-1+関連では
本体には何の問題もありません。と言うかGR-Dでの撮り方では問題が判らないと言うのが正確か?
ただ極軸望遠鏡は使いにくいです。上手く使いこなせていないのか…北斗七星やカシオペアの位置がピッタリ合っているか判断付きにくいのです。
面倒なので結局ガイド鏡で極軸合せをする事にしました。
今回は最初に極軸に近いレベルまでセットしておいたので、追い込む作業は15分ほどで終わりました。

その他
遠景で尚且つ星野撮影をするなら、撮りたい星像や星座と地上の間隔を広くした方が(特に市街地上空を使う場合)光害の影響を少なく出来て良いかもしれません。
また、CD-1も30sで撮るなら1.0X倍速でも大丈夫でしょう。

琵琶湖沿いロケハン途中で美味しい蕎麦を。

2008-11-22 09:50:44 | マイブーム三昧
昼食を兼ねて次回の星空を撮りに行く場所を探しに琵琶湖を能登川から草津方面・矢橋帰帆島公園にかけて行きました。
<矢橋帰帆島公園>画像拝借

この公園にはキャンプ場もありかなり視界も開けていそうですが、管理人さんによるとキャンプ場は4~11月上旬までで今は閉場しています。
公園自体は午後8時半で完全に閉鎖しますので、場内での夜空の撮影は不可となります。

湖岸沿いには幾つもの休憩用パーキングがあります。キャンプやBBQなどで夏は混むのですが冬場なら行けるかもしれません。

さてお目当てのお蕎麦屋さんはこの公園を南草津駅方面に県42で少し走るとあります。

<白帆>

綺麗で蕎麦屋さんにしてはモダンな建屋です。

この蕎麦屋さんはサイドメニューが豊富な割りにお蕎麦が美味しいのです。
天ざるの田舎そばを頂きます。天ぷらも中型のものが二尾と野菜も豊富で中でも茗荷(みょうが)が旨い。
200円プラスで大盛りもありますが、私は普通盛りで十分です。
<天ざる・田舎>

麺はやや太めで冷たく締まっていて程よいコシ加減です。
蕎麦湯はあっさりとして上品な量(実は美味しかったのでもう少し欲しかった)でした。
この時期もちろん新蕎麦です。店主談
1600円也。内容に見合うお値段か。

蕎麦本来の美味しさを味わうのなら、蕎麦単品の方が良いのですが今回も卑しくも天ざるになってしまいました。
食べ始めから天ぷらには手をつけず、先に蕎麦を半分位頂きます。そこで蕎麦の味覚をしっかり舌に覚えさせてから天ぷらを頂くのが良いかと思われます。

適当な蕎麦談義でスイマセン。

GR-Dで星空に挑戦する・CD-1+は使いモノになるか?その2

2008-11-20 18:10:47 | スターウォッチ
月や惑星を除いて夜空で一番移動量(見掛け上)の大きいのが赤道座標による赤道付近にある恒星です。
逆に極軸延長上にある北天・北極星付近の星は移動量が微細ですよね。

つまり撮る方角によって星も風景もブレにくい星野撮影をするには工夫がいるかも知れません。
今回はオリオンの一部やシリウスを南天近くで捉えていますので一番日周運動による星跡が長く出るものと予想しています。
この方角を上手く撮りきれればメドが付くかもしれませんね。

赤道儀の恒星時追尾コントロールを0.0X倍速(固定)、0.5X倍速、1.0X倍速で見てみます。
露出設定はISO100、F3.2、60sで行います。
<0.0X倍速>


<0.5X倍速>


<1.0X倍速>


この0.5X倍速は微妙ですね。シリウスは赤道より比較的低い所にあるので我慢出来るかもしれませんが、オリオンはほぼ赤道上にあるのでツライかもしれません。
<0.5X倍速全景>

風景は少しピントが甘い画像ぽくなっていますが何とか行けるかも…

ここで一段開けて設定をISO100、F2.4、30sにすると…
<0.5X倍速全景30s>

何とか許容範囲に収まる可能性があります。

取説には28mm(35mm判換算)で限界露出が約90~140秒…とありましたが、GR-Dの場合では赤道付近を捉えるなら30秒が限界で、北天付近を捉えるなら60秒でも使えるかもしれません。
む~、この辺が限界になるのかな?

ならばと少し強引だがコントローラの操作で変速の倍速に挑戦してみます。
基本設定はISO100、F3.2、60sとして
0.5X倍速(30s)+1.0X倍速(30s)→0.75倍速では如何か?
秒読みは単純に時計を見ての手動です。
<0.75倍速全景>

空気も澄んできたせいか結構な星が写るようになりました。
1.0X倍速では右側ビル外観の縦ラインにブレが結構目立ちますが、この合成倍速では余り目立たなくなりました。

ここはやはり0.0X倍速(固定)、0.5X倍速、1.0X倍速に加えて0.25X倍速と0.75X倍速を追加してもらうとかなり使えるのではないでしょか?
もっともこの手の機械モノに精通している方なら自作しそうですね。

さて、次のステージは実践の撮影に出ることにします。次は光害を気にしなくてもいいので近所でいいかな?

GR-Dで星空に挑戦する・CD-1+は使いモノになるか?その1

2008-11-20 13:01:58 | スターウォッチ
今回は超手抜き、室内からの撮影でCD-1+のテストを行うことにしました。何せチョ~寒いもので…
CD-1+そのものの赤道儀としての基本的な性能や0.5倍速の使い勝手と限界露出を検証します。
また、基本的なGR-Dが星空を撮るのに最適なデータ探しをします。

セッティングと極軸合わせ
<ガイド鏡セット>

当初は雲台にマンフロット 410を載せる予定で調整しましたが結果却下しました。
ガイド鏡を使っての極軸合わせの時には中々使い勝手は良いのですが三脚との固定部分(ベースの微動マウント)から接眼部まで距離があり作業時にブレが発生します。
そして、カメラを任意のアングルで水平出しするのが大変です。小さなビデオ雲台と併用すると解消出来ますが更にブレ易くなる可能性があります。

そこでスリックバル雲台に戻し、ガイド鏡(ミニボーグ50)に小さな微動雲台を追加しました。この雲台は稼動範囲が狭いのと精度と造りがイマイチなのですがお手軽コンセプトには最適です。
更に三脚(ビクセンHAL-110)と微動マウントを繋ぐのに雲台アダプター(ビクセン)に変更しさらに安定性を出しました。

窓は南向きなのでコンパスグラスを使って北を探しますがどうやら室内ではこのコンパス精度は出ません。
それでも何とかガイド鏡を南天近くまで向け恒星追尾方式を始めます。
緯度の精度を高めるために東空を見たいのですがそれも出来ないのでレベルメーターで35度にします。

<ガイド鏡アダプター・レチクル>画像拝借

ガイド許容範囲はミニボーグ50(f250mm)を使うとレチクルの一番小さい円を使用したときには約200mmの許容となるので今回は十分だと思われます。
約一時間かけて極軸を追い込んで10分間以上中心に捕捉していますのでガイド鏡とGR-Dを交換します。

<GR-Dをセット>

当初と比較してもかなりコンパクトになりました。レリーズも取り付けます。

<Action Level>

今回の撮影で何が一番重宝したかと言うとデジタル水準器です。GR-D2にはその機能があるのですが初代GR-Dでは水平インジケーターの代りになります。
赤道儀が動いている間、徐々に水平は失われて行きますので2~3カットの度にチェックし補正します。

ほぼ南に向けたカメラがシリウスを捉えたらいよいよテスト開始です。
今回は基本露出をISO100、F4.5、シャッタースピード120秒に設定しました。
<120s:F4.5:1.0X倍速>

当然、赤道儀動作中の風景は流れます。しかしこんな田舎の市街地でも明る過ぎです。

まずはISO感度別によるノイズと星解像度を比較します。(ピクセル等倍)
<ISO64>120s:F3.2


<ISO100>120s:F4.5


<ISO200>15s:F2.4

厳密な露出合わせをしていないので、明るさが異なります。
ほとんどノイズの差異はありません。
ISO64でも露出時間を長く取ればそれなりに写りそうです。

絞りによる星の見え方の変化(ISO100)
<F4.5>120s


<F3.2>60s


<F2.4>30s

やはりF2.4にすると星の形が歪になるようだ。出来ればF3.2以上で撮るのが良さそうだ。

基本的なテストが終わったのでいよいよ赤経軸コントローラーの倍速変化のテストです。

目指すモノは星野撮影か星景撮影か…

2008-11-18 21:01:40 | スターウォッチ
いままでは星空+風景は単純に星野撮影と言うものだと考えていましたが、実際には星景撮影というのも風景+星空であるとの記述を読みました。

あえて「星空」と「風景」を前後させたのには訳があります。
星野撮影とは赤道儀に載せて日周運動をキャンセルさせて撮ったもので、星景撮影は三脚で地上風景を固定撮影し、星空に日周跡を残したものだそうです。

ある意味、星景撮影とは夜景撮影の延長なのでしょうか?
カメラがフィルム全盛期の時代から存在していたようで、よく日周運動での星跡を撮るのに何十分もバルブ状態で撮影をされたものを見たことがあります。

現在のようにデジタルカメラが中心だとそんなに長い露出時間をかける訳には行きません。
冷却CCDのような冷却システムがあれば低ノイズ化も可能ですが、通常の一眼デジ(当然コンデジも)では数分~7・8分が限度でしょう。ISOも800~1600位が普通ですよね。
<M42>

これは星を撮り出して半年位した時に自宅ベランダから撮ったもので、EOS20a+ミニボーグ60EDでRAWにて3分×4枚、12分×4枚をコンポジットしデジタル処置したものです。
ノイズやCMOSゴミの除去にダーク減算やフラット補正処理もしていますがいずれにしても露出時間はこれが限度でしょう。

風景を撮るのに長時間かけると完全な露出オーバーになるのは明白です。露出を絞れば星は写りにくい状態になります。
現在、デジカメで星景撮影をするには短時間露出×複数枚=コンポジット処理というのが主流みたいです。撮る枚数も半端ではなく数百枚という方もおられます。

無理は承知で単純にコンデジで「流れない星」いっぱいと「風景」を収めたいのです。それも出来るだけお手軽に!

そしてその妥協案として…
<CD-1C+>画像拝借

をチョイスしました。
この「0.5X」倍速がキモです。つまり許容範囲内で「星」も「風景」も流れているのだけれど分かり難い撮り方ということです。

逆に言えば使えないヤツになる可能性もあります。(涙)

取説には28mm(35mm判換算)で限界露出が約90~140秒とほぼ2分は行けそうです。またワイコンで21mmにすれば3分位まで行けそうなのです。

今度は「0.5X」倍速のテストも行うことになりそうです。

国道と酷道を行ったり来たり…

2008-11-16 12:01:15 | 車でツーリング&キャンプ
イマイチな天気と月明かりの関係で暫く星空を撮りに行くことが出来ません。
星空撮影のロケハンとして国道303から探索することにしました。

先日、滋賀県木之本町金居原と岐阜県揖斐川町の県境山間部を結ぶ国道303号の金居原バイパス5.1キロが全線開通しました。
岐阜県側の八草バイパスも同時に開通、この区間の通行時間は大幅に短縮されるようになりました。

このバイパスが開通するまでは細く急勾配の連続する酷道区間でした。
<金居原バイパス>

<R303バイパス開通>

<R303紅葉>

どうです!素晴らしい紅葉を楽しみながらのツーリングが楽しみです。

今日の目的地のひとつに揖斐川上流にある西美濃天文台です。
R303からR417を北上しますが行楽シーズンでもあり川沿いの道は結構混んでいます。
<藤橋城>


望遠鏡を見学するには事前の予約が必要ですが、施設内の二階まで上がれたのでドア越しに内部を見ることが出来ました。
<西美濃天文台>


「お城の中にあるプラネタリウム」として全国に知られています。
<西美濃プラネタリウム>

ここの職員さんと暫し星空撮影のロケーションについて談話することに。
この施設の脇でも写真を撮る方はいるようですが、地元の通しか知り得ない場所を伝授されることになった。(ほとんど人工光が無いそうです)
上流の徳山ダム辺りでも良いが、視界が十分開けていなそうだ。(ダムの前を通っただけだが星野撮影には面白いかも)

そして伝授された場所のロケも終わり、更にロケハンを続行するために冠山峠を目指すことにした。
R417は藤橋城を越えてから道路状況が格段に良いのだ。もちろん徳山ダムにも観光客が結構来ている。これはかなり上流まで道路改修が進んでいると判断する。

徳山ダムから約14キロはトンネルも多いが垣間見る絶景が遍路はるばると走って来た苦労に報います。
<R417経路>

最後の長いトンネル(塚白椿トンネル約3.3キロ)を抜けると大きな駐車場が出現しました。
おお、ここも星空の撮影場所に良さそうである。しかし、こんな所で深夜にトラブルがあったら一巻の終わりだな。

この先、冠山峠までは酷道の名に相応しい冠山林道に入ります。とても車を停めて風景を撮る余裕はありません。
車幅は平均して1.2車線くらいかな。当然対向車が来たら待合所までどちらかが戻ることになります。
行楽シーズンなので対向車が結構来ますので気が抜けません。

ようやく1カット
<冠山林道途中>


冠山峠到着
<冠山峠>

立派な石碑です。
<冠山入口>


冠山峠より福井方面を観望しますが生憎の曇り空で残念。走行&車幅規制のゲートがあります。
<冠山峠福井方面眺望>


福井側は更に酷道度増すような感じです。バイクと一度だけ擦れ違うが「ガンバッとるな~」
<冠山林道1>

<冠山林道2>

更に酷道は続きます。
<冠山林道3>

ようやく福井側の林道起点までたどりつくことが出来ました。
<林道起点>

この後は北陸道で一気に帰宅することに当然迷いはありません。

出発時はバイクで行くことも考えましたが、やはり天気が気になって車で正解でした。
いずれはR417は冠山林道を利用しなくてバイパスが出来るのでしょうか?気になりました。
あれだけ整備された道やトンネルと酷道の差が激しすぎます。

暫くは普通の道を走るようにします。お疲れ様…

GR-Dで星空に挑戦する・赤ポタCD-1+に載せる

2008-11-15 00:42:51 | スターウォッチ
夜空を撮り始めた時に最初に購入したのがビクセンのGPガイドパックですが、いろいろ弄って行くと普通のGPになってしまいました。
それでもコンパクトな方だと思うのですが、GR-Dを載せるには余りに下太りと言うかゴッツイです。
今後の主な撮影スタイルを発展させても一眼デジ(EOS 20D改や35フルサイズ)に広角やせいぜい200mm望遠くらいまででの星空や星野構図になります。
そこで更なる軽量システムを構築することになり、幾つかメーカーのモノを比較した結果アイベルのCD-1+(プラス)に決まりました。
選択理由は価格面とモーターがビクセン製でGPとの共通面・規格が多くいろいろ融通が利くのです。
そして0.5倍速付コントローラー仕様と言うことで星野撮影には最適かもしれないと判断したからです。

アイベルで購入したものは…CD-1+(プラス)36,800円、アングルプレート3,980円、極軸望遠鏡9,800円です。
いろいろなセットアップを考えおおよそ決まりました。

持ち運びの基本形は拳銃やカメラ類に適任と言われる「PLANO社製Protector 1404」にしました。
<CD-1セットケース>

GR-Dに関連するものと、三脚以外ほとんど入っています。

システムをコンパクトにしても三脚の手抜きは厳禁です。
<三脚&アダプター>

ビクセンHAL-110にカメラネジ3/8インチネジ変換アダプターと1/4インチネジ変換アダプターを使用。
※変換アダプター類はどうも廃盤のようですが、別製品が対応していそうです。

大雑把に北に向けてセット。
<セット1>


CD-1自体を受け持つ微動マウントをほぼ真中にして…
<セット2>


アングルプレートに取り付けたレベルで三脚の水平を出します。
<レベル>


雲台はマンフロット 410を搭載。
<雲台セット>

前回までの撮影はスリックバル雲台(自由雲台)を使っていて問題ありませんでしたが、今後ガイド鏡も使う場面もあるかもしれないのでコレにしました。作りは頑丈ですが重いス。

これから極軸合わせの為の準備をします。

CD-1を大よそ正確な北に向けるために石神井計器製作所製のコンパスグラスを利用します。
このコンパスを極軸望遠鏡に取り付けるために少し削ったり、ボーグのパーツを利用しています。このツールはGPの極軸望遠鏡やガイド鏡に利用するために作りました。CD-1用の極軸望遠鏡に取り付けるためにビニールテープ(緑色)で太さを調整しています。
<コンパスグラス>

<コンパスグラス取り付け1>

微動マウントを使って0度に合せればかなり正確な北を向きます。
<コンパスグラス取り付け2>


レベルメーター(新潟精機)を使って極軸に緯度を大よそ向けます。
<レベルメーター>

撮影場所の緯度に合せればいいので、ここでは35度にしました。車にカーナビがあれば詳しい情報が得れますし、昭文社ツーリングマップルにも緯度が記載されていますので四捨五入の度単位で十分です。

ここまですると極軸望遠鏡(もちろんアライメント済み)の何処かには北極星が導入されているはずです。

CD-1の電源は「MyBattery PRO」でコントローラーCD-1C+と共にストーンバッグに入れる。
<コントローラー&バッテリー>


EOSや極望、ガイド鏡にはアングルファインダーがあると便利です。特に股関節や腰が悪い小生には必需品です。
<アングルファインダー>

光映舎のオリジナル(キヤノン純正のアングルファインダーを加工)でSP/GP赤道儀用を使用しました。これもいい値段しますが助かります。
<極軸望遠鏡に取り付け>


ガイド鏡をセット。
普段GR-Dで撮る分にはシビアな極軸合せは必要ありません。極端に言えば上述した内容でも十分だと思われます。
更に極望を使ってやれば標準レンズでも問題無いと考えています。
さすがに100~200mmレベルの望遠を使用するなら極軸合せを追い込む必要があると思います。
<ガイド鏡>

コンパクトなミニボーグ50を使います。
CD-1に電源を入れ一倍速にして25mmアイピースで南天辺りの恒星を真中に導入します。

<ガイドアイピース>

次にガイドアイピース(アストロ光学 HE-Or4mmGE 24.5mm・廃盤)に入れ替えます。これは十字のレチクルがLEDで浮かび上がるのでその中心に恒星を導入します。
最初のアイピースとは焦点が異なっていますので素早く合焦させます。

ここから恒星追尾方式(正式な呼称は分かりません)で鏡軸合わせを追い込みます。
その方法は割愛しますが、この方法をマスターしておくと撮影時に北極星が使えない時、例えば南向きのベランダから撮るときに重宝します。
<ガイド状態>

この時マンフロット410は微動台としての能力を発揮します。

GR-Dをセットします。ガイド鏡と取り替える時には慎重にしましょう。マンフロット 410のカメラプレート・セット時のレバーショックはかなりのものなのでビビリます。

<GR-D搭載>

星野撮影時はなるべく構図が水平に近い方がいいのですが、この点だけだと自由雲台の方が操作しやすいかもしれません。

<GR-D搭載・縦位置>

この方が使い易いかもしれない。

夜露対策
前回のテスト撮影時にも問題になった夜露対策を幾つか考えたが、こればかりは実践で使わない限りその成果は何とも言えませんが取り合えず紹介します。
<夜露対策全貌>

夜露対策の切り札的な存在はヒーター・システムです。
これをGR-DオプションのGH-1に透明フィルター(37mm径)装着したものに巻き付ける。
そして、パソコンの冷却ファン「Spot Cool」をクリップ付き小型自由雲台に取り付け、更に電源をシガーソケット用に改造したものを取り付ける。

<夜露対策システム>

このファンには青LEDが光るようになっているのだが、迷惑な機能なので車用のリペイントで塗り潰すことにしました。

<ヒーター・コントローラー>

Kendrick社製のヒーターパッドとTHOUSAND OAKS OPTICAL社製コントローラー(いずれも国際光器)

電源はポータブル電源Meltec SG-1000。
<ポータブル電源>


大体、こんな感じで実践に突入しようと思っています。

最後に星空撮影の必需品としての逸品を紹介します。
<SUREFIRE>

シュアファイヤーは欧米の警察・SWAT・軍隊などで正式採用されている超ハイパワーフラッシュライトです。
この中でも小型で使い易いL2-HA-WH(左)とL1-HA-RD(右)を現場に持って行きます。
特にL1は赤色なのでカメラ周りや赤道儀の調整には便利です。これを口にくわえて作業すると微妙な所まで照らすことが出来しかも両手が使えます。

さ、この新システムでいつ出撃できるかな…。