鹿児島から奄美・沖縄方面へフェリーを利用する場合、船会社はマルエーフェリー株式会社(奄美海運株式会社)とマリックスライン株式会社のどちらかを選ぶことになります。
基本的にはフェリー乗り場や航路は共通なのですが(もちろん乗船日時は異なる)、鹿児島港から奄美大島の名瀬港に直行する便とその前後でいくつかの港に寄港する航路があります。
<地図>
先日利用したフェリーあまみ(同航路フェリーきかい)は鹿児島~喜界~名瀬~古仁屋~平土野(徳之島)~知名(沖永良部)を往復します。
バイクや車を持込んだり、レンタカーを利用する場合(もちろん公共交通機関として定期バスもあり)なら鹿児島から名瀬に直行すれば片道約11時間で済みます。
名瀬から加計呂麻には先日の奄美豪雨でズタズタになったR58を利用し、瀬戸内町の古仁屋に向かい更にフェリーで約20分かけて行くことになります。
加計呂麻ではケンムン茶やのオーナーの車をあてにしていたので、何とか古仁屋まで辿り着ければOKなのであります。
フェリーあまみは鹿児島から古仁屋までの間に喜界と名瀬に寄港しますので約17時間!かかります。
ま、琉球エキスプレスの神戸~名瀬間の約31時間に較べれば楽勝じゃん!
では船内施設やサービスはどうだろう?
個人的には劣悪(いや徹底的な合理化の結果)な琉球エキスプレスの乗客サービスは最強かと思うが(注:面白さとは別ね)、このフェリーあまみも結構やってくれるのである。
直行便のフェリーあけぼの(同航路フェリーなみのうえ)に較べれば排水量は半分の3,000トンと言うことで鹿児島新港ではなくて鹿児島本港が発着場所となります。
<北埠頭旅客ターミナル>
立派な建造物である。
<旅客ターミナル正面入り口>
待合室は乗船寸前まで数人程度しかいません。
本当は2階にも立派な乗船デッキ&エントランスがあるのですが使用されていません。
大型船やチャーター船でも寄港しない限り使われる事はないのでしょう。
<旅客ターミナルエントランス>
乗船口は正面チケット売場の左側ドアです。料金は鹿児島~古仁屋で2等寝台\10,100(実際は青手帳を示してこれの半額。)也。
鹿児島から古仁屋まで500kmを超えます。
<航路図>
船体が小ぶりなので乗船はしごも短くて楽です。ちょっと寂しい船出だな~。
<フェリーあまみ>
オ~!!。ちゃんとレストランがオープンしたぞ。何回も言っちゃ酷だが琉球エキスプレスより上等だ!
<レストラン>
厨房も見えるし、配膳テーブルもあるし…。
<レストラン厨房>
夕景が意外と綺麗じゃん…。男一人で気持ち悪くロマンチックになるような~。
<レストラン窓際>
衝撃のメニュー登場!
この漢(おとこ)らしい潔さが何とも言えません。
<メニュー>
中華丼を注文。
<中華丼>
これなら厨房は要らないのではないでしょうか?レトルトとインスタントスープをレンジで「チン」して終わりではないか!
余りの潔さにこの値段が高いのか安いのか判断しかねます。
お腹も満たした所で2等寝室で休む事に。それにしても空いてます。
<2等寝台・喜界まで>
この静けさは明け方5時くらいまでで喜界島に入ると中学校の陸上クラブと思しめく集団が占拠します。
名瀬で集団は降りて再び静けさが…。
<2等寝台・古仁屋まで>
得てしてこの手の航路は極端な乗船状態を示すようです。貸し切り状態を超越しております。
船内の案内を少ししましょう。
<イフォメーション>
殆ど船員が配置された所を見た覚えはありません。
ん~。こう言う状況でも遊ぶんだー。
<ゲームセンター>
コメントのしようの無い虚無感が漂います。
<レストコーナー>
このコーナーだけは琉球エキスプレスの方が立派です。
<自販機コーナー>
実際には左側にもう一列自販機コーナーあります。
右側通路の奥にシャワールームがあります。ここだけは撮るのを忘れた。
いよいよ大島海峡に入ってきました。
<曽津高崎>
奄美大島の南部、瀬戸内町を望みます。
この逆側つまり背中側は加計呂麻島です。
約50分遅れて古仁屋港に入港します。
<古仁屋港>
懐かしいせとうち海の駅が見えます。
このフェリーは大島海峡を北東から進入して古仁屋でUターンして再び北東に向います。
狭い海峡を迅速にターンするのは見事です。
殆ど乗客のいないフェリーはこの後徳之島に向います。
<フェリーあまみ>
やはり古仁屋には素直に名瀬に上陸して大島を縦断した方がスムーズかもしれません。
しかし先日の奄美豪雨では冠水や崖崩れで全く使えなかったR58の穴を埋めるべくこのフェリー航路が臨時便を含め活躍した事は余り知られていないでしょう。
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基本的にはフェリー乗り場や航路は共通なのですが(もちろん乗船日時は異なる)、鹿児島港から奄美大島の名瀬港に直行する便とその前後でいくつかの港に寄港する航路があります。
<地図>
先日利用したフェリーあまみ(同航路フェリーきかい)は鹿児島~喜界~名瀬~古仁屋~平土野(徳之島)~知名(沖永良部)を往復します。
バイクや車を持込んだり、レンタカーを利用する場合(もちろん公共交通機関として定期バスもあり)なら鹿児島から名瀬に直行すれば片道約11時間で済みます。
名瀬から加計呂麻には先日の奄美豪雨でズタズタになったR58を利用し、瀬戸内町の古仁屋に向かい更にフェリーで約20分かけて行くことになります。
加計呂麻ではケンムン茶やのオーナーの車をあてにしていたので、何とか古仁屋まで辿り着ければOKなのであります。
フェリーあまみは鹿児島から古仁屋までの間に喜界と名瀬に寄港しますので約17時間!かかります。
ま、琉球エキスプレスの神戸~名瀬間の約31時間に較べれば楽勝じゃん!
では船内施設やサービスはどうだろう?
個人的には劣悪(いや徹底的な合理化の結果)な琉球エキスプレスの乗客サービスは最強かと思うが(注:面白さとは別ね)、このフェリーあまみも結構やってくれるのである。
直行便のフェリーあけぼの(同航路フェリーなみのうえ)に較べれば排水量は半分の3,000トンと言うことで鹿児島新港ではなくて鹿児島本港が発着場所となります。
<北埠頭旅客ターミナル>
立派な建造物である。
<旅客ターミナル正面入り口>
待合室は乗船寸前まで数人程度しかいません。
本当は2階にも立派な乗船デッキ&エントランスがあるのですが使用されていません。
大型船やチャーター船でも寄港しない限り使われる事はないのでしょう。
<旅客ターミナルエントランス>
乗船口は正面チケット売場の左側ドアです。料金は鹿児島~古仁屋で2等寝台\10,100(実際は青手帳を示してこれの半額。)也。
鹿児島から古仁屋まで500kmを超えます。
<航路図>
船体が小ぶりなので乗船はしごも短くて楽です。ちょっと寂しい船出だな~。
<フェリーあまみ>
オ~!!。ちゃんとレストランがオープンしたぞ。何回も言っちゃ酷だが琉球エキスプレスより上等だ!
<レストラン>
厨房も見えるし、配膳テーブルもあるし…。
<レストラン厨房>
夕景が意外と綺麗じゃん…。男一人で気持ち悪くロマンチックになるような~。
<レストラン窓際>
衝撃のメニュー登場!
この漢(おとこ)らしい潔さが何とも言えません。
<メニュー>
中華丼を注文。
<中華丼>
これなら厨房は要らないのではないでしょうか?レトルトとインスタントスープをレンジで「チン」して終わりではないか!
余りの潔さにこの値段が高いのか安いのか判断しかねます。
お腹も満たした所で2等寝室で休む事に。それにしても空いてます。
<2等寝台・喜界まで>
この静けさは明け方5時くらいまでで喜界島に入ると中学校の陸上クラブと思しめく集団が占拠します。
名瀬で集団は降りて再び静けさが…。
<2等寝台・古仁屋まで>
得てしてこの手の航路は極端な乗船状態を示すようです。貸し切り状態を超越しております。
船内の案内を少ししましょう。
<イフォメーション>
殆ど船員が配置された所を見た覚えはありません。
ん~。こう言う状況でも遊ぶんだー。
<ゲームセンター>
コメントのしようの無い虚無感が漂います。
<レストコーナー>
このコーナーだけは琉球エキスプレスの方が立派です。
<自販機コーナー>
実際には左側にもう一列自販機コーナーあります。
右側通路の奥にシャワールームがあります。ここだけは撮るのを忘れた。
いよいよ大島海峡に入ってきました。
<曽津高崎>
奄美大島の南部、瀬戸内町を望みます。
この逆側つまり背中側は加計呂麻島です。
約50分遅れて古仁屋港に入港します。
<古仁屋港>
懐かしいせとうち海の駅が見えます。
このフェリーは大島海峡を北東から進入して古仁屋でUターンして再び北東に向います。
狭い海峡を迅速にターンするのは見事です。
殆ど乗客のいないフェリーはこの後徳之島に向います。
<フェリーあまみ>
やはり古仁屋には素直に名瀬に上陸して大島を縦断した方がスムーズかもしれません。
しかし先日の奄美豪雨では冠水や崖崩れで全く使えなかったR58の穴を埋めるべくこのフェリー航路が臨時便を含め活躍した事は余り知られていないでしょう。
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