滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

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【0811/217:文化振興】フォーラム:「文化はぐくむ町に」、団体や財界、地域活性化策を議論

2008-11-30 22:43:36 | Weblog

 県内の文化団体や財界、行政などの関係者が一堂に集まった「文化・経済フォーラム滋賀08」が11月29日、大津市におの浜4の大津プリンスホテルで開かれた。約260人の関係者が県内の文化を生かした地域活性化策の議論に熱心に耳を傾けた。

 文化施設に使われる行政などの予算が減り、県内文化の継承に危機感を抱いた成安造形大の木村至宏学長らが、実行委をつくって今回初めて開いた。

 最初に、財団法人「地域創造」前常務理事の飛弾直文さんが講演。「古い文化を大切にし、新しい文化にも果敢に取り組んでほしい」と呼びかけ、企業の支援などを求めた。

 その後、大学教授ら5人によるパネルディスカッションがあり、大津市歴史博物館の松浦俊和館長は「文化財に恵まれ、琵琶湖の周辺には住民が残した文化がある」と県内の魅力を紹介。長浜商工会議所の高橋政之会頭は「町への熱い思いがないと、文化をはぐくむ町にならない」などと語った。最後にフォーラムの継続的な開催や各界の連携などを訴える共同宣言文を採択した。【近藤修史】

(11月30日付け毎日新聞・電子版:同日付け京都・電子版も報道)

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20081130ddlk25040354000c.html

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008112900136&genre=B1&area=S00

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