9月22日(月)…時々
ついに四度目・渡道の旅も大詰めを迎え、新日本海フェリーで敦賀に向かう「すずらん」の中でビール片手にブログの原稿を起こしています。
沖合140~150km程度を航行していてネットに繋がりにくい状態だったが、何とか3Gで通信出来そうなのでのUPすることに。
こんな朝食で。チープだけれど少し雰囲気は出ているでしょう。これで870円は…何も言うまい。
さて…
今回ほど天候に恵まれなかった長旅は珍しかった、と言うか初めてであります。
車での旅が要因なのか、それ程辛い場面に遭遇した記憶はありませんが、逆に激ヤバ感激も少なかったように思います。
段取りの悪さ、行き当たりバッタリの行動は無期限・旅なら適当に流せるレベルかも知れませんが、今回のように後ろが決められている旅では後悔の場面が多々あります。
この旅の目的には主に三つのイベントを実行しようと考えていました。
●アイヌの姉妹ジュオ(Kapiw&Apappo)の情報を得る事。これは一応達成しましたが、ライブを聴く所まで至らず。
●礼文島に渡る。これも概ね予想通りでした。天気に恵まれ煌めく星々の記録を撮りたかった。一泊くらいでは無理か。
●知床岬を遊覧船で観望する。これなんか一番達成出来そうなのに段取りの悪さと運の無さで未達。
将来、リベンジ・マッチはやって来るのだろうか。
また概ねキャンプで凌ぐ予定も天候の関係で、宿を利用する場面が想定以上に多くなりました。
これも、宿の店主や同宿客との些細な交流が旅の味・厚みが増すものとプラス思考で考えるとまんざら悪くはありません。
今後、自分の環境を考えると南や北に行くにせよ長旅が出来るチャンスは当分巡って来ないでしょう。
でも愛犬ハルとの旅は続けますよ。今後も愛犬との珍道中が報告できればと思っております。
最後に今回利用した新日本海フェリー敦賀~苫小牧航路のペット環境についてもう少し捕捉をしてみます。
最近新造された「すいせん」「すずらん」にはドッグフィールドが新設されています。
以前は備え付けゲージ内で約19時間もの間すごさせ、虐待とも思える処遇が改善された点では評価しますが、まだまだな点も見受けられます。
高速船と言うことなのか、厳冬期に利用出来ないと言うのも如何なものか?
この期間ペットは乗船不可と言うのと等しい条件です。寒風で吹き飛ぶようなペットは飼主責任でしょう。
また利用時間が08:00~16:00と言うのも短すぎ。もちろん深夜の乗船後はすぐに施錠されます。
船客の起床・行動から設定されたのか知れませんが、せめて06:00~18:00くらいの間オープンにして欲しい。
ま、朝早くから吠えまくるアホ犬もいるので、理解出来ないことはないが…。
車両甲板エレベーター・廊下への立ち入り禁止でペットスペースが隔絶されているのは◎。
無機質と言うか堅牢・効率的な作り。かと言って清掃が完璧という訳ではないような。
人と違ってペットは文句が言えないもの。
今回のペットルームはハルの独占状態だったので、落ち着いていますが、ここでの食事は余り美味くないでしょう。
やっぱ昨夜はあまり眠れなかったか。
既に敷かれていた紙シーツは粉砕ゴミになるので取っ払って、ハルが車内ゲージで愛用しているブランケットを敷いやったら落ち着いたようだ。
さあ、ドッグフィールドへ。
広さは十分なドッグフィールド。
近くには足洗い場やシャワーが設置されている。
淡いベージュ系に塗装されていますが、それでも夏場の焼けた船尾甲板ではアッチチで大変でしょう。
半分ぐらい屋根が欲しかった。
いろいろあるけど、だいぶん良くなったんじゃな~い。
普通に客船にいる分には一切吠え声は聞こえない構造は評価出来ます。
しかしいつでも愛犬の状態が確認できるよう、もう少し管理を同伴者(飼主)に任せて欲しい。
その点、琉球エキスプレスは良かった。ラウンジに隣接するエレベーターホールの脇に持参ゲージを設置するだけ。
施錠無し、時間規制無し、いつでも会える(恐らく添い寝も出来る)、甲板での散歩自由。全て飼主責任ね。
早い話、放任状態に近いがみんなマナーは守っている。まあ、30~40時間も滞在するのに規制だらけではペットも飼主も持たないだろう。
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