「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

何もしない日

2007-02-02 23:44:17 | 生活
昨日はNジムへ久しぶりに行って来た。その間は不動へ行っていたから、クライミングをしていなかったという訳ではないのだが…。Nジムでは相変わらず登れない。登れないと、よけいに行きたくなくなる。やっぱり、このジムは敷居が高いのかと思ったり、ボルダーはやはり若者のものかとも思ったりする。クライミングは、登れてなんぼというものだ。やっぱり登れないというのは悲しいし、惨めな気持ちも少しする。不動の小熊物語は目に見えた進歩はなく相変わらずの調子だが、今のところ楽しい。それは、少しずつムーブが繋がっているという実感があるからだと思う。自分がほんの少しでも進歩してるという実感が持てるのは嬉しいこと。しかしNジムは、しばらく遠ざかっただけで、またホールドの保持すら出来なくなっていたりする。Nジムへいくということはトレーニングとして課して行こうと決心したが、これはかなり強い意思を持たないと難しいかなとも思い始めている。
そんな気持ちが反映してるのか、今日は久しぶりに何もしない日だった。たまにはこんな一日もいいものだ。何もしない日も生きているのだから、全く何もしないということはない。実家の近所の、ご亭主を亡くされて最近一人暮らしになった遠縁のおばさんを午後から尋ね、ひとしきり昔話をしたりして過ごした。私と同じ歳だった一人息子を20年程前に剣岳で亡くされてもいる。その直後から私が山に行き出したのも、何か不思議な気もして来る。
取り寄せた老人ホームのパンフレットを見せながら、内にある老いの不安を出さず次の生活にまた夢を託していろいろ話されている姿を見ていると、逞しい人だなぁ~と改めて思った。