yamanba's blog

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キーウから遠く離れて

2022-06-15 21:45:00 | 日記

昨夜、NHKの歌番組「うたコン」でさだまさしさんが歌われた『キーウから遠く離れて』。この歌詞がすぅと心に響いた。さださんは、自分は音楽家なので銃は持たない。銃を持たない自分がどうやって大切な人を守ることができるのか。方法はひとつしかない。それは戦争をはじめさせないこと。その為に音楽があり、人の心があり、言葉がある。言葉はきっと届くと。

 

 

『キーウから遠く離れて/さだまさし』 (うたコン見逃し 6月21日午後8時42分まで

君は誰に向かってその銃を構えているの

気づきなさい君が撃つのは君の自由と未来

力で生命を奪う事が出来たとしても

力で心を奪う事は決して出来ない

わたしは君を撃たないけれど

戦車の前に立ち塞ぐでしょう

ポケット一杯に花の種を詰めて大きく両手を拡げて

わたしが撃たれてもその後にわたしが続くでしょう

そしてその場所にはきっと花が咲くでしょう

色とりどりに

 

キーウから遠く離れた平和な町では

人はささやかに自分の生命を生きています

何も出来ずに悔し涙に暮れる生命があり

何が起きているかも知らずに生きる生命がある

わたしは君を撃たないけれど

世界に生命の重さを歌おう

ポケット一杯に花の種を詰めて大きく両手を拡げて

わたしが撃たれてもその後にわたしが続くでしょう

そしてその場所にはきっと花が咲くでしょう

色とりどりに 色とりどりに 色とりどりに

 

 

 

キーウ聖フロー修道院の花/2009年 (4travel.jp・まゆさんのブログより)

 

 

 


高島市長、4選目指して出馬か~下水道料免除は選挙戦略⁈

2022-06-15 09:30:15 | 福岡市政

早いもので、高島市長の任期が半年を切った。(12月6日任期満了)地元報道によれば、高島市長は態度を明らかにしていないようだが、市議の間では「4選を目指して出馬する」との見方が大勢だという。

高島市長は、前回(2018年)の市長選では自民党からは支持を得ていたが、市議会最大会派の自民党市議団とは福岡空港出資問題以降、(ロープウエイ構想をめぐり)関係はぎくしゃくしていた。あれから4年、現在はというと、元の鞘に収まっていた。今月7日夜、福岡市内の中華料理店で高島市長は自民市議団全員(19人)と意見交換会と称した食事会を開催している。自民党市議団冨永会長は、まるで恋人に会うかのように「待ちに待った」と歓迎している。そもそも首長と議員は一定の緊張感を保つべきもの。それを高島市長の根回しに乗じるとは呆れる。関係修復の背景には、コロナ対策で高島市長が協力を求めるケースが増えた事情があったようだが、首長は議員に寄り添うのではなく、市民に寄り添うものだろう。

ここ数年、介護と看護に追われ、自分の時間が殆ど取れず、高島市政を検証できていないが、市政運営は相変わらずのようだ。荒木市議(緑と市民ネットワクークの会)の議会報告によれば、コロナ発生の2020年度には425億円もの不用額(予算に計上されても実際使われなかった予算)が生じている。これは大問題である。なぜならこの不用額はコロナ感染症対策地域創成臨時交付金だからである。余ればほかの予算(目的)に使われることになる。同年度には、人工島に150億円超、天神ビッグバンや博多コネクティッド、ウォータ―フロント開発に19億円もの予算がつぎ込まれている。大体、コロナ禍でクルーズ船は皆無。今更、ウォータ―フロント開発もないだろう。そんなことより感染症対策やコロナによる生活困窮者や子供への支援など優先させるべき事業は山ほどある。福岡市は、昨日(14日)開会した6月議会に、市民生活支援や事業者支援策として約38億円(市民1人あたり約2375円)の予算を計上しているが、不用額からすれば微々たるもの。これで喜んでいてはいけない。(騙されてはいけない)

報道によれば、今年11月の市長選に共産党が擁立を検討しているという。そのほか過去に市長選に出馬した人物(もしかして木下氏?)や在京のタレントが意欲を見せているらしいが、動きが鈍いらしい。(いや、あと4年とか勘弁してほしい)

 

先月23日、G7サミット開催地広島の決定を受けて取材に応じる高島市長(写真:高島市長facebookより)

なお、(コロナ禍、外出もままらない中)高島市長は整形手術をされましたのでお顔が違います。

 

 

日本を最速で変える前にまずご自身が変わらないと、、(お顔ではなく)

 

参考までに、3期目のはじまりはこういう状態でした⇒高島市長3期目、暴走スタート

 

 

《下水道使用料2ヵ月無料は市長選挙戦略⁈》

6月議会に市民生活を支援するためとして、下水道の使用料2ヵ月分免除する予算案が提出されているが、この件について、九州大学経済学八木信一教授がポイントをついておられる。八木教授ツイッター「福岡市下水道使用料2ヶ月無料の件は、高島市長の英断でも何でもない。市議会共産党の水道料金減免の予算要求には、市側はゼロ回答している。国の財源を用いて、福岡市長選に近い時期の検針を対象に下水道使用料の部分のみ、せせこましく打ち出しただけのことだ」と。確かに、無料となるのは下水道代だけ。しかも、8月から11月までのうち2ヵ月のみ。ちなみに、市長選は今年11月6日から12月5日までの間に行われる。

 

《関連記事》

福岡市長、任期残り半年 明言避ける高島氏…対抗馬の動きは弱く(西日本新聞 2022.6.12)

福岡市議会開会下水道の使用料2か月分免除など補正予算案提出(NHK福岡ニュース 2022.6.14)

生活支援策など38億6455円を補正予算案に計上 福岡市議会6月定例会開会(西日本新聞 2022.6.15)

 

《参考資料》

福岡市議会HP

荒木龍昇議会報告