【０８１１/２１９：県内経済状況】求人倍率、４カ月連続で１倍下回る：滋賀県内１０月

　滋賀労働局がこのほど発表した１０月の滋賀県内の有効求人倍率（季節調整値）は前月を０・０３ポイント下回る０・９２倍で、４カ月連続で１倍を下回った。

　有効求人数は前年同月比３１・２％減の２万３６６人。有効求職者数は同２・６％減の２万１８４０人で、求人数が求職者数を下回る状況が続いている。新規求人倍率（季節調整値）は前月比０・０９ポイント下回る１・２８倍だった。

（１１月３０日付け京都新聞・電子版）

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008113000093&genre=B1&area=S00

【０８１１/２１８：市民活動】ＮＰＯ：シニアの市民活動、ホームレス支援や環境保全を紹介

■大津でシンポ
　退職したシニア世代に市民活動への関心を促すシンポジウムが１１月２９日、大津市浜大津４の同市市民活動センターで開かれた。ＮＰＯ法人「大津ＮＰＯセンター」が実施し、約６０人が参加した。

　初めに同法人の森口行雄代表理事（７１）が「シニア世代のミッションを考える」の題で講演。「日本を立派にしたのは今のシニア世代。その力を結集し、市民活動で、社会や暮らしを良くするために一仕事してほしい」と呼びかけた。続いて、県内でホームレス生活者支援や地域の助け合い、環境保全、伝統芸能の継承など市民活動をしているＮＰＯ法人や任意団体の計１８団体が、日ごろの活動を紹介した。

　出席した野洲市三上の中山幸夫さん（６４）は「ボランティア活動をしているが、自分でグループを見つけるのは難しい。今、参加している団体の他にも二、三のグループを見てみたいと思った」と話した。【後藤由耶】

（１１月３０日付け毎日新聞・電子版）

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20081130ddlk25040357000c.html

【０８１１/２１７：文化振興】フォーラム：「文化はぐくむ町に」、団体や財界、地域活性化策を議論

　県内の文化団体や財界、行政などの関係者が一堂に集まった「文化・経済フォーラム滋賀０８」が１１月２９日、大津市におの浜４の大津プリンスホテルで開かれた。約２６０人の関係者が県内の文化を生かした地域活性化策の議論に熱心に耳を傾けた。

　文化施設に使われる行政などの予算が減り、県内文化の継承に危機感を抱いた成安造形大の木村至宏学長らが、実行委をつくって今回初めて開いた。

　最初に、財団法人「地域創造」前常務理事の飛弾直文さんが講演。「古い文化を大切にし、新しい文化にも果敢に取り組んでほしい」と呼びかけ、企業の支援などを求めた。

　その後、大学教授ら５人によるパネルディスカッションがあり、大津市歴史博物館の松浦俊和館長は「文化財に恵まれ、琵琶湖の周辺には住民が残した文化がある」と県内の魅力を紹介。長浜商工会議所の高橋政之会頭は「町への熱い思いがないと、文化をはぐくむ町にならない」などと語った。最後にフォーラムの継続的な開催や各界の連携などを訴える共同宣言文を採択した。【近藤修史】

（１１月３０日付け毎日新聞・電子版：同日付け京都・電子版も報道）

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20081130ddlk25040354000c.html

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008112900136&genre=B1&area=S00

【０８１１/２１６：議会開放】議場コンサート：彦根市議会、「市民の傍聴を」と企画/あす

　◇定例議会開会初日

　彦根市議会は１２月定例議会開会日の１２月１日、本会議場（市役所５階）で第１回議場コンサートを開く。「鑑賞とあわせて多くの市民に本会議を傍聴してもらおう」との狙い。超党派議員有志８人による「議会開放プロジェクトチーム」（赤井康彦座長）が企画し、鑑賞を呼び掛けている。

　本会議は午前９時半開会、コンサートは午後１時から。市内を中心に活動する「彦根市民合唱団フィルハーモニックＳｈｉｇａ」（田中武団長）が、議場中央で「赤とんぼ」「夕焼け小焼け」「星に願いを」など７曲を披露する。最後に鑑賞者にも加わってもらい「琵琶湖周航の歌」を歌い上げる。

　約５０席を開放するが、鑑賞者が多い時は議員席にも入ってもらう予定。赤井座長は「県内の市議会では初めての試み。少しでも市民が議会に来てくれる契機になれば」としている。【松井圀夫】

（１１月３０日付け毎日新聞・電子版：１２月２日付け朝日・電子版なども報道）

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20081130ddlk25010380000c.html

http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000000812020002

【０８１１/２１５：出会い系サイト規正法：インターネットセキュリティ協議会

１２月１日から改正「出会い系サイト規正法」が施行されることなどを受け、１１月２８日、大津警察署で県内のプロバイダ業者を交えたインターネットセキュリティ協議会が開かれました。

来月１日から施行される改正「出会い系サイト規正法」は出会い系サイトを運営する事業者は、公安委員会への届出が義務付けられるなど、出会い系サイト事業者への規制の強化が盛り込まれています。こういった法改正を受け２８日、大津警察署では警察官や、県内に営業所を置くプロバイダなど、約１０社の担当者らが集まり、今後の対応や連携についての協議が行なわれました。

また、協議会では、最近、増加傾向にあるインターネット上の掲示板での犯罪予告の書き込みについても協議が行なわれました。警察側からプロバイダの担当者に対し、「現在、犯罪予告の書き込みについてどのような対策を取っているのか」といった質問が出されるなど参加者らが、インターネット上での犯罪対策について真剣な議論が交わされていました。

（１１月２８日付けびわ湖放送・電子版）

http://www.bbc-tv.co.jp/houdou/news/news_today.php