9月29日(木)…時々
セキレイ館にて豪華な(私にとって)朝食です。
最後の北海道の移動は襟裳岬から苫小牧、千歳に行って帰路のフェリーに乗船することです。
黄金道路はかなり覆道のトンネル化工事が進んでいます。
工事に莫大な建設費用が掛けた黄金道路、その維持・管理にも金が掛かりそうですね。
相変わらず霧がかかる襟裳岬。
私自身が3回目と言うことで感動も薄い。
日高町のR235沿いの食堂で昼食。
あっさりと蕎麦が食べたかったので即入店。店内はたいへん盛況の様子です。
おろしざる蕎麦を注文。
野趣溢れると言うか、豪快と言うかその麺の太さと荒々しい裁断に絶句です。これは確かに手打ち、いや手作りでしょう。
これほど太いと均一に茹でることは困難か喉越しが悪い。これは蕎麦とは別の麺類と割り切った方が良いか?
臨席の暖かい蕎麦の方はノーマルな太さのようですが、これで750円は評価できず…。
今回最後のイベントである航空自衛隊千歳基地でのフライト撮影ために午後3時半ごろ飛行場端に到着。
すでに7~8人のカメラを持ったマニアの方がおられます。
いつもはアプローチが撮影できるポイントなのですが、今日は強風のために逆の離陸を観察できるようです。
撮影内容は後日アップ(持参ノートPCでは画像処理が重過ぎ)しますが、初めて百里基地のF-15を捉えることが出来ました。ラッキー!
ここで異変事態発生。
帰路フェリーは寸前で苫小牧23:30発→敦賀(新日本海フェリー)に決定、まだ週末にならないので乗り場でチケットを購入予定でしたが、取り合えず携帯電話で確認します。
満車で乗船出来ません。「何じゃ、それ!」明日も満車ですとのこと。
何とか同時刻発の小樽→舞鶴(はまなす)ならOKだそうです。
こんな所でのんきに飛行機を撮っている場合ではありません。
まだ余裕は有りますが、電話予約後に小樽港フェリー乗り場へ直行です。
受付嬢に様子を訪ねると「トラック便で満車、旅客のみなら大丈夫なんですがね~。」
日本経済の異変もこんな所に表れるのか…。
無事午後6時前に小樽港に到着。
本日の走行距離は今回一番の激走で360kmでした。
待ち時間を利用して待合室でブログ更新を行い、ターミナル2階のレストランでビーフカレーを。
昼食の反動でご飯物が欲しかったがこれも不発。期待はしないが1000円はボリ過ぎだよ。
午後10時過ぎから乗船開始です。
最初にハルをペットスペースに乗り込ませます。
正面がペットスペースのドア、右手が車両甲板の出入り口です。
これなら船内での移動用キャリーに入れなくても良いのではないか。
狭く陰湿なペットスペースです。車両甲板出入り口に近いと言うことで窓も無い部屋です。
ハルは左下のゲージに、他に小型犬2頭と中型犬2頭。
約20時間の航海中、散歩などでここから連れ出すことは出来ません。
えさ、水やりの際は船内案内所に申し出てドアとゲージ施錠を外す鍵を受け取ります。
全然ペットに優しくありません。
太平洋フェリーではペットハウス脇に狭いながら散歩が出来る甲板があり、施錠管理も利用者が出来てペットも一緒に風景を楽しめました。※そのため船内移動用のキャリーが必要です。
最後の最後にハルには災難でしたね。
またフェリーで渡道の際はこの航路は避けたいものです。
いよいよ次回は最終章です。
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